陽楽の森講座に通っています。
わたくし、直近のお話会で、「里山は現代のハラだ」ということを言っています。ハラというのは縄文人が食糧や資材を調達した集落の周辺地帯です。そのまんまですよね。
このブログでもご紹介したことのある陽楽の森講座。
さとびで連載していただいている谷茂則さんが代表(やそれに準ずるもの)をされている団体は数多くありますが、
今年から始動した通称 陽楽講座を主催する「チーム・めだか」もそのひとつ。
編集部も陰ながら協力させていただいています。なぜなら、講師の皆さんが揃って興味をかきたてられる方が多いから。コーディネーターの鳥取大学特任教授家中先生のお力です。
(家中先生にも定期購読していただいています。ありがとうございます)
今年6月から毎月1回のペースで行われており、今月は第3回。
講師は、湯本貴和氏。京都大学名誉教授、元ky法と大学霊長類研究所所長、前日本生態学会長、、、という家中先生のコネクションがなければ、お会いすることはなかったであろう(あなんの場合ですよ)方がいらっしゃいます。
チラシに記載されたテーマとは変更がありました。
チラシに記載されたテーマとは変更がありました。
元のテーマは、「生物多様性と文化多様性-環境史の視点から」というものでしたが、直前の告知によりますと、以下のように変更になっていまして、さらに聴いてみたい内容となりそうです。
わたくし、直近のお話会で、「里山は現代のハラだ」ということを言っています。ハラというのは縄文人が食糧や資材を調達した集落の周辺地帯です。そのまんまですよね。
今わたしたちは里山が耕作放棄地化し、過疎化している現実を知っています。
でも、本当はかけがえないものを棒に振っているのではないか。
そんな思いから里山というキーワードには、ひっぱられてしまう。
人口のほとんどが都市に集中する現代において、里山と人は(一部の環境意識の高い人たちだけでなく)どのようにつながっていけるのでしょう。なにかアイデアを得られるでしょうか、そんな思いで参加してみたいと思います。
この会場で配布されている「陽楽の森通信」の編集には、わたくしも参画しています。
家中先生は、社会学の立場から陽楽の森(陽楽というのは実際の地名です)で起こっていることに注目され、トヨタ財団の助成を受けてこのプロジェクトを実質的に立ち上げられました。
こんなふうな紙メディアを作りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひお手伝いさせてくださいね。さとびづくりをしてきた経験がお役にたてるようでしたら、喜んでやらせていただきます。
『陽楽の森通信』創刊号が、WEBサイトで読んでいただけます。pdfのダウンロードもできます。お一人お一人お渡しできませんでしたが、ぜひ、このWEBサイトからご覧になって下さい。「陽楽の森」の経緯や歴史的背景について、そして今後の構想も、次の4つのエッセイの構成によって、知っていただくことができます。ぜひご一読を!谷 茂則「陽楽の森を開く」伊藤立平「『町中の自然』への新しい眼差し」田村広司「チャイムの鳴る森」家中 茂「コモンズとは」
家中先生は、社会学の立場から陽楽の森(陽楽というのは実際の地名です)で起こっていることに注目され、トヨタ財団の助成を受けてこのプロジェクトを実質的に立ち上げられました。
わたしも、これを機会に家中先生とゆっくりお話しできる機会に恵まれ、学びをいただいております。
(凄まじいまでの実行力に唖然としながら笑)
この講座は来年3月まで全部で10回行われます。(9回から10回に増えました)
キーワードだけをご紹介しますので、興味のある方はウェブサイトhttps://toyouraku.comでお確かめください。
キーワードだけをご紹介しますので、興味のある方はウェブサイトhttps://toyouraku.comでお確かめください。
9月 ちいさな自然再生
10月 土中環境(あなんが個人的にとりわけ心待ちにしている講座!)
11月 菌の声をきく
12月 内山節先生来る
(ここから来年)
1月 伊藤立平さん=さとび執筆者・サポーター
2月 療育と森
3月 撤退学
11月 菌の声をきく
12月 内山節先生来る
(ここから来年)
1月 伊藤立平さん=さとび執筆者・サポーター
2月 療育と森
3月 撤退学
では、8月20日、現地でお会いする方、どうぞよろしくお願いします。
このごろ、ワークショップや講演会の情報に目がいくことが多く、もはや世の中が勉強会だらけになっているかのような気がしてきます。ウェブ視聴ができるようになったこの時代、開催地がどこであれ、その気があれば参加できます。どれも、それぞれに興味を感じますが、すべてに参加していたら、毎日のように何かがありますし、それぞれ何千円かの参加費が必要であることが多く、お金もばかになりません。
ですから、自分が関わっていることやさとびの取材にもなるようなことに絞っております。それだけでも多くの情報で水浸しになりそうです(笑)
セミナージプシーという言葉があるように、学ぶだけでは何も変わりませんので、学習会の参加回数ではなく、ひとつでもいいからピンときたことを小さく実行してみることで、すごく面白いことが起こっていくのではないかと思います。実行をともなっていると、ジプシーをしている時間がなくなります(笑)
陽楽講座をお選びの方と、お目にかかれたら嬉しいです。
そうそう、さとびもちいさく「学びとうれしさのある場づくり」活動を始めました。
8/28 スパイスカレーセミナー 10/10 雑草キッチンセミナー (その他企画中)
本当にちいさな場づくりですので、相当なご縁のある方との出会いができそうで、企画するのがとても楽しみです。こちらも、どこかでお会いできたら嬉しく思います。
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100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン
さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/
ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。
オンラインショップはこちら。
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