ようこそ、昨日の続きの記事へ。
小谷さんが可愛がっている苔のテラリウムを見せてくれました。
プラスチックケースや瓶の中に 緑色や少し茶色がかっている苔たちが暮らしています。
今日書くのは、民宿100年の小谷さんからうかがったワンダフルな苔の話です。
どこまで覚えてるのかしら。間違っていたら、後日訂正しますので、「 ちゃんとやるより今やろう」の精神でいってみましょう。
どこまで覚えてるのかしら。間違っていたら、後日訂正しますので、「 ちゃんとやるより今やろう」の精神でいってみましょう。
民宿100年さんがある上北山村は、大台ケ原が有名で多くの登山家に愛されている場所柄です。その大台ケ原は苔のメッカでもあるんですって。
「わたしたち今、苔の勉強会をやってるんです。大台には日本の苔1400種類のうち400種類が集まっていて、かなり苔の種類が豊富な場所なんだということがわかってから、ここは『苔推し』なんじゃないか?って思って勉強し始めたんですよ」
専門家の先生に習って勉強もしています。身近な場所から苔を採集してきて、テラリウムで育てながら自分たちなりに調べて同定し、記録するということもしています(なかなか難しいって)。苔の研究はまだ始まって日が浅いので、日本各地の苔好きさんのこんな活動も大切な研究のひとつになりうるとのこと。
「でも、苔を同定したり名前を覚えたりしなくても、ただ見るだけでとにかく素晴らしいんです」
「わたしたち今、苔の勉強会をやってるんです。大台には日本の苔1400種類のうち400種類が集まっていて、かなり苔の種類が豊富な場所なんだということがわかってから、ここは『苔推し』なんじゃないか?って思って勉強し始めたんですよ」
専門家の先生に習って勉強もしています。身近な場所から苔を採集してきて、テラリウムで育てながら自分たちなりに調べて同定し、記録するということもしています(なかなか難しいって)。苔の研究はまだ始まって日が浅いので、日本各地の苔好きさんのこんな活動も大切な研究のひとつになりうるとのこと。
「でも、苔を同定したり名前を覚えたりしなくても、ただ見るだけでとにかく素晴らしいんです」
小谷さんが可愛がっている苔のテラリウムを見せてくれました。
プラスチックケースや瓶の中に 緑色や少し茶色がかっている苔たちが暮らしています。
(ネットで調べてみると、本が出ていたり苔ショップがあったり、、、、流行しているんですね。)
葉緑素を持っていて光合成もするけれど、植物のようで植物ではなく、胞子で増え、根がなくて(根のように見えるのは自分の体を支えるためのもので根の機能はもっていない)、自分の体そのものから水分を吸収しています。
「だから、ほら、こうして水をスプレーしてやると。。。」
「だから、ほら、こうして水をスプレーしてやると。。。」
茶色っぽく見えていた苔がみるみるうちに水を吸ってむくむくと瑞々しく立ち上がってきました。そして緑色に変化してしまう。うそ?!って思いました。
「茶色に見えるのは枯れているんじゃないんです。お休みしているだけ」
「茶色に見えるのは枯れているんじゃないんです。お休みしているだけ」
テラリウムは、苔のリカちゃんハウスのよう。自分もテラリスムの中に入ったつもりになれば、そこには草原が広がっているかのようです。しかし、古谷さんはこんなものじゃないと言わんばかりに、、、
「肉眼で見るだけじゃなくて、ものすっごく面白いのはルーペーで見ること。もう、感動!!しますよ」
というやいなや、ルーペを持ってきて、見せてくれました。のぞいてみると、草原ではなくて、森でした。
ルーペにも使い方があります。親指と残り4本の指で握り、親指の爪を自分の頬にくっつけた状態で苔を見るんです。つまり、顔と苔が、近い!!!ですから苔観察のときは、みんな地面を這うようにして夢中になるので、外から見るとあきらかに変な人たちなんだとか(やってみたい)。
後日、ルーペごしの写真をプレゼントしてくれました。こちらです。


ここまでくると、ちょっと怖いような気もしますね。ボタンのように見えるのはきっと胞子です。
苔は胞子からも増えるし、クローンのように苔そのものが増殖する形でも増えるそうです。
ルーペから離れると、現実の世界に戻ってきます。夢から覚めたような、別世界に飛んでいたんだなあという気分になり、不思議にさっぱりします。
民宿100年さんでは、誰でもテラリウム観察できるよう置いてありますので、ぜひ顔を近づけてよーく見てみてください。可愛い世界が広がっています。テラリウムそものも清涼感があって、お部屋に飾りたくなるルックスです。
詳しくはぜひ民宿100年さんを訪ねてみてくださいね。苔以外の、ご当地の楽しみかたもたっぷり教えてもらえますよ。わたしたち、初夏のうちに大台ケ原へ行ってみようと思っています。
最後に小谷さんの一言。
「奥深い山に行かなくても、身近なところに苔はありますからその気になれば見つかりますよ」
そう聞いたら、見つけたくなるものです。自宅付近で苔を探して、見つけたらなんちゃってテラリウムに挑戦したくなりました。(苔、ないかなあ)
「肉眼で見るだけじゃなくて、ものすっごく面白いのはルーペーで見ること。もう、感動!!しますよ」
というやいなや、ルーペを持ってきて、見せてくれました。のぞいてみると、草原ではなくて、森でした。
ルーペにも使い方があります。親指と残り4本の指で握り、親指の爪を自分の頬にくっつけた状態で苔を見るんです。つまり、顔と苔が、近い!!!ですから苔観察のときは、みんな地面を這うようにして夢中になるので、外から見るとあきらかに変な人たちなんだとか(やってみたい)。
後日、ルーペごしの写真をプレゼントしてくれました。こちらです。


ここまでくると、ちょっと怖いような気もしますね。ボタンのように見えるのはきっと胞子です。
苔は胞子からも増えるし、クローンのように苔そのものが増殖する形でも増えるそうです。
ルーペから離れると、現実の世界に戻ってきます。夢から覚めたような、別世界に飛んでいたんだなあという気分になり、不思議にさっぱりします。
民宿100年さんでは、誰でもテラリウム観察できるよう置いてありますので、ぜひ顔を近づけてよーく見てみてください。可愛い世界が広がっています。テラリウムそものも清涼感があって、お部屋に飾りたくなるルックスです。
詳しくはぜひ民宿100年さんを訪ねてみてくださいね。苔以外の、ご当地の楽しみかたもたっぷり教えてもらえますよ。わたしたち、初夏のうちに大台ケ原へ行ってみようと思っています。
最後に小谷さんの一言。
「奥深い山に行かなくても、身近なところに苔はありますからその気になれば見つかりますよ」
そう聞いたら、見つけたくなるものです。自宅付近で苔を探して、見つけたらなんちゃってテラリウムに挑戦したくなりました。(苔、ないかなあ)