さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2021年01月

レンゲ

奈良県には、主に大阪方面から引っ越してきた人が多く住んでいます。
わたしたちも30年以上前になりますが、奈良県民デビューをしました。
当時はまだ、春になると田んぼが一面のレンゲに覆われていました。
その風景を見たとき、こんな地域で子育てしたいと思ったものです。
(今、レンゲはあまり見なくなりましたけど)

それでいて、都会へも直結。
奈良県は北部から中部に人口が集まっていますので、
それらの多くの人が大阪や京都へも出勤されています。
(その結果、奈良府民?と呼ばれる人たちがいます。)
そんな便利さも、魅力のひとつでしょう。
(わたしたちも、最初は奈良府民だったと今思い出す)

都市部へのアクセスも魅力ですが、
気候もおだやかさもいいのです。
台風がめったにきません。
ニュースが大騒ぎするような台風が接近していても、直撃しないのです。
冬は(市街地の場合)マイナス1度から3度くらい下がりますが、
昼間はポカポカとする日も多く(5度から10度)、過ごしやすい。
地震もあまりなく、あっても震度1とか2とか。。

高いビルが少なく、空があります。
(逆にいうと、他の地方都市へ行ったら高層ビルの多さを実感しますが。)
景観を守るためにも、高層ビルがないのはいい。

山や農地も日常の風景の中にあり、ほっこりします。
我が家の場合は、帰宅するときに正面に山が見えているんですけど
日々挨拶したくなるといいますか、見守ってもらっているような
気持ちになります。

お寺や神社が多く、観光地として有名でなくても大切にされています。
祈りの場所、聖なる場所がいたるところにあるということは
奈良県の自殺率の低さと関係があるのだとか。

人の気質も、おだやかだと感じます。
引っ越してきた人も、長年暮らすうちに、奈良の人に近づくように思います。
わたしなどは、激しいところでは住めないタイプですので、有難い。
地味であっても誠実に努力していれば、信じていただける、そう感じます。

せっかくの、そういういい場所なので
これからも 自然の豊かさがこれからも守られますように
これからも 人の心がギスギスしませんように
と、いつも願っているんですよね。

みなさんの、奈良の住み心地はいかがでしょう。
奈良に限らず、今暮らしているところには
いい面と、そうでない面が必ずあると思います。
「だからあかんねん!」という話は、日常入ってきやすいものです。
どうせ暮らすのでしたら、いいところもたくさん見つけて
地域を好きになったほうが、大切にできますよね。


100年住み続けたいような、素敵な地域にしていけたらいいですね。

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新しい号を発送するとき、「この号で1年の期限がきれる」方が
いらっしゃいますので、更新のご案内をしています。

何年やっていても、「更新してくださるかなあ」ということは思います。
更新していただくと、大変嬉しいです。 

忘れてましたーという方もありますので
振込がなくても、しばらくはお待ちするようにしています。
vol.44はお酒がテーマでしたので、この号だけ欲しいという方もありました。



「応援の意味で、少しだけ足して、切りのいい金額を振り込んでおきました」
とのメッセージに、とても励まされました。ありがとうございます。


あらたにサポーターになってくださる方からのメッセージもいただきました。



「さとびごころ」は以前から知っておりましたが、手に取る機会がなくて気になりながら未読でした。すいません。
ミニコミ誌の発行を継続するのは大変だと思いますが、応援しておりますので頑張ってくださいね!! 

この方は、制作のご経験のある方なのか、作り手のことを思っていただき、じわーっと嬉しくなりました。 ありがとうございます。頑張ります。


バックナンバーを2年分続けてお申し込みくださる方もありました。ネットで見つけてくださり、興味を持ってくださったそうです。



ものすごく面白いです。
今、住んでる●●県にもさとびこころさんのような地域づくりマガジンがあればと思いました。
2年通して読むと連載とコラムとインタビュー記事がつながっていてコミュニティを感じました。
次号も楽しみにしています。
なんと、お住まいの地域のもあればと?わたし、作りに行きましょうか????(笑)
大変嬉しいメッセージでした。ありがとうございます。 


購読料、サポーター料をいただくのが嬉しいだけはございません。エルインクが負担すれば、お金はなんとかやりくりできるかもしれません(エルインクは小さい事務所なので、これが倒れたら無理です。そのときは、ごめんなさい!)が、心のエネルギーが枯渇しても、作り続けることはできません。

こうした暖かいメッセージに支えられて、また次の号に向かっていくことができます。

みなさま、本当にありがとうございます。みなさまのような方たちによって、
自然にも人にもやさしい世界が広がっていきますようにと、
これからもわたくし自身が学び、成長しながら企画しお届けしていきます。



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100年住みつづけたい奈良のための地域づくりマガジン
さとびごころのvol.43をウェブで公開しました。

こちらからお読みになれます。

目次
のテキストをクリックしていただくと、該当の記事に飛びます。
 
vol.43コンテンツ

特集は、「自然の色 手作りの服」

自然素材の布から服を縫製し、山で育てた植物で草木染めによる染色を施し、
店舗を持たずに販売まで手がけているシガセイサクショの取り組みを通して、
自然の素材と色、手作りの服の質感を、誌上で楽しんでいただけます。

紙の雑誌の在庫もまだありますので、

発送先、ご希望の号、冊数をご記入いただきますと
折り返しご連絡したうえで、発送いたします。


ウェブでは2015年から2020年までに発行されたバックナンバーを公開しています。
さととびごころの足跡をごらんいただくことで
本誌の姿勢を読み取っていただければ幸いです。



自然にも人にも やさしい世の中になったらいいなあ。
 

そう感じていらっしゃるみなさまには、きっとお楽しみいただけると思います。
気に入っていただけましたら、定期購読(年2500円)で編集部とつながってください。
また、応援していただける方は、サポーター(年5000円)になってください。

FBページもございます。いいねを押していただけましたら
励みになります(^^)
現在588人の方から押していただいています。
1000になったら夢みたいだなあ! 

今年から、ご登録いただいている方を対象に
イベントのご案内をしてまいります。

これからも、さとびごころを宜しくお願いいたします。


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さとびごころをオンラインでもお求めいただけるようになりました。
こちらからどうぞ

在庫切れのバックナンバーも、PDF版(¥300)でご購入いただけます。

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0825恵古箱でシガセイサクショ
最新号のvol.44の話題が続いていますが、
ひとつ前のvol.43の特集で登場いただいたシガセイサクショ さんの
展示会を4月に、奈良市内で行うことになりました。
今のところ、ブログだけのお知らせとなります。

まだまだwith コロナが続くと予想されますので、
何らかの工夫をしたいと思っていますが、
奈良市内での展示会はめったにありませんので
この機会に、特集でごらんになったシガさんの
普段着のための草木染め服を
お手にとってゆっくりとご覧ください。
販売もあります。

服だけでなく、雑貨品も並ぶことでしょう。

4月
奈良市内。

今はまだ、ここまでしか発表できませんが、
3月になりましたら、詳しいご案内をいたします。

シガセイサクショ さんにご関心のある方、
ぜひ楽しみになさってください。

さとびごころvol.43も、あります。バックナンバーもお持ちします。
編集長阿南もオープンからクローズまで現地にいますので
この機会にぜひお会いしましょう。

関連記事


さとびごころバックナンバーvol.43 をウェブで公開しました。特集は「自然の色 手作りの服」

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さとびごころを書店でお求めになれるのは、
近鉄奈良駅周辺のこの3店です。

たまたま出会ってくださっても嬉しいですし、
毎号その店で買うことにしている、、、という方もあるようです。

まず駅から一番近いのが啓林堂書店奈良店様。
啓林堂書店様
 
特集に登場の登酒店さんをご存じだそうですよ。


駅から北へ、信号を渡って東向き北通りに入っていただくと、豊住書店様。
豊住書店様
いつも路面に置いてくださっています。本当にありがたい!!
これまでのさとびは薄すぎて、縦に置くと前にタラリ、、、となりがちでしたが
今回からすこしシャンとしましたので、見つけてみてくださいね。

そして、豊住様から奥へ進んだところになるのがベニヤ書店様。
「いつも買いにこられる方がおられます」とお聞きしています。
どんな方なんでしょう?ありがとうございます。
ベニヤ書店様

伝票を記入している A が写っていますね。
こちらも路面に置いてくださっています。ありがとうございます。
居並ぶメジャーな雑誌の合間で、恥ずかしそうな佇まいだなあと、いつも思います。
ベニヤ書店様2
特集に登場の王隠堂様をご存知だそうです。

「あ、知ってる人が出てる」というケースが珍しくないのも
ローカルマガジンならでは、です。
なんだか嬉しくなってきます。

さとびごころってどこで売ってるの?と聞かれたら
ぜひこちらの書店様をご紹介くださいませ!

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