さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

カテゴリ: vol.38

秋も深まってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか

遅くなりましたが、バックナンバー38号をアップしました。今年の夏を思い出しながら、または来年の夏が近づいてきたら、もう一度開いてみてください。

38号アップ

http://satobigokoro.org/archives/1704

特集ページは、まとめて読めるようにしました。
その他の記事は、目次からリンクしています。
連載は、過去も遡って読めるようになっています。
お暇なときに、さとびのサイトへお立ち寄りくださいませ。

現在発売中は39号(特集 街路樹考察)です。宜しくお
願いします。

早くも今年も残り少なくなってきましたね。編集部は冬号に向けて、またそわそわしてきました。
次号(40号)が出る頃は、来年。体も心も温まる温泉をテーマにします。

クスリに頼らないで、自分の本来の免疫力を高めて健康に暮らしたいと思ったら、
まずはとにもかくにも、体を冷やさないことが肝心です。
湯治と言う言葉がありますね。温泉には、本当に治す力があるのではないでしょうか。 
自宅のお風呂とは少し違う温泉ならではの癒しを求めて地元旅がしたくなるような
特集になるといいなと思います。

更新してくださった皆様、ありがとうございます。  

発送の時、定期購読の期限が切れる方にご案内をしています。
いつも、「更新していたらけるかなー」、と少しだけ思うんです。
だから、更新していただくと、とても嬉しい。
読み続けたい(応援したろ、とか)と、思っていただけるような
雑誌になりたいと思います。精進します。


 

 

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オノ暮らし蛍

連載 第3回 今日も晴々(ハルバル)オノ暮らし
小野晴美(オノ暮らし主宰 山の家harubaru運営)

下北山村で「人と自然に優しい素敵暮らし」を手作りする小野夫妻が主宰するのが「オノ暮らし」。
下北山村は、奈良県の南東部の県境にある奥深い山里です。地域おこし協力隊としてこの村に移住してきた二人には、その風土あっての、人の暮らし方や守り育てられてきた自然へのリスペクトと感謝があります。今回はそんな気持ちを綴ってくれました。

オノ暮らしはいつでも進化しています。第2回の連載では、夫マサハルさんがセルフビルドのカフェ作りに挑戦していることが書かれていましたが、今回は、ひよこを飼い始めました。いえ、記事掲載時には、ひよこだった雛たちは、今ではトサカが現れるまでに成長し、山の家ハルバルから出てくる野菜クズなどを旺盛に食べています。

山里だからこそ実現できるオノ暮らしには、山里に住んでいなくても受け入れたい考え方と実践がたくさん含まれていますので、さとび読者の皆様にはきっと共感していただけるのではないでしょうか。

写真は、「山の家harubaru」の庭先で今年見られたホタル。ここはビオトープになっており、6月には、村内でもとりわけたくさんのホタルの舞が見られます。パーマカルチャーの畑があったり、広葉樹が植えられていたり、鶏小屋があったり、建設中のセルフビルドカフェもあります。しかも、さとびごころ のバックナンバーもリビングルームに並べてくださいっています!!!山の家harubaruに、一度お泊りになってみてはいかがでしょうか。予約状況はオノ暮らしHPでチェックできます(これまたハンドメイドなスケジュール表で)。

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連載 山と今日から始まる物語#02
谷茂則(一般社団法人大和森林管理協会)

前回から連載が始まりました、山と今日から始まる物語、通称ヤマトキョー。
谷林業の谷さんが、奈良県の森林について経営、管理をおこなう法人(愛媛大学名誉教諭の泉英二理事長)を設立されたことを機会に、その理念や活動について執筆していただいています。

(谷さんのこれまでについては「ドタバタ」のほうで書いていただいています。)

今の政策が国産木材の増産を強く求める方向に向かっていることはご存知でしょうか。
林業の中でも素材生産業に光が当たり、一見正しいことのように見える「安定供給」が実現されれば、せっかく積み上げてきた森林資産を一気に伐採してしまうのではないかという恐れを感じると谷さん。


豊かな循環サイクルを作り上げるのか、資産を取り崩すのか、森林林業関係者の選択にかかっているとし、自然に寄り添い最大限に活かしながら生きていくシステムを創ることに一つの答えがあると語ります。

奈良県は、吉野林業という山を生かしながら経済を作るシステムが構築された場を持ちます。
取り返しのつかない皆伐一辺倒でない森の経営や管理が行われていくとしたら、編集部も望むところでありますので、ヤマトキョーの活動を通して、奈良の森の現在を追っていきたいと思います。




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天神祭

連載 GOMIGEN 最前線 #04

 天神祭ごみゼロ大作戦 市民の力で大きな成果

北井弘(ごみ減量ネットワーク主宰)

大阪の天神祭では、2016年の調査で、60トン発生したごみのうち、40%がリサイクル可能であることがわかりました。その翌年は、14箇所のスーテーションにボランティアスタッフが立つと、お客さんが例外なく快く協力してくれたそうです。そして昨年は、資源物の回収が3.7トン、リユース食器の回収は96%に。これらが100%市民の力で始まったとのこと。大阪市民、やりますね。

ごみ減量ネットワークを主宰している北井弘さんは、さとびごころ の創刊時からお世話になっているジャーナリストさんでもあります。2号の特集「ごみゼロへの挑戦」を執筆され、今ではつとに有名になった徳島県上勝町、福岡県の大木町、神奈川県の葉山町などの例をいち早く紹介してくださいました。
ご自身でも、「ごみ減量ネットワーク」を主宰され、全国で講演活動もされています。
特集の最後に、


「この運動を進めていくにあたっては『鳥の目(社会の仕組みを動かそうとする活動)』と『虫の目(一人一人の活動)』の両方を備えた取り組みが不可欠だ」
 


「(日本での脱ごみ焼却の動きが芽生えつつあり)この小さな芽がすくすく育って10年後には大きな花をつけ始めることを、私は固く信じているし、そのために力を尽くしていきたい」
 

と、書き記しておられました。
そして、10年が過ぎました。北井さんの信念は変わっていません。
まだまだかもしれませんが、ごみを減らすことへの意識は確かに高まったと思います。少なとも、ソーシャルな活動が各地で活性化していることは確かです。さとびごころ も、こうした動きへの追い風でありたいと思います。

イベントは、たくさんの人が集まるので、意識づけにも役に立ちそうですね。そもそもごみを出さない、リユースする、リサイクルする、この原則でライフスタイルが変化していくといいですね。 

虫の目活動として、わたくし、遅ればせながら(過去に挫折経験のある)ダンボールコンポストを始めました。今はユーチューブが何でも教えてくれますから、自分にあったやり方を研究することができます。やってみると、これが意外にも楽しくて、毎日コンポストの蓋を開けて混ぜています。これをもちまして、我が家の野菜クズは消えることになりました。楽しいエコロジー、あなたも興味のあるところから始めてみませんか。
 


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ハチ

連載 種生む花 #05  「昆虫少年」三浦雅之&陽子


さとびごころ が出会う人たちの中に、「子どもの頃は昆虫少年だった」という率が高いのです。

今の子どもたちは、昆虫と遊んだりするのでしょうか。
塾に追われていないかな?ゲームの方が好きかな?

自然にも人にもやさしい感性を育むため、夏休みはぜひ
昆虫が生きているような場所へ 連れて行ってあげてください。

昆虫少年といえば、三浦さんです。
管理人(わたし)は知っています。
昆虫の話になると、ワクワクスイッチがオンになる人であることを!

そこで今回は、三浦さんの好きな昆虫ベスト5を伺いました。
一つだけ、おしらせします。第5位は、ミツバチ。
その理由は?そして4位から1位は?

続きは、さとびごころ が届いたらお読みくださいね。


 
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