さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

タグ:奈良

https://satobico.jpさとびこ新サイト

昨日(2023年5月15日)、リリースしたばかりのほやほやHPです。
これからじわじわと育てていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

これにともない、以前にお知らせしたとおり、このブログもサイト内に移動します。
ですが、しばらくは閉鎖せず、過去記事をいつでもお読みいただけるようにしておきますので、お読みになりたいことがありましたら、どうぞお越しください。
閉鎖するときは、余裕をもって事前にお知らせいたします。


同様に、これまでのさとびサイトも当面、閉鎖しませんが
新規の投稿はございません。


あらたしいサイトは さとびこ としてオープンしました。
(構想してから何年もかかりました。やっと、今更ですが…)

1.お問合せ、お申し込みがわかりやすくなっています
2.バックナンバー(vol.32から)のコンテンツが見やすくなっています
3.ウェブ記事として、バックナンバーのコンテンツから転載もする予定
4.ウェブ限定記事も作っていきたい

ご購読のお申し込みは(+ボタンを押してみて)
+ボタンを押してみて

お問合せは、上のほうのメールボタンを押してください
お問合せフォーム


チームエルインクで力を合わせて作成しました。
関わってくれたみなさんに感謝します。

このサイトは設置して終わりではなくて、育てていくものだと思っています。サイトの維持費も今までよりも負担が大きくなりますが、決断しました。
編集部とみなさんとのオンラン状の架け橋となれるように頑張ります。
(でも、今は少し緊張しています!)


それでは、よろしくお願いいたします!

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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobico.jp/

お問合せはこちらからどうぞ

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さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

さとび読者の方、さとびマインドな事業をされている方へ。あなたの「さとび」を作りませんか。
企画立案のサポートから文案作成支援、リライト相談、編集デザイン、印刷仕上げやウェブ用のコンテンツづくり、ワンストップでさとびこ編集室がお手伝いいたします。ご相談ください。



 


 
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さとびごころは「リトルプレス」=小規模自主制作のマガジンです。
流通には乗っておらず、書店さまにはご厚意で並べていただいています。
ほとんどの書店さまから見ると「無視の対象」ですので(笑)、いくつかのお取り扱いスポット様のおかげで置かせていただき、ほとんどはメールによるお申込みを頂いてお届けしております。

それに対して、れっきとした出版社さんの場合。取次を経て、広く流通します。そのかわり返品もあるのですが。。リスクがある事業であるかわりに、ヒットすれば安定した収益になります。
大手さんが鎮座する東京は別格として、京都には奈良よりも多くの出版社があります。

 



(割り込み余談)さとび関係でしたら、「風は奈良から」の三浦雅之さんの著作『家族野菜を未来につなぐ』は、京都の学芸出版社発行でした。
ちなみに、奈良にも京阪阪奈情報教育出版があります。さとびも奈良の地酒研究の際に、お世話になりました。良書をお作りですので、ご注目くださいませ。


わたくしも学生時代に零細な出版社でアルバイトをしたことがありますので、従業員を抱えている出版社さんの場合は、いろいろと大変なところがあるのは垣間見ました。むしろ一人出版社さんのほうがポリシーと営業とのバランスがとりやすいのでは…と、外野からは見えたりします。

今回おじゃましたのは、一人出版社の実生社さんです。

以前このブログでご紹介したこの本の版元さん。

実生社焼畑
21世紀の縄文人を目指すわたくしとしては、持っておきたい一冊でした。

代表の越道京子さま
IMG_0938

京大のご出身で、いくつかの出版社勤務を経て2年前に起業されたとのことです。まぶしい!
わたくしのような、おそらく軽薄な??おばちゃんとも、ゆっくりお話してくださり、
ツボが似ているようで、大変盛り上がりました。

さとびのことは、本作りの参考にしたいともおっしゃっていただきました。


価格を800円にすべきとも
アドバイスいただきまして
300円にすべきと
言われなくてホッとしましたー!

さとびと交換で頂戴した本は、もともと購入したかった『キッチンから始めるSDGS』。

IMG_0941
 
SNSには書かなかったことを書きますと、
わたくし個人的にはですよ、SDGSという言葉を極力使わないようにしております。
ですが、ここはこのタイトルにすることで多くの人の目に触れ、販売につながるのだそうです。
なるほど。。。わかります。。。さすがです。。。

(なぜSGDSを使いたくなかったか?は、直接お会いできた方にはお話します笑)

『キッチンから始めるSDGS』は乾物や米粉を使ったメニュー紹介とともに
キッチンから未来を変えようと呼びかけた本です。
今、わたくしは雑草にとりかかっていますが
乾物と米粉も、重要視しております。
少なくとも米粉企画はやりたいと考えていますので、
楽しみに読ませていただきます。

実生社さん、今回は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。
リトルプレスのさとびは、その良さを活かしながら精一杯頑張ります。
これを機会に、これからもどうぞよろしくお願いします。

PS 新しいサイトのオープンが近づいてきました。近日お知らせします。

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さとびvol.48


今回の特集のテーマは焚き火。
安全に楽しく焚き火ができたら、あとは美味しいものを食べたり飲んだりして、それから問わずがたりの話なども始まったりして。
今回は誌上で焚き火気分を味わっていただけるかもです。


薪ストーブ販売店のKuberuさんにご協力いただきました。ありがとうございました。


特集の見出しをピックアップ!

vol.48特集1

vol.48特集2

vol.48特集3

vol.48特集4

今回は、企画記事がございます。

[企画取材]  《自分たちの地域は自分たちで守る》 あたかも村のヒーロー戦隊!高齢者の困りごとを解決する「かみきた〜孫の手会」 小谷雅美 (上北山村在住) + 編集部
 
孫の手会定例会議にて
じゃーん。上北山村の孫の手会のみなさんです。
みんなが、苗字でなく、下の名前で呼び合う幼馴染なのに、元のお仕事をうかがうと、強者ばかり。
そんなみなさんが故郷愛をもって、地域の課題に取り組むさまを、地域おこし協力隊としてこの村にやってきた民宿100年のおかみ、古谷雅美さんにレポートしていただきました。


高齢化と人口減が進む小さな村、上北山村。
このままじゃだめだ、、、という思いが発起人である富室さんの中にはありました。
だったらどうする?立ち上がれ。
それが孫の手会です。どんな状況でも、自分たちの手がある、取材を通してそう思わせられました。




いつもの連載も、お楽しみください。駆け足でご紹介します。

《PHOTO ESSAY これからの、これから》//////////////// No.10 ウソじゃないよね? by 都甲ユウタ(フォトグラファー)

毎回人気です。編集部が出会う人の中で、この連載のファンの人率が高くなっています!
発達障害の我が子を見守る父親の目線は、くすっと笑える温かさに満ちています。

連載《奈良の地酒と「小さな酒屋」の物語////////////////
第3回 西の京地酒処きとら(奈良市)  by河口充勇さん(帝塚山大学文学部教授)

奈良酒好きの人に贈りたい、河口先生の小さな酒屋取材。今回は、唐招提寺の近くにあるきとらさんです。
時代の変わり目に、不思議に出会い、きっかけをもたらした幾人かの人たちがいました。
酒蔵とともにお米づくりをする人が増えていますよね。その先がけとなる取り組みについても伺っています。

まだまだ続く小さな酒屋の物語、次回もどうぞお楽しみに。

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《森とともに生きる》//////////////// 十四代目林業家 ドタバタイノベーション奮闘記 第22回 by谷 茂則さん
恋豚
 
物語は、恋豚こと、恋する豚研究所に谷さんが乗り込み、目から鱗のインパクトを受ける段階を迎えています。
現在の取り組みである大和森林管理協会につながる隠されたドタバタをぜひお読みください。

 
《風は奈良から〜さとびごころ×七つの風》 #07 半農2Xに向かって進む//////////////// GUEST 入江透さん HOST 三浦雅之&阿南セイコ 

風は奈良から48入江くん2
この連載初のルーキー登場!以前ゲストにお迎えした近畿大学の北村先生の教え子さんでもあります。
このたび、宇陀市にて薬膳カレーのお店を開業すべく、レザークラフト職人活動ともども、張り切っています。

《田んぼの四季 冬》 //////////////// ほったらかしではない!冬のたんぼ by農家のこせがれさん 
IMG_7268一年を通じて田んぼの四季をお伝えしてきたこの連載も、今回がいよいよ最終回。冬は農閑期ともいわれたりしますが、農家の方々はその間どのようにして過ごしているのでしょう?田んぼを活用する先人の努力が農村文化として引き継がれてきたことも振りかえっていただきました。

 
季節によりそう暮らしと食養生-冬- ////////////////
第7回  by 三瓶 歌奈子さん
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毎回美しい写真とともに、東吉野村での暮らしぶりと季節の食養生をお伝えいただいています。
今回のレシピは菊芋とカブのポタージュ。もう、美味しそうでしょう?!
実は、次回で最終回になるのです。
残り少ない連載を、どうぞお見逃しなく。


《GOMIGEN最前線》////////////////
#13 激変する古紙輸出事情  by北井 弘 さん

ごみげん


今年度、北井さんらが中心となって「ごみ減量最前線」をテーマに開催されている「ごみ減量連続セミナー(全5回)」より、今回は第3回「日本の古紙・廃プラリサイクル市場の変化」についてご紹介いただきました。左は、講師の古紙ジャーナル社の本願貴浩社長。実は本社は奈良だそうで、びっくりです。
右は、最終回となる2月4日の「コロナ禍とごみ問題」講師の原田禎夫さん(大阪商業大学准教授)です。
セミナーに関するお問い合わせは 北井さん kitai@utopia.ocn.ne.jp まで! SATOBI COLUMN//////////////// 愛菌家みなみの日々是好菌(第12回)草野みなみさん     
身の丈しごと研究室 #08 戸上昭司 さん
さとび的読書さんぽ 嶋田貴子さん も健在です。ぜひお楽しみください。


さとびごころは、自然にも人にもやさしい社会を地域に根ざして考えるローカルマガジン。
今、誰もが口にするSDGs やサスティナブルは、人々の暮らしや生き方に反映されてこそ近づいていけるものと編集部は考えます。そんな方ために、お共となれる雑誌を目指して発行しています。
興味のある方は、お取り扱いスポットでお手にとってみてください。
または、編集部までお問い合わせください。



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100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン
さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
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身の丈しごとって?


「精神的、技量的、器量的な丈も含めた「身の丈」を精一杯に使い、
「仕事」の囚われから脱却し、
自由に自分の「しごと=すること」を考えてほしい」

 
という願いから、戸上昭二さんが提唱する言葉です。

さとびvol.40(2020.winter)から同じタイトルでコラム連載が始まりました。
これをきっかけに、
さとびづくりを通じて出会った仲間と
身の丈しごと研究会をリアルにたちあげ、定期的に集っています。
 
人は、自分でないものになろうとするときに疲れるのだと言います。
自分の身の丈は、低くしてみたり、高くしてみたり、
案外つかめていないもの。

戸上さんのワークショップを受けてから
身の丈しごとを見つめ直し
それぞれが歩んだ1年間のエピソードを持ち寄った
同窓会。

ワークショップでイメージしたことに
こだわってはいなかったはずなのに
不思議に、ほとんどのことが実現していました。
これには、みんなで驚き、喜びあいました。

本来の自分を100%生きることが、実は成長なのかもしれません。

21-1212-身の丈
 

最後に持ち寄りで食事をともにしました。

今日のメニュー
 
タイのカルパッチョ
ビーフシチュー
手作りパン
手作りスイーツ
コーヒー
(部員さんの手作り振る舞い料理、阿南家食堂も出前 笑)
やっぱり、最後はおいしく終わらないと!



こうして実践を重ねていきながら
これからの人のために
いずれは、小さなスクールに育っていくと面白いねと話し合いました。
さとびのコラム連載は今も継続中ですので、
チェックしてみてくださいね。


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サッカーボール

以前から知り合いだったサッカー好きの若者とモーニングをご一緒しました。FBやインスタグラムにも投稿しましたが、こちらでは少し加筆して書きますね。

 
たしかサッカーが好きすぎて、少年チームの指導者になるために退社したと聞いて以来です。
スーツ姿で現れた彼からもらった名刺には代表取締役の文字が。

 
子どもの頃からサッカーチームの所属し、府の代表にも選ばれたサッカー好き。育成してもらったチームで、指導者になることは早くからイメージしていたようでした。大学では教員免許も取得。しかし、「社会経験のない教師が、いずれ社会に出ていく子どもたちを教えられるのか?」との思いがあり、そのまま教員になるのではなく、新卒で営業マンになることを選びます。
入社した会社は、テレアポから顧客を開拓する厳しい仕事でしたが、いつしか営業が好きになり、トップクラスの成績をただきだし支店長にもなりました。その間も、サッカー活動は休まず続けました。


そして社会人としての手応えをもって、退社。念願のサッカー活動に専念するのかとおもいきや、サッカーそのもので収益を目指すと良い結果にならないと考え、独立して2020年に会社を起こしたのです。退社した会社とも良好なビジネス関係を保持しながらの円満退社です。

それが、さっきの名刺でした。

「僕、営業が好きなんです」

スポーツする人のガッツはすごいですね、得意の営業力で一年で黒字化。サッカー少年のために塾も開業しました。

「勉強しないのは、サッカーのせいだと考える親御さんもいるんです。だから、塾も必要だと思いました。練習が終わると、塾に移動して知り合いの店にオーダーした手作り弁当を食べてから、勉強します。(塾の指導者として、元同僚の秀才君を抜擢したのだそうです)」

塾の前後に子どもたちがコンビニで買って食べたりするのは胸が痛みますので、こんな塾があったら最高だなと思います。

 
一貫しているのは、何のためのサッカーか。プロになる一握りのためでなく、99パーセントの選手の人生を考えています。

 
「僕は母に育てられ、裕福とはいえなかったけれど、10代のとき母がどんな仕事をして自分を育ててくれたかを知って。
絶対ちゃんとしよう!って、そのとき思ったんです」

 
聞けばうちの息子たちより若くてびっくり。感動させていただきました。

 
わたしはさとびをプレゼントして、食のお話をしました。サッカーのためにも、長い人生のためにも、もうひとつ大切なのは食べもの。ほんとうの体力づくり。

彼が所属したチームでは、「十戒」と呼ばれるルールがあり、その筆頭にインスタント食品やファストフードを食べてはならないというのがあるそうです。指導者の慧眼に触れました。

「だから僕、社会人になるまでそういうのを食べたことがなかったんです。僕が指導するチームの子どもたちにも、おにぎりを食べさせます。少年サッカーでは、1日に何試合もすることがあるんですけど、試合と試合の合間にも練習させるチームもあります。僕らは日陰で休んで、おにぎり。そうすると、最後の決勝の頃に体力の差が出てきて、勝てたりするんですよ。練習すればいいというものではないと思うんです」

こんな考え方にも共感しました。

無農薬の野菜は、購入するとなるとどうしても高価になりますので、自給がベストだとおすすめしました。

菜の花畑-2021-11-12


「プランターでも栽培できるし、植物観察になるから理科の意識も広がるよ。畑カツする場を見つけることができたら、土の上に立って生き物に触れることは心にも多大にいい影響があると思うよ」

このあたりは、ついつい熱弁しちゃう(笑)。

 
とても興味をもってくれて、嬉しく思いました。

 
このサッカー好きの彼とは、株式会社PEPの島拓真さん。次は会社と塾を見学させていただきますね。いつかさとびにも登場してください。
 


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