二人の師匠

3月1日のこと。あまごの解禁日でした。
渓流釣りの好きな人な編集部員がいまして、
下北山村へ前の晩から泊まり込み、早朝から川へでかけていきました。

事前に村で手分けして、あまごを放流してあるんですね。

好き者たちは、そこへ出向いて釣りますが、
簡単にはいかない。
目の前に、たくさん泳いでいるのに、全然釣れない。
この日の釣果は寂しい結果となりました。
(わたしは釣りませんが)

村には釣りのK師匠がいます。
そこに、カメラのT師匠(週末フォレスターです)も合流。
さとびこつながりで記念撮影(Kくん、目を閉じてるところをアップしてごめん!)。

ちなみに、手にしているのは運良く当日手に入った鹿肉です。おみやげにいただきました。

さて、この日、釣れなかった言い訳とは別に
川の水が少ないという話が出ました。

川の水が少ないと警戒心の強いあまごは釣り人の気配を感じ取り、かかってくれないそうです。言い訳でしょ。
 
川で出会った村の知人(Wさん)の話では、
年間降雨量は減っていないそうです。
ただ、豪雨が増えたため、降るときと降らないときの差は開いていると。
雨水が一気に流れてしまい、川に残らないのでは。。
という話が出ていたそうです。

山に水が残りにくい?

しとしと降る雨が減り、降る時は豪雨。これは肌感覚でも感じます。

自然現象はコントロールできませんが、それに対応する方法は変えていけるはずなのですが
どうしたらいいのでしょう。手に負えないような感覚を覚えました。

あまごの釣果とは直接関係ないんですけど、、、 
田んぼダムのことや、大地の再生のことが浮かんできました。
田んぼに冠水させることで、洪水を緩和する。
大地に呼吸をとりもどすことで、コンクリートでせき止められた地下水のストレスを緩和する。


水を一箇所に捨てる考え方でなく、大地という土に還すという考え方を
山、村、町、都市、いろんな場面で取り入れられないかなあ。。。