さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

カテゴリ: さとびお取り扱い店

豊住書店さんに行ってきました。


閉店されるとの驚きの知らせが飛び込んできたのは、47号をお届けしようと準備していた頃。

部員さんが若い頃から大好きだった書店。国土地理院の地図が我が家の本棚にずらりと並びました。
「豊住さんだったら置いてくれてはる」

奈良で暮らす人の多くは、この書店にその人ならではの思い出があったことでしょう。
それでも時代はアマゾンへと流れていきます。
店主さんも次の世界へ旅立っていかれました。

さとびごころのリスタートから間がない頃は、
以前からのお取引とは知っていても、おどおどしながらお届けしたものでした。




最後の精算は、vol.46とvol.47をまとめて。
ご連絡をいただいて、かけつけました。
vol.47は閉店までの短い間に、それでも1冊売れていました。

vol.46は完売していました。

(なんだかこれを書きながら涙ぐんでいるんですけど)
マイナーな雑誌でも、応援してくれました。
路面の見えやすいところに置いてくださるだけで、どんなに嬉しかったか。

「売れる雑誌をつくりなはれ」

今も噛み締めます。どんな企画をどう編集したらいいのか。
わたしは、「売れる」ことを考えるのは苦手だと決めてかかっているのではないか。
売れることをあまり大切にしてこなかったのではないか。
編集部が伝えたい気持ちからの発想に偏っているのではないか。
豊住さんの言葉を思い出すたび、考えさせられました。 

相変わらず、マイナーこのうえない雑誌ではありますが、この頃少し動くようになりました。
売れるということは、人に届いたということ。
売れるということは、求められたということ。
売れない本をひとりよがりで作るのではなく、読者さんに心から届けるつもりで作る。
これからも、編集部なりの努力を重ねていきます。

豊住書店さま、ありがとうございました。





 
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みなさん、こんにちは。今日は日曜日でしたので、外出された方も多かったかもしれませんね。
あなんセイコは、高山のこもれび市に、行ってきました。
たかやまこもれび市

生駒市の高山地区は、すぐ近くまでニュータウンが迫っていますが、そこだけタイムスリップしたように昔ながらの風景が残っている希少なゾーンです。その高山地区内で行われている地域活性化イベントが高山こもれび市。さとびこグッズの紙箱を作っていただいてるnomichiさんに案内していただきました。

高山こもれび市FBページ
https://www.facebook.com/takayamakomorebiichi/ 

主催者さんの思いはこちら
500年も連綿と継承されてきた茶筌作り、そして茶道具や編み針などのモノづくりの心が今も息づく里、生駒市高山。さらに自然豊かな風土もあいまって、ガラス工芸、木工芸、アイアンクラフトなどのものづくり作家も多く在住しています。
また、この地は高齢化の進行する一方で「自然の中で子育てを」と若い世代も移住してくる地域でもあり、子育て支援、高齢者支援などのボランティア活動家も増えてきましたこんな環境にあって自然発生的に、手作り市、人と人のつながるイベント開催への機運が高まり、地域の有志で実行委員を立ち上げました。
上記サイトにある手から手へ…というキャッチコピー…「手」が流行っているんでしょうか(TEtoTEもそうなんですよね)。「手」が大切にされるなら、嬉しいことです。
駐車場も確保されていて、多くの来場者で賑わっていました。関係者のみなさま、ご苦労があったかと思いますがお疲れ様でした。駐車場から会場へ向かう方向には、山が削ぎ開かれたような場所に、ソーラーパネルが並んでいて、その上のほうが平坦になっていて、そこに高山こもれび市の拠点があり、周辺に約20ブースが並んでいました(ソーラーパネルは昨今の山では、避けられない風景になってきていますね…)。


このブースに中で、「寺川とうふ+」さんを見つけました。
寺川さん1


寺川さんは、以前に「近自然と奈良の森」という冊子を作ったとき、申し込んでくださった方なのでよく覚えています。いつかお会いしたいなと思っていました。ご挨拶して、さとび(vol.47)を一冊お渡しすると、ご購入していただき

「これ、どうしたら買えるんですか。こんな雑誌を読むような人にうちの商品を使ってほしいんですよね」

って、ものすごく嬉しいことをつぶやいてくださったので、 「ぜひお取り扱いスポットになってください!」と熱望しましたら、OKしていただきました。ありがとうございます。

寺川さんは「寺川とうふ+」として、お豆腐以外にも、大豆つながりのいろいろをお取り扱いされています。

寺川さん2


例えば、これらの醤油をかけて冷奴を食べたり、湯豆腐や鍋で食べたりしましょう、ということですね。ひとつひとつの商品に、寺川さんがセレクトされた理由があります。そんなお話を伺いながら選ぶのがまた、楽しそうですよ(わたしはぽん酢を買いました)。登美ヶ丘にあります店舗のほうにも、ぜひお運びください。

寺川とうふプラスさんでのお取り扱いは次号vol.48(冬号)からになります。今これを書きながら、残り少なくなったバックナンバーも少しお持ちさせていただけたらなあと思い始めています。

晴天に恵まれた楽しい日曜日でした。






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新しい販売スポット 心と体の調和サロンOwl様


こんにちは。さとびのお取り扱い処がまたひとつ増えたお知らせです。なんと、大阪府高槻市です。

奈良のローカルマガジンさとびごころのお取り扱いどころは、ほとんどが奈良県内ばかり。
そんな中、奈良で行われたあるイベント(後ほど投稿します!)で出会った方に自己紹介としてvol.46をお見せしたところ、さっと目を通していただき、「うちで扱いますよ」とおっしゃっていただきましたのが、女性のための自然治癒力を高めるサロン「心と体の調和サロンOwl」様です。
OWL様




奈良の話ばかり載っているのですが、いいのでしょうか?
大阪でも奈良の取り組みや、雑誌に登場される素敵なみなさまのことが伝わるとすれば喜びます。
何より、さとびが大切にしていることが伝わったような気がして、それが一番嬉しかった。

vol.47からのお取り扱いとなります。もしもOwlさんとご縁のある方がいらっしゃいましたら、ぜひさとびを手にとってみてくださいね。 

Owlのセラピスト 千洸さん 


 千洸さん
セラピストの千洸さんは、都会で生まれ、自然とはかけ離れた暮らしの中で育ったそうです。けれども、20代の頃「子宮内膜症」から「子宮頸癌」を発症してしまいました。
病気と向き合う中で、食べ物のこと、自然のことを学び、今では妊娠OKというところにまで健康を取りもどしたという経緯があります。「女性のための自然治癒力を高めたい」とおっしゃるのは、こうしたご自身の命にかかわる経験からきているのですね。

わたくしの周りにも、若い世代の中に(つまりほどんどの方がわたしより若いわけですが)、ストレスや病気を患い、暗い闇から這い出るように食養にたどり着き、ライフスタイルとされている人がいます。

昭和生まれの人間からすると、桁違いに食べものや自然環境をとりまく条件は劣化していることを日々痛感しています(いえ、わたしたちの世代でさえ、「ほんの30年前までは、ものすごくよかった」と言われていました)。でも、だからこそ、こんなふうに自分の力で出会うべくして出会ったものによって健康を取り戻されたお話を聞くと嬉しくてたまりません。

Owlさん、今後とも宜しくお願いします。



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こんにちは。
今日は、新しいお取り扱いどころのお知らせです。
vol.46の特集「薬食同源奈良」で協力と監修をお願いしましたクレメンツさんが主宰されます
精霊の森」様で、vol.47よりお取り扱いいただきます。

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店舗として、というよりもクレメンツさんご自身からお求めいただくことになります。


HPにあるような各種講座の際や、直接のお知り合いの方は、ぜひお求めください。


クレメンツさんは、宇陀市にあります予防医療(人間ドック・健診システム・免疫細胞治療)の施設「グランソール奈良」で、人間ドックを終了された方向けの専用レストランで料理の監修もされていますので、同院でもお手にしていただけるとのことです(この件についてのお問い合わせは、精霊の森様までお願いします)。
こちらのレストラン、別の方面から耳に入ってくる情報によりますと、
受診された方に、大変評判がいいんですって。
やはり、ですね。なぜが編集部も嬉しくなります。

46号をきっかけにお求めいただく方や、定期購読を申し込まれた方、
また、「講演をお願いしたいので、クレメンツさんを紹介してほしい」という方など、
いろいろな反響がありました。

食べものは薬でした。

くすしき食べものとは?どんな食材でしょうか?
くすしくない食べものも、たくさんありますね。
ぜひみなさんも、普段から食べているものを意識してみてください。

精霊の森、クレメンツ様、これからは お取り扱い店としても宜しくお願いいたします。


なお、まだ具体的な日取りは発表できませんが、読者の皆様の中で
クレメンツさんのおはなしを聞いてみたい方を対象にワークショップを企画する構想があります。
時節柄もあり(いや、そうでなくてもさとびの身の丈からして)小規模なものになると思いますが、
決定しましたら告知しますので、興味のある方はこのブログやFB、インスタグラムなどで情報を受け取ってくださいませ。

↓ 編集部にご来訪いただいたクレメンツさん。
46号クレメンツさん


 



  




 
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さとびごころは、ウェブからお申込みいただくほかに
現在奈良市内中心ではございますが、書店でお求めいただけます。

このほど、高の原の「サンタウンプラザすすらん館」内の「たつみ書店」さまでも
お取り扱いいただくことになりました。

たつみ書店様

こんな本屋さんをふらっと訪ねて、前から欲しかった本を見つけたり
なんとなく買った本が運命的だったりするのが楽しいですよね。

あの、奇跡のりんごの木村秋則さんも、本屋さんで偶然に棚から落ちてきた本が『わら一本の革命』だったというのを読んだことがあります。
書店は、「偶然」が生まれる場所だから面白い。

ネットは決め打ち、書店は偶然。
さとびを偶然見つけてくれる人がいらしたら嬉しいです。




vol.46から並びます。


 

〒631-0805 奈良市右京1-3-4 サンタウンプラザすずらん館208
TEL 0742-71-7803
高の原駅から徒歩4分です。
お近くの方、お勤め帰りにでも、ぜひお立ち寄りください。


たつみ書店は、読者の方からのご紹介でご縁ができました。F様、ありがとうございました。


また、奈良市以外の書店様でも取り扱っていただけますよう努力中です。
さとびを取り扱ってもいい、というお話がありましたらぜひご紹介ください。

 
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