さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

タグ:羽間農園

2022アースデイ1

昨年初めて参加したアースデイ。楽しかったので、今年も参加しました。
フリーペーパーに広告を載せて協賛し、当日は物販ブースへ。

お立ち寄りくださった方への感謝をこめてご報告します。

地球を思う人が出店し、それに興味のある方が来場されるイベントとあって
さとびをご存じない方でも足をとめていただけるのが嬉しい。
また、読者の方や日頃お世話になっている方と会えるのも楽しい。
快晴のもと、ピクニックしているような楽しい1日でした。

さとびこ編集室のブースでは、バックナンバーの閲覧と在庫のある号の販売。
さとびこグッズも少し、並べました。
売上げを!と欲張らず、出会いを楽しむこと、さとびを知っていただくことにフォーカスです。

立ち寄ってくださる方とはついつい話がはずみます。
写真を撮りたかったのに、損ねた方もたくさんありました。
こちらはその一部です。

2022アースデイ2
さとび貼り箱を作ってくださったnomichiさんご一行(右2人)や、奈良でコミュニテイナースとして活動されている方(左から2人目)と。左は部員のケンタくんです。

2022アースデイ3
宇陀市から、職場に置いてあるさとびをいつも読んでくださっているという北森さん。
またゆっくりお話ししたい方です。

2022アースデイ4
さとびライターでもある小原いおりさん。昨年も立ち寄ってくださいました。
貼り箱がかわいいと、お買い求めいただきました。

2022アースデイ5
子育てママとも話し込んでしまいましたが、男の子はじっと静かに待ってくれたんですよ。ありがとう。

2022アースデイ6
vol.49特集でお世話になった羽間農園さんファミリー。
ありがとうございます!!もとをくんがますます慣れてくれて嬉しいです。

2022アースデイ7
懐かしい方と再会。さとびでは、東吉野村で、谷先生といくネイチャーウォッチングでお世話になりました。
かつては、若い頃から奈良公園や天川村などで谷先生のネイチャーウォッチングを企画したり、地域情報誌の仕事をしていた頃に連載をお願いしたりしていました。
今でも元気に活動をされていると知り、嬉しくなりました。
「もう、杖をついて歩くこともあるけどね」
先生が、子どもたちに自然の楽しさ、大切さを教え続けていらっしゃることが尊いと思いますし、教えを受けたわたしたちもその思いを引き継いでいなかくてはと思います。

2022アースデイ8
部員ケンタくんも、ご来店の方にさとびの説明をしてくれています。
入部以来、バックナンバーを全部読んで勉強してくれています。
今はまず、いろんな人と出会ってほしいという段階です。
次号では、参加レポを書いてくれるかも。

2022アースデイ9
ひさしぶりにお会いできた恵古箱のめぐさん。

もとより、お互いの子供が幼かった頃からの知りあいです。恵古箱をオープンされてまもなく再会。当時(まだエルインク発行でなはなかったころ)、編集委員としてめぐさんにコラム連載をお願いしていました。すてられそうなものたちにも、新しい居場所や輝きをみつけて見せてくださる視点をご紹介したかったのでした。
今、こうして恵古箱として経営者になられて、それでいていつまでも変わらないたおやかさをキープされているのが素敵な方。

11月に葛城市でマルシェを企画されているとのことで、さとびこ編集室もお誘いいただきましたので、参加します! vol.43特集でお世話になったシガセイサクショさんも出られるとのことで、今から楽しみ。さとびマインドな方には、きっと楽しいマルシェになるでしょう。


アースデイーには多くのボランティアスタッフの方が運営に協力されています。
いつも感心するのは、荷物の出し入れのナビゲートです。ブース出店(出展)者は、搬入搬出の時間帯を指定されており、そのときだけ許可された場所に車を停めることができます。次々と入れ替わりながら、搬入搬出がスムーズに進んでいきます。スタッフの方の案内にお任せしているだけでうまくいくのです。
奈良公園という人出の多い場所で、スムーズに運営されているのを見ると、さとびこ編集室にはとてもできることではないなあと思います。(しなくていいんですけど 笑)

そして、ゴミの少なさも驚くほどです。
こんな会場に
2022アースデイ11
残されたゴミはこれだけ。
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ブースを出す人も、来場する人も、マイ食器を持参したりデポジットの食器を使用します。それが大変効果的。食べ物に関するゴミがいかに多いことか、ということですね。

アースデイだけでなく、いろんなイベントがこんなふうになったらいいですね。
マイ食器は慣れていないと負担感があるものですが、デポジットを経験すると、次からは自分の食器を持って行こうという気持ちになりやすいですよ。

さすがはアースデイです。

今年も楽しい1日をありがとうございました。
きっと、また来年もお世話になります。

ブースの出し方をもっと研究して、分かり易いディスプレーを目指します。
今回は、直前に私事で3日間ほど何もできなかったこともありましたが、若干準備不足な出店になってしまいました。「もっとこうしたかった、こうすればよかった」というところを、3回目となる来年に活かしたいと思います(←すでに来年も出るつもり)。再会できましたら嬉しいです。

 



 

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vol.49特集の取材で羽間農園さんを訪ねました。

その日は降水確率100%近い予報だったのに、取材の間はやんでくれました。


以下はあなんのメモです。

羽間農園にて
新入部員のケンタくんは「僕も同行したいです」と熱心です 

  




羽間ちゃんは、忙しい中、わたしたちがお願いしていた話題にそって、いつものように複数の農園を案内しながら丁寧に説明してくださった。見学希望を全て受け入れていたら仕事ができなくなるため、「申し訳ないけど、お断りすることもあるんですよー」と、聞いたことがあるので、こうして取材に応じてくださることにはいつも感謝している。



今回のテーマは、営農としての農ではなくて、暮らしに農を取り入れる「農ある暮らし」のための、それも未経験者を対象とした基本的なこと、初歩的なことが中心。ちゃんとそれにあわせて心づもりしてくれていたことが伝わってきた。


生前の福岡正信さんの農園を訪ねたことがあり、川口由一さんからも学び、農協に勤めたこともあり、自然栽培歴も14年。これからは、こんな人が新たなステージで、福岡さんや川口さんが伝えたかったことも含めて、次世代につないでいくんだろうと思う。


「ストイックになったり、難しく考えないで、タネをまいてみればいいんですよ。スーパーで買ってきた野菜だって、土に植えたら育ちますよ」

無農薬、無化学肥料栽培のプロが、畑活のハードルを下げてくれる。


用意したページだけに収めるのはもったいない取材だった。それは、同時に制作しているクレメンツさんのプランターハーブガーデンも同じ。


でも、今回は、まずはちゃんと春号を作って届けるために、泣く泣く削ぎ落としながら編集している。

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奈良市の東部、都祁にある自宅から近隣の山の中に多い羽間農園の農地は17箇所に散らばっています。その中の一部が、自給用のジャガイモや玉ねぎを作っている畑。仕事の道すがら立ち寄り、様子を見て手入れをします。原木しいたけの栽培も見せていただいたあと、自宅のすぐ近くにある葉物を中心としたゾーンや倉庫にある道具も見せていただいた。
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最後は羽間農園謹製のお茶で休憩。自家製のお米と塩(羽間家では、塩も自家製。伊勢の海から汲んできた海水を薪ストーブで煮ます)作ったおかきがお茶受け。


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貴重な時間を取材のために使っていただいたことを生かせるようにしますね。

それは、プランターでハーブガーデンづくりを教えていただいたクレメンツさんも同じ。
次の投稿では、その様子もお伝えします。 


 

3月ももうすぐおわりますねー。桜の花も咲き始めました。4月の発行の向けて詰めの作業中です。





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シガセイサクショ さん サポーターになってくださいました。

vol.43号の特集「自然の色 作りの服」でお世話になって以来、すっかりファンになってしまったシガセイサクショ さん。じわじわと、手持ちの服がシガさんの服に置き換わっていきます。
 




先日、シガセイサクショ の志賀規子さんが編集部へお立ち寄りくださり、おいしいみかんをお土産にいただきました。

今年は大豊作とのこと。甘くて美味しいです。

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 お茶は、先月の奈良フードシェットで買い求めた羽間農園さんの「自然発酵焙じ紅茶」です。美味しいっ。

 

志賀さんのお山で採れたみかん、ネットでもまだ販売されているとのことですので、いかがでしょう。
全国発送OKです。
シガセイサクショさんとは、2月20日のTEtoTEでもご一緒します。

https://www.instagram.com/tetote_project/?hl=ja

そしてなんとなんと、 
このたび、さとびのサポーターにもなってくださいました。

自然が好きかどうかは、人それぞれです。
自然のことなど忘れて暮らしていた時期がわたしもありました。
でも、繋がっていることには変わりないのですよね。
そこを意識して暮らしたい、という部分で志賀さんとはとても通じるものがあります。
わたしよりも、ずっとゆるく落ち着いた方で、
せかせかしていらっしゃらないところが、いっしょにいて癒されます。 
こうして時々お話できる機会が持てることを、とても嬉しく思います。

vol. 43をアーカイブして、加筆編集してブックレットを作りたいと考えていますが
まだまだ手をつけられていません。
でも、きっとお作りしますので、出来上がったらぜひ読んでくださいね。 



志賀さん、ありがとうございます!!
これからも宜しくお願いします。
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vol.45が出来上がりますと、お届けや発送の活動に入ります。
原則ですけども、お取り扱いスポットや定期購読、サポーター様へ第一弾。
お世話になっている方々へが第2弾となることが多いです。
その間に、直接お届けする方々がいます。これは発行時のスケジュールの都合によって、お届けしたり発送したりが随時変わってきます。

ここ数日は、お取り扱いスポットやサポーターになってくださっている方を訪問しております。 

まめのんき(お取り扱いスポット)

前の号(vol.44)の特集で倉本酒造さんを取材・執筆してくれた田村ゆきさんのお店「都祁の自然食品屋まめのんき」さんが出店しておられる 「大和高原ひのでマーケット」(毎週金・土日営業)には、バックナンバーが揃っています。
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元美容室だった空き店舗を、住民の方とともに改装して地域の交流&ショッピングスポットとして改装が進行中。木の壁に変身している最中です。「さとびごころ」って、POPを書いていただけて、嬉しいです!

接客中のゆきさん。
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大和高原は茶所だけに、いろんなお茶が並んでいます。お茶だけでなく、豆から挽いて淹れてくださる本格的なコーヒーが100円ですよ。
100円!!!! ありがたい。陶芸作家米田みゆきさん作のカップでいただきました。
そして、まめのんき名物コロッケ。オーダーしたら揚げてもらえますので、熱々のホクホク。80円。

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食べるべきです。

そうこうしてる間に、vol.40の特集「持続可能家族農業」でご紹介した羽間農園の羽間一登さんも、コロッケをお求めに。偶然の再会に喜びました。そしてさとびもご購入(カンパです、ありがとうございます)くださいました。息子ちゃんの元思(もとを)ちゃんも一緒。
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 今までは警戒され泣かれまくっていましたが、今回はぎりぎりカメラ目線を頂戴いたしました!
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追伸 取材時のもとくん。(記事中の写真右は妻の瞳さん)
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竹西農園遊茶庵(サポーター)


大和高原つながりで、田原地区にあります竹西農園さんもサポーターです。以前の投稿でランチをご紹介しました。その時いただいたほうじ茶の炊き込みごはんを再現したくて、お茶を買いました。
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日本茶カフェ「遊茶庵」に併設されたショップで購入できます。
春らしいディスプレイ。コバノミツバツツジでしょうか???(あてずっぽうです)
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農園を案内する展示用のパネル。
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いつもフラットに接してくださる竹西多香子さん、サポーターになっていただいています。ありがとうございます。
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ARCH Shorenji(サポーター)



大和高原から少し(車で30分ほど)足を延ばすと、名張市のカフェARCH Shorenjiさんがあります。スイーツとかき氷が人気!甘いものが普段はあまり得意でないわたしも美味しくいただけるスイーツを楽しみに、お届けに行ってきました。
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オーナーの玖村さん、カメラを向けるとさっと本誌を持ってくださるのです。
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イケメンの元ラガーマン(マスク中ですが)。現在は映像制作のお仕事もされています。この一年、コロナのことがきっかけとなってお店の移転や新しい事業のスタートなど激動でした。でもアスリート出身のガッツとコピーライター出身のクリエイティブ力で、ご活躍です。さとびごころも見習って、もうちょっとガッツを出していかないといけないな!思わせていただいております。

玖村さん「VOICYって知ってますか。ユーチューブに変わるのでは?と言われている音声メディアです。動画って、何かしながらっていうのが向いてないけど、音声だけなら聴きやすいと人気がでています。
阿南さん(部員のほうです)、釣りの話をしゃべったら、『24時間釣りに浸りたい!』という人が聞かれるんじゃないですか???」

VOICY、知りませんでした。部員に検討してもらいます!


アトリエ宝来(サポーター) 


また、最近とてもおしゃれなHPを開設された アトリエ宝来さんも、サポーターです。運営会社ソルナクリエイト社長の大川さんは奈良の事情にもお詳しく、勉強させていただいています。
クールな雰囲気なのに、どうやらハートはめちゃ熱い方なのではないかと、思い始めています。
部員とは、釣りの話でも盛り上がります。。。
アトリエ宝来大川さん
アトリエ内に置かれた丸太のスツールは、背もたれのようなハンドル付き。これなら移動も楽ですね。

奈良市内に山林を所有されており、次の世代のことを考えるとどうしたものか…とのことでした。
山林所有者の方の共通のお悩みです。大川さんは放置せず、草刈りをしたりわらびを植えたり、何か活用を模索されているようです。「炭焼きを取り入れてはどうでしょう」と話題にしましたら、「面白いね」とのことでした。こんな会話から、何か可能性につながるといいなと思います。

もうしばらく、お届け活動は続きます。お届け先のみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。お会いする度に、いつも何か学びがあり、充実したひと時をいただいています。それが明日のさとび作りになっていきます。




次号(vol.46 夏号)の準備にも取り掛かっていかなくては。
春らんまんから、初夏へと季節も移っていくでしょう。
時間の流れ方が早すぎて、あっという間に高齢者になりそうで、わたしはあと何ができるんだろうと焦ることもありますが、ライスワークもライフワークも、地道に取り組んでいくのみです(^^:)







 




 





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