さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2020年01月

こんなサイトがあります。

sustainably


http://sustainably.jp

さとびごころ には、「GOMIGEN最前線」という連載があります。執筆していただいているのはフリージャーナリストでごみ減量ネットワーク主宰の北井さん。その北井さんの記事にも登場する『プラスチックフリー生活』という本を翻訳された服部雄一郎さんという方がいます。


服部さんはこんな本も翻訳割れています。『ゼロ・ウェイスト・ホーム』!
ゼロウエイストホーム

(自前の本なので傷んでいますねーすみません)

服部さんは、北井さんのお知り合いでもあり、つながりを感じる方です。この、服部さんが運営されているサイトが、先述の http://sustainably.jpです。

ごみを減らした方がいいのは、もう誰でも認めていることだと思います。
あとは、それをできるだけ楽しく幸せな気持ちでやれるか。我慢したり罪悪感を感じるのではなくて、
「こっちの方が素敵」と思えるようなアイデアを取り入れられるか。

このサイトは、楽しそうですね。服部さんはセンスのいい方なのでしょうか。写真の撮影に配慮が感じられて、それに導かれるように読んでみたくなります。真似してみたいことから取り入れてみませんか。

(ひのきのお風呂蓋、いいですね。)

サステイナブルな生活は、ミニマリスト的な暮らし方に通じるものが感じられます(イコールとは申しませんが)。ミニマリスト達は、自分にとって本当に必要なもの、大切にしたいものだけを選び、そのほかのものは手放していきます。そして、モノが少ないので掃除がしやすく、整頓され、目にも美しい暮らしを営むのです。ですから、物を選ぶ目がシビアです。結果的にごみのリデュースにつながると思います。

本当に気に入っているものと長く仲良く暮らす。安くてもすぐに気に入らなくなってしまうのでは、お金も資源もかわいそうですね。それには、自分は何を望んでいるのか、という自問が必要で、これがまた心の掃除にすごくいいなあと思います。価値観の棚卸しですね。このあたりのことは、さとびでも取り上げてみたいと構想中です。(構想中だけならたくさんあります!)

GOMIGEN最前線」にも、毎回ワンポイントアイデアが掲載されていますので、こちらもぜひチェックしてみてください。


あなんの余談

ただいま発売中の40号の「GOMIGEN最前線」では、あの!上勝町の今が伝えられています。
上勝町は 徳島県の中央部に位置する人口約1400人の小さな町です。ごみ焼却場がなかったことから、「ゼロウエイスト(ごみゼロ)宣言」を早くも2003年に表明していましたが、この頃さらに注目率が上がっています。北井さんも2011年の旧さとびごころ(俚志)で上勝町の取り組みを紹介しています。
上勝町では、ごみを徹底的に分別していますが、住民にとってそれは面倒ではないのだそうです。その訳は?さとびごころ40号も読んでみてくださいね。




 
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今年もよろしくお願いしますとご挨拶しているうちに、もうすぐ2月ですね。
今年は暖冬のためか、春の訪れが早いような気がしませんか。


今年から農を考える人たちと交流会を行うことになりました。
すでに満席となっておりまして、皆様にお誘いすることが叶いませんでしたが、 
その第1回目が2月1日に行われます。

編集部はいつも森に関する記事を必ず載せるようにしていますが、
それは「水と緑と土の豊かさを未来へ」という思いがあるからです。
これにはもう一つ農の分野も非常に大切だと考えていますが
まだまだ勉強不足なところ、手薄なところがあると感じていました。


そんな時に、奈良県下の農関係の皆様と集える機会をいただけることは
これからの編集活動にプラスになることと思います。
後日、2月1日に参加してみての報告ができたらと思います。

今考えていることは、「おいしそうなページ」を作りたいということ。
農の活性化のためには、農産物の販売促進を画策する前に、まず、「おいしいもの」を食べる幸せを創り出していくに尽きる!と思いまして。。。

「おいしいもの」は、体も心も喜ぶものでなければ。
どんな記事を作っていけばいいのか、ときめきながら企画していきたい。 

そのためにも、もっともっと地域に密着した情報や知識を蓄えなくてはと思うところです。

関心のある方には、今後の勉強会(&交流会)の情報をご案内しますので
ご連絡ください。席に限りがあり、広く募集することは難しいのですが
さとび読者の方であれば、ぜひ席をご都合したいと思います。

 


 
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バックナンバーvol.39(2019 autumn)をアップしました。 


satobi39-表紙


40号がそろそろ行き渡る頃のようです。遅くなってすみませんでした。農的暮らしや安全な食べ物に関心のある方には特にオススメの号になってます。ご興味のあるところだけでも、お読みください。その後は保管していただきますと、今はスルーしているページが後で面白くなったりもいたします(^^)。


最新号は、いち早く定期購読者メンバーの方、サポーターの方へお届けしていますが、バックナンバーは公開しています。昨年秋に発行したvol.392019 autumn)をホームページにアップしております。(表示がおかしかったりしたら、そーっと教えてくださいね)


こちらからご覧になれます。


特集は特集タイトルをクリックで、まとめてご覧いただけます。企画記事や連載は、それぞれジャンプします。連載記事は、バックナンバー掲載分も合わせて読めるようになっていますので、流れがわかりますよ。


光陰矢の如しです。編集部は春号(vol.41)に向けて頑張ります。39-2P

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コトコト様、清澄の粟様で、お求めいただけるようになりました。


ポニーの里ファームさんでもお求めいただけます。
 

ポニーの里ファームさんは、薬草のメッカ、高取町を中心に農福連携しながら活動されています。トウキの葉の活用、キハダの木部の活用(皮は薬用です)、キハダの苗づくり(天川村の広葉樹の森づくりに)、と薬草関係の活動が幅広い! 


 さとびごころ に度々登場する下北山村では、下記の 山の家ハルバル様のほか、サポートきなり様、BOYORI様で、「読める場所」になっていただいています。

これらの他にも、今月発送したさとびごころ が、「読める場所」やお取り扱いスポットにお目見えしていると思いますので、ご覧になってみてください。

最近、始めてお会いする方に「さとびごころ です」と言いますと
「あ、知ってます」と言われることが増えてきているような気がします。気のせいでしょうか???
販売部数はそれほど増えていないのですが。。。。
どこかで読んでいただけているのなら、嬉しいです。

お取り扱いスポットが非常に少ないですので、お手に入りにくいマガジンです。
気に入ってくださったら毎号新刊が届く読者登録をおススメします。

ホームページのフォームから お問い合わせまたはお申し込みくださいませ。

さとびごころのFBページにも、いいねをいただけますと細々としたお知らせをしております。


  

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1月19日の日曜日、のまはら農園様にお誘いいただき、新年会に参加させていただきました。


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蕎麦打ち師匠に教わって、蕎麦打ち初体験もしました。

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フォローしていただきながら、なんとか、やればできるものですね。


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こちらの座敷でお昼ご飯、と少しお酒も!

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のまはら農園の高橋周介さんは、さとびごころ バックナンバー(24号)でご紹介したご縁です。

vol.24特集 3.11と奈良

vol.24(2016 winter)奈良県被災者の会代表高橋周介さん


3.11を機に奈良に移住され、県内に避難されてきた方のサポートもされました。「みんな落ち着いてきていますよ」と聞いて、少しホッとします。避難された方にもお会いしました(※)。もうすぐまた3月がやってきますね。

のまはら農園様も、着実に発展されています。


高橋さんの作物は奈良コープさんでお取り扱いされています。春からは、のまはら農園特製の味噌の販売がスタートするそうですよ。高橋さんが育てた黒大豆が原料にな理、のまはら農園内に新設された加工場で製造されます。


援農の受け入れもされているので、一度参加させて頂こうかしら。


※ 実際に避難された方から直接、この10年間のことを伺いました。とてもポジティブな人で、笑顔がキラキラしておられました。が、ホットスポットと知らずに外出していたこと、その髪を洗わずに赤ちゃんを抱いていたこと、買って数年の家を諦めて関西に来てから何度も引越ししたこと、現地に仕事のあるご主人とは別居されていること、お金の面でも精神的にも大変なものを乗り越えてこられたことが伝わってきました。食べ物のこと、化学物質のこと、切実に気を使っていらっしゃいます。今は奈良の人となって、さとびごころ にも大変興味を持ってくださいました。(Nさん、これからも宜しくお願いしますね。)


あなんの余談


高橋さんの新年会で、さとびつながりのゆきちゃんこと田村由貴さんに会いました。vol.19の特集「地域起こし協力隊活躍中!」でわたしが取材した人です。それ以後も、折に触れてご縁があり、ご無沙汰していても、どこかで遭遇する人なのです。

vol.19(2014 autumn)地域おこし協力隊活躍中より

右の方が、当時のゆきちゃん。(左の加納さんとも、以前マルシェでお会いしましたっけ)今も、都祁にしっかりと根を下ろし、お嬢さんは少女に成長され、いろいろあっても前向きで、とても安心しました。実は、40号特集でご紹介した羽間農園さんのお米で、地元の酒蔵倉本酒造さんの醸造による特製の日本酒を販売しているのがゆきちゃんです。

 羽間さんちの天日干し自然栽培米純米酒 結

ゆきちゃんが運営するサイト都祁の自然食品屋 まめのんきさんでも、購入できます。ただいま在庫がほとんどないそうですが、4月からは今年バージョンのお酒が発売されるそうですよ。贅沢な日本酒ですね。ぜひ飲んでみてください。




 

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