「さとびごころ」は、100年住み続けたい奈良をキーワードに季刊で発行している小さな地域マガジンです。地域研究会俚志による創刊の2010年以来、編集に参画していたオフィスエルインクが、2018年からは運営をバトンタッチされることになり、この機会に少し新たな気持ちで発刊していきたいと思っています。
「自然にも人にもやさしい奈良」-----なんだか、ありきたりな言葉になってしまいますが、これがこれからのコンセプトです。
どんなに科学技術が進歩しても、今ある自然が健やかであり続けなければ100年後の幸福は考えられず、どんなに制度が出来ても顔の見える信頼関係や思いやりがなければ、孤立や分断を生んでしまう。
自然にも人にもやさしい地域づくりが求められています。
編集部では、ページ数も発行部数も限られた小さなマガジンなりの切り口を見つけてお届し、読後に自分たちが暮らす奈良をまたひとつ愛しく思えたり、誰かにやさしくなれたりするといいなあと願っています。また、よそ行きの奈良よりも、土着の奈良に寄り添う地域マガジンであることが「さとびごころ」の役目であるとも考えています。
なお、「さとびごころ」は一部をのぞき書店には並ばず、定期購読される方やサポーターの皆様に支えられているため、あまり知られていないことでしょう。ホームページでバックナンバーを公開していますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。そして、もし共感してくださる方がありましたら、応援していただければ幸いです。
2010年3月 創刊(地域研究会俚志発行)当時の表記は「俚志」
オフィスエルインク=レイアウト担当
2011年9月 編集会議制になり企画にも参加
2015年4月 オフィルエルインク=編集担当。
ロゴを変更「さとびごころ」へ(21号)
カラー化 スタート (21号)
ホームページリニューアル(21号)
2018年1月 32号より、編集発行をオフィスエルインクに移管
編集方針・・・100年住み続けたい地域には自然にも人にもやさしい思想と
取り組みがある、そんな事例を紹介して地域に貢献する。
バックナンバーをウェブで公開
http://satobigokoro.org/
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2000年ごろDTPとの出会いから「いつかは一人でもメディアを作れるかも・・・」と考え始める。
自然環境と調和した社会のあり方・暮らし方に関心を持ち、情報を集めるようになる。奈良で発行されるいくつかの雑誌(「あかい奈良」など)で取材や編集デザインを経験。
2010年、俚志(当時の表記)の創刊に参画、2018年から編集長兼発行人に。2021年から夫も巻き込む。
「自然にも人にも」の視点から共感できる個人・法人からの依頼を中心に、編集を生かした情報発信や企画制作を通じて人と地域のしあわせに貢献することをモチベーションに活動中。
部屋づくりの画像を見るのが好き。 楽しみは畑活と情報収集の旅。