さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2022年11月

こんにちは。あなんの雑談です。
秋も終わりに近づき、紅葉が落ちて、枝のシルエットが美しい季節になってきましたね。

昼と夜、暖かい日と冷える日の温度差で風邪をひきやすい時期ですね。

風邪は、体調を悪くすることで何かを教えてくれているメッセージだと捉えています。
わたしが駆け込み寺にしている鍼灸整骨院の先生も「風邪をひくのはいいことだよ」とおっしゃいます。ですが、重篤化すると辛いですから、ひきはじめの「あれ?」というサインに気づくのが大切ですよね。
風邪をひくから、体の免疫力が鍛えられます。風邪をひくことは、むしろ大切なのかもしれません。



CMで何度も何度も何度も、風邪の症状がでたらこれ!と洗脳されているうちに、それだけが選択肢だと思ってしまうことはありませんか。わたしは基本風邪薬は飲まないため、飲む人の心理がよくわからないのですが。。。

微熱、寒気、倦怠感、くしゃみ、鼻水。。風邪の初期症状がでたら、体を温めて休みましょう。仕事を休む。早く寝る。とにかく体を横にして、楽になることだと思います。体は、本来の状態へ戻ろうとしていろいろ働いてくれているのです。それを応援する意味で、食欲がなければ食べなくていいので(食べるということは内臓が疲れます)仕事に専念できるようにしてあげましょう。

体を温めるには、暖かい飲み物がおすすめ。暖房よりも、体の中から温めるのがいい。服装も暖かくして。寝ているうちに汗をかいたら、調節しましょう。

同じ寒い日でも、なんともないこともあれば、体調を崩すことがある。疲れていて、自分が弱っているときに崩すんだと思うんですね。崩れてしまったら、まずは休みつつ、それを機会に「もうちょっと免疫力を高めようかな。食べ物に気遣いしようかな。運動もしようかな」と考えることもできるでしょう。

免疫力って、ほとんどが腸内に集まっているそうです。腸を整えることが、原則。ということは、発酵食が大切になってきます。味噌、醤油など、いつも使っている調味料をチェックして、「これ、ほんとうに発酵してるの?菌は生きているの?添加物はないの?原料の大豆はどんなん?」などと、よく見てみてください。理想は国内産の無農薬大豆、自然塩、添加物がなくて、じっくりと自然の力で発酵させたお味噌です。あとは和食を基本にしてください。ただそれだけで、難しいことを考えずにお味噌汁を飲んでればいい、みたいな、努力のいらない生活をするのはどうでしょうか。
お金はサプリ代や薬代に使うより、食べものに使いましょうよ。



添加物を食べても、ただちに健康に影響はございません。食べないのが不可能なくらい、すべての食品に混入してしまっているのが現実です。それでも体は、解毒し、浄化し、自分を守ってくれています。ありがたいと思いません?体さんありがとう、ですよね。だから、少しでも自然な食品を食べて応援しましょうよ。

「あああ、これ食べてくれると助かるわーーー」って、お腹から声が聞こえてくるかも(笑)

中には、ネオニコチノイドのように、微量な毒素が解毒されずに体内にたまっていき、年月をかけて人間を病気にしていくものがあることがわかっています。あくまでも「ただちに影響がない」だけで、影響はあるはずです。今の若い人は、生まれたときからこの環境ですから、一生のうち、何も考えなかったら相当量の不要なものを食べてしまうことになるんです。わたしたちが子供の頃までは、まだ、健康的な食べ物のほうが多く、体の基礎ができるまでの間は、セーフだったと思います。でも、今は違います。ここ数十年間ですっかり変わってしまいましたので、本気でディフェンスしていくほうがいいと思います。若い方こそ、食べ物についての知識をたくさん持ってくださいませ。

そうすれば、きっとこの添加物と化学物質まみれの世界の中で、少食何を食べたって、だんだんと変わっていけるなら、十分幸せにやっていけるとわたしは思っています。


自然にも人にもやさしいあり方。それは自分にもやさしいあり方です。自分も人だから。

わかってるけど、できない。もう言わないでー。と、思ったあなた。一人で考えて実践するのは誰しも難しいものです。でも、楽しかったらどうですか。すでに実践している人と、楽しく交流することで、なんとなくうつってしまうのがいいと思うんですよ。

ほら、綺麗なインテリアの写真や、友人の家を尋ねると、掃除したくなりませんか。
いい意味でうつってしまいましょう。

そういう機会を作りたくて、雑草キッチンセミナーをしています。講師の先生は、編集部が選んだおすすめの人、クレメンツさんです。ただ知識を得るだけでなく、いっしょに時間を過ごすことで、やることなすこと、ちょっとしたつぶやき、たくさん得るものがあるんです。クレメンツさんは、歩く自然治癒力のような方ですから(笑)

季節の変わり目こそ、自分にやさしくするとはどういうことか、考えてみるチャンスかも。
少々の風邪にめげない冬を、迎えていきましょう。

かくいうわたしも、これから体調を崩してしまったら冬号に影響しますからね。
あたたかいお茶を飲みながら、デスクに向かっています。

IMG_8955






 
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさんは、「下北山村」という人口800人の小さな村をご存知でしょうか。
さとび読者の方は、「なんとなく紙面で見かけたことがある」印象をお持ちかもしれませんね(けっこうしばしば登場しています)。
また、移住に関心の高い方は、この村からの積極的な情報発信を目にとめたことがあるかもしれません。

奈良盆地から南東へ。吉野町、川上村、上北山村、そして大きな池原ダムが見えてきたら下北山村です。かつては、自宅のある奈良市から遠く、よほどの用事がなければ出かけることのない村でした。何度も通っているとハードルが下がってきます。(いつも誰かに運転していただいてますので、こんなことを言うと怒られそうですけど。誰が運転してんねん?て)
わたしはともかく、多くの人は「どこ?」「遠そう!」と、お感じかもしれません。特に奈良県北部在住のみなさん。


さとびとのご縁は、前身の「俚志」(さとびごころと読みます。今のタイトルはここからきています)時代に、下北山をテーマに特集が組まれたことがありました。当時は、編集委員として関わり、原稿のとりまとめや編集レイアウトなどを担当していましたが、まさか自分が発行するようになるとは想定もせず、ボランティア感覚だった頃のこと。
下北山スポーツ公園で、さとび読者交流イベントも行われ、初めて宿泊しました。洋風のコテージが並ぶキャンプ場、かつて盛大な音楽イベントが行われた野外ステージ、温泉きなりの湯。。。
このあたりが、わたしにとっての「下北山村」のイメージでした。

村のサイトで紹介されてます。(写真がすごく美しいですね。)

https://kinarito.net/visit/299/


そんな下北山のイメージがガラリと変わり、いい意味でショックを感じたきっかけは、「あしたの奈良の森を考える学習会」(奈良県森林総合監理士会主催 2017年から)というセミナーの企画に関わったことです(この学習会は、第6回からは会長の杉本和也さんに紙面でレポしていただきました)。
satobi-33-20-21
さとびごころvol.33(2018 spring)


その日の学習会のテーマは第3回の「自伐型林業」。そこに、下北山村の議員さんや職員さんが講演を聞きにこられました。その中に、今ではさとびでしばしば執筆をお願いしている北直紀さんがいました。下北山村では、すでに自伐型林業の取り組みが始まっていたのでした。

その翌年、さとびvol.32で「森からはじまる下北山村づくり」に取り組む北さんを紹介しました。
取材のお願いに村を訪ねたとき、見たことのない村の表情に触れました。スポーツ公園のあるところからさらに山の上に登ったところに村役場のある中心地があることをその時知りました。わたしの目には、村で暮らす人の空気感が感じられてこちらのほうがずっと魅力的に見えました。

image
役場近くの川から見えた紅葉 

それ以来、北さんを通じて地域の方とつながりもでき、さとびの取材対象が広がったり、個人的にも大好きになってしばしば訪れるようになっていきました。

今回下北山に行ったのは、その「森から始まる下北山づくり」はその後、どうなっていったのか、5年を経た現在地を知るためです。

IMG_8898

村で生まれ育っても、森林のことはまだまだ知らないことだらけだった北さんは、猛烈に学習して地域フォレスターにふさわしい人へ変身しました。ここは、自らも森林を所有して実践をしたいと考えて購入した森。自分で手入れしたり、実習の場所にもなっています。

IMG_8907
その森の道で焚き火をしながらお昼をいただきました。
こんなことをするのが、大好きです。人様(北さん)の所有林だけに、許可された場合だけに許される楽しみ。



地域を活性化する取り組み、関係人口や移住者を増やす取り組み、観光客を誘致する取り組み、いろんな取り組みがありますが、外部のコンサルタントが関わり一過性に終わることもありますし、地元の人たちの情熱で粘り強く続き、成果に結びつくこともあります。
やはり、「自分たちの村は自分たちで守る」という思いを地元でどれだけ分かち合えるか?というところがポイントになるのでしょう。

北さんの取り組みはその後、どうなっていったのでしょうか。
vol.32といえば、わたしも新規一転、仕切り直しをしてさとびづくりに取り組み始めた時。
お互いに、(わたしの変化はわずかですが)目指す方向に向かって近づいてきたはずです。


さて、下北山村は日帰りはちょっとしんどい距離です。
いや、あまりにももったいないのです。
移動時間よりも長く滞在したいじゃないですか。
そこで宿泊ですが。。。村にはさとびで連載していただいたオノ暮らしさんが営むゲストハウス「晴々(ハルバル)」もありますし、名前のとおりいい感じでほったらかしてくれる「ほったらかしや」さん、芸術の好きな人向けの「ゲストハウス天籟」さん、実はいろいろございます。その他わたしがまだ泊まったことのないゲストハウスもあると思います。そんな中で、今回ご紹介したいのは。。。

むらんち です。実は設立前に、ちょっぴり関わっていたのですが、オープンしてからは一度も行ったことがなかったのです。この度、ここに泊めてもらいました。

FBで紹介しましたのでよかったら見てください。
村のサイトでも各種ゲストハウスが紹介されています。
https://kinarito.net/visit/452/
(5年前には、こんなサイトもなかった。移住者も増えました。変化したなあと思います)


村外の方が利用されるには、村に貢献する理由で泊まる人、コワーキング目的で泊まる人が対象とのことです。どこの村でもそうですけど、「多くの人に訪れてほしい。関係人口になってほしい」という思いと、「村の平和を掻き乱す人にはきてほしくない」という思いの両方があります。当然ですよね。ゴミを落として去っていく人のことも、村は望んでいません。

愛すべき村に寄り添うように、ふるさとに帰るように、そんな気持ちで訪れてくださる方に絶賛おすすめします。わたしも、親しい人たちとここで村に何か貢献できるような企画をして、お泊まりしてみたいなあとすでに思い始めています。北くん(いつもこう呼んでますので、北くんにしますね)いわく、村の困りごとは「草刈り」なんだそうです。それでは、春になって草が増え始める頃に草刈り堆肥づくりワークショップなんてやるのはどうなんでしょう????阿南家食堂つき、なんてどうでしょう???
興味のある方、そっとメッセージください。お誘いします!

 

次回の冬号では、公務員という立場で森づくり、地域づくりに奮闘する北さんを追いかけてみます。
林業や森林に興味がある人、美しい自然環境に興味がある人、自然に寄り添う山村の暮らしに興味がある人などに読んでいただけたら嬉しいです。

いよいよ2022年も残り少なくなってきました。冬号は新年1月にお届けします。
どうぞ宜しくお願いします。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。

**************************************************************************




 
 




 
このエントリーをはてなブックマークに追加

何年も、さとびづくりに携わってきました。
最初のかかわりから12年、編集を担当してから8年、発行し始めてから5年、
この間には、「わかってくださるとても狭い範囲の人にだけ届いているのかな」と思うことも
ありました。 部数は、少しずつ伸びていますが、あくまでのほんのりじわっと。
もしビジネスとしての結果を求めて活動しているのなら
すぐにやめたほうがいいでしょう(笑)

ですが、そういうことをあまり気にせず、たんたんと続けていられるのは
時々、読者の方から力をいただけるからかもしれません。

あるミニマリストの方は、お取り扱いスポットのお店でさとびを見つけ、
バックナンバーをじっくり読んでから1年間だけ定期購読してくださいました。
あるとき、その方と直接お知り合いになる機会があり
ご自宅に伺わせていただきますと、どさっと(随時にご購入くださったものも含め)バックナンバーを見せてくださいました。
ミニマリストになってから、ずいぶんたくさんのものを手放したその方は、
さとびは処分せずに持ってくださっていました。
本当に嬉しかったです。

また、ある方は遠く大分県から、ネットを介してポストカードを
ご注文いただきました。
お支払いのことでご連絡する必要があったため
メッセージでやりとりいたしました。



以前から奈良に環境のことをよく考えられている素晴らしい地方紙(編集部注 雑誌ですが)があるとネットで知り読んでみたいなあと思っていたところ、…(後略)


 娘さんが奈良にいらっしゃり、さとびを見つけてご購入くださったそうです。
ポストカードは喪中ハガキに暖かみのあるものを…ということで、お求めくださったそうです。嬉しい。

アンジュールハガキ4



どこの地方紙なのだろう?何かの間違いだろうか?と思いましたが、さとびをご購入くださったといういうことでしたら、すばらしい地方紙って、さとびのことでいいの???と、3回くらい読み直しました(笑)

ネットで誰かがそんなふうに紹介してくださっていたのでしょうか。
胸のあたりが温かくなるような思いがしました。




遠い九州から応援しております。

とのお言葉もいただきました。ありがとうございます。


奈良だけでなく、県外でも、どこかでどなたかの心に
当編集室の思いが届いているとしたら、なんて嬉しいことでしょう。

自然にもやさしく、同時に人にもやさしい考え方と実践。。。。
それらがゆっくりと、誰とも戦わずに季節が変わるようにいつのまにか広がって
これまで自然や人をいためつけてきたようなあらゆることが減っていくことを
いつも願いながら編集しています。

さとびを読んでくださる皆様、ほんとうにありがとうございます。

vol.52 冬号の発行にむけて、頑張ります。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。

**************************************************************************





 
このエントリーをはてなブックマークに追加

雑草キッチンフィールド_221108_3
雑草キッチンフィールド_221108_35
写真は秋の雑草キッチンセミナーより


「雑草を見る目が変わった」
「散歩や通勤のときに、雑草をよく見てみようと思う」
トリビアな感動と、学びがいっぱいで、美味しくて、楽しい交流が生まれる
さとびこ ワークショップ 季節の雑草キッチンセミナー。

次回の冬編(12月11日開催)は、すでに数名の方からご予約をいただいていますが
今回は少し枠を広げていますため、若干名様分のお席がございます。

冬は雑草の少ない季節ですので、根菜類も加えて体があたたまるお鍋メニューを
講師のクレメンツさんが考えてくださっています。

そして、もうすぐお正月というタイミングにあわせて、キッチンで作れるミニ門松の作り方と、門松に用いられる植物に込められた意味についても学びます。
興味のある方は、 ご連絡ください。

クレメンツさんと編集部は、旧さとびごころ時代からのお付き合い。
自然療法のレシピ紹介やハーブの活用法などを連載していただいていたこともあります。
最近では、vol.46特集薬食同源奈良で監修をしていただきました。
さとびvol.46


自然に対する向き合い方が、編集部と共通しているところが多く、お互いに共感している間柄です。
また、女子向けの企画をいっしょに考えるのはとても楽しいひととき。
ワークショップを通じて、自然への理解を深め安らぎのある暮らしを手に入れたいと望む人たちに大変喜んでいただけることが、わたしたちの喜びにもなっています。

これまでは、奈良市、大和郡山市で開催してきましたが、今回はクレメンツさんの拠点でもある薬草の里宇陀市で行うため、周囲に雑草や野草、樹木がたくさんあり、ちょっとした会話の中にもいつも以上の学びが散りばめられるセミナーになるような予感がしています。
少し遠いと感じる方もあるかもしれませんが、この機会に近鉄榛原駅までお越しになってみてはいかがでしょうか。


季節の雑草キッチンセミナー冬

【とき】
12月11日(日)
オープン11時
スタート11時30分
 
【ところ】
宇陀市榛原桧牧
少しわかりにくいところですのでご参加の方には詳しくお伝えします。
 
【最寄り駅】
近鉄榛原駅 お迎えもあります。

【募集人数】 最大15名様まで

【参加費】 
読者の方3800円
一般の方4000円
材料費、講義、実習を含みます。当日頂戴いたします。

お問合せやお申込み
メッセージくださいませ。お待ちしています。
info★office-l-ink.com(★を@に変えてお送りください)
12/11雑草キッチンの件、としていただけましたら、助かります。

お会いできたら嬉しく思います。

ご参加予定の方へ。

冬の宇陀市は大変冷えますので、あたたかい服装でお越しくださいませ。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。

**************************************************************************






このエントリーをはてなブックマークに追加

陽楽の森通信vol.2

さとびづくりをしているご縁で、フリーペーパー編集のお手伝いをさせていただいています。
通称「ドタバタ」や、「山と今日」の連載でおなじみ、谷茂則さんが代表をされています「チームめだか」さん発行の「陽楽の森通信」。年2回発行で、このほどvol.02 が出ました。

谷さんの所有林を含む、奈良県北葛城郡王寺町にある陽楽の森(住所では畠田)に関わる人たちや、近隣の住民のみなさんにむけて届けられ、陽楽の森プロジェクト(都市の中に残された里山の再生につながる現代的な活動です)を伝えています。

実際の地名でもある「陽楽」は、もともとは薪炭林。住宅開発から取り残されるかたちで、いい意味で里山の姿をとどめていますが、かなり荒れてもいます。一時は「チャイムの鳴る森」というイベントを通じて多くの人が足を運び、それにともなって整備も行われましたが、数年たつうちに再び藪化が進行。

そんなおりに、陽楽の森講座で高田宏臣さんをゲストに迎え、環境再生というアプローチと出会い、今度は一般社団法人どすこいさんらを中心に、「みんなでつくる=みんつく」という再生活動が始まろうとしています(わたしもスケジュール合う限り参加するつもりです)。今回の号では、どすこい代表のゴリさんこと、鈴木宣仁さんの手記がトップ記事。鈴木さんは、発達障害のこどもたちのデイサービスを陽楽の森で展開しています。
陽楽通信vol.2-sp_ページ_2-3


 

vol.02の今回は、わたしも記事を書きました。
谷林業の若手でありつつ一番の古参である前田くんにインタビュー。若干ハタチで入社して間もない頃から知っているだけに、エールを送るような気持ちになりました。今は頼もしい森林整備担当者です。

陽楽通信vol.2-sp_ページ_4-5

前田くんの笑顔を激写しました(いつもまじめな表情が多い人笑)。

昆虫写真家の伊藤ふくおさんのエッセイや、薪ストーブのKUBERUの紹介も。
(KUBERUさんには、vol.48 2021autumn 特集 焚き火がうれしい ですっかりお世話になりました)

陽楽通信vol.2-sp_ページ_6-7
陽楽講座のお知らせでは、あの!内山節さんがいらっしゃるというお知らせも載っています。
(貴重な機会だと思いますので、内山さんファンに届いてほしい情報です)



中心になって企画編集しておられるのは鳥取大学地域学部特任教授の家中茂先生。わたしは家中先生の相談相手となったり、編集デザインをさせていただいています。ほぼ、さとびを作るのと同じようなエネルギーでやらせていただけることをありがたく思います。

この通信は、もうしばらくしたら陽楽のサイトでも公開されると思います。vol.01はすでに公開されています。その他の情報もあわせて、詳しくはサイトをご覧ください。

編集に関することと、さとび的なコンテンツしかできないバカですが、
お手伝いさせていただけることがありましたら、お声かけください。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。

**************************************************************************





 
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ