レジ袋が有料化になり、エコバッグを持つ人が増えてきましたね。

我が家でも、レジ袋をごみ袋として再利用していましたが、日々の買い物で発生するレジ袋の方が多く、どうしても溜まってしまうので時々捨てていました。近年は、エコバッグ暮らしが定着し、収納スペースもすっきりしています。

レジ袋製造会社の社長さんが悲鳴をあげていらっしゃいましたことや、エコバッグも化学繊維でできていれば、どうなんんだろう?という意見もありますが、、、。みなさんはどうお考えでしょうか。

今回は、いちはやくレジ袋提供禁止条例を施行した京都府亀岡市のケースを、フリージャーナリストで、ご自身もごみ減量ネットワークという団体を主宰し、ごみ減量の現状に詳しい北井弘さんが紹介してくださいました。
亀岡市写真⑥市内スーパー(マイバスケット)
写真亀岡市提供 

なお、この連載では毎回、ごみを減らすひと工夫も同時に紹介していただいています。今回は、「ヘチマの種お送りします!」。

へちま


プラスチックごみへの意識が高まり、エコ的と思われていたアクリル毛糸で編んだたわしが実はマイクロプラスチックの原因になっているということが知られるにつれ、昔ながらのヘチマたわしを使う人が出てきています。北井さんは、ヘチマを「自分で育ててみませんか」と、種を無料で送ってくれるんだそうです。vol.45の発行に先駆けて、こちらでもご案内いたしましょう。

kitai@utopia.ocn.ne.jp  

まで、ぜひご応募くださいませ!


北井さんのお知り合いに、「サステイナブルに暮らしたい」という人気ブログのオーサーで、翻訳家の服部雄一郎さんという方がいらっしゃいます。

 

こちらのブログ、写真も美しく、文章もポジティブで、具体的なアイデアもたくさんあり「ああ、わたしもサステイナブルに暮らしたいですー!!」と思わせてくれる素敵なブログです。
ヘチマの記事は、こちら でございます。
(わたしは、石鹸置きにとてもいいなあと思います。実は、実際に使ってみたけど、合わなかった、という人もわたしの近くにはいます。へちまも一つの方法ですので、使ってみて、気に入ったら続けてみたらいいんじゃないでしょうか。通常のスポンジであっても、何も考えないで使うのと、少しでも洗剤を減らす食べ方、暮らし方を考えながら使うのとでは、きっと違うでしょうし。)

 



服部雄一郎さんの本も、この連載で紹介していただきました。書店はもちろんですが自然食品を扱うお店などでも取り扱いがあるようです。
奈良市ではかんとりーさんに並んでいるとの情報が(下記の写真)。服部雄一郎さん訳

どちらも、装填がおしゃれですよね。

(何事も、「おしゃれでないと届かないよなあ」と、反省させられます。編集長のセンスに限界があるらしく、さとびはあまり、それほど、「おしゃれ!」な雑誌ではございませず、すみません。いつも読んでくださるみなさん、本当にありがとうございます。)





もしも、この世界の生産物が、自然の状態からあまり化学的に変化させないで生産されていたなら、ごみはないはずです。すべては土に還ることができ、それが無害だからからです。石油も自然のたまものですが、それを化学的に合成してしまうことによって、自然に還るのにとてもとても長い時間がかかり、その間に不自然な物質を発生させてしまいます。生物たち(人間も含め)は、それに順応できません。

 
発明された時点では、「素晴らしい!」と思われたものでも、歴史の中で検討してみて、「やっぱりよくないね」とわかったときは、変えていきましょう。

わたしは、ごみを減らすのと同時に、そもそも土に還るのか?を考えて、せめて暮らしに必要な道具などは、自然に近いものを、しかも、ちゃんと気に入ったものを選び、長く使うことが原則になってくると考えています。それは同時に、体にもいいものであることが多い、たぶん、100%そう言えるのではないでしょうか。
プラスチックが出現する前の暮らしはどうだったでしょう。木、竹、草、石、土、自然にあるものを使って、上手に暮らしていました。難しい知識なしに今の暮らしにもすぐに取り入れられるものもありますが、次々と失われています。
本当は、科学技術こそが、自然にも人にもやさしいか?を哲学として発展してくれたら、世界がしあわせになるように思うのですが。


土に還すため、コンポストもやっています。生ゴミが無くなりました!
世界はともかく、自分の暮らしは自分で変えられます。今できること、楽しいことから、実行です。
みなさんは、ごみ減量、意識されてます?