さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

カテゴリ: vol.52

さとびの巻末は、コラム集。
短い読み物を集めた、隙間時間に読んでいただきたいページです。

前回の投稿では、雑草キッチン開催のご案内をいたしました。今日はそのつづき。
これをもちましてvol.52の紹介を終わりますね。

地域の居酒屋考察録

vol.32からずっと、考察録シリーズを続けています。現在は、天理市の登酒店の後継者、和也さんにお願いしているところ。

vol.52かずやさん




「いつもはお店のブログを書いてますし、インタビューを受けることはあるんですけど、それはもともとお酒が好きな方が読まれるのが前提になってるんですよね。

さとびの場合はそうとは限らないですし、自分のことを書くとうのもあまり機会がなくて、じっくり考えました笑」

そうなんです、アパレル業界から地域の居酒屋継承へ。酒蔵にもお客様にも寄り添う面白いお酒の提案をされています。そんな和哉さんの経験や大切にされてることを書いていただいてます。

次の春号で最終回になりますので、今回の冬号も要チェックですよ😊

登酒店は、農家のこせごれさんプロデュースの山添村のもち米から生まれたお酒「つむぐ」が買える限定販売店です。昨年のさとびでもご紹介しました。

つむぐ
昨年発表されたつむぐ。


今年ももうすぐ発売とか。。。少量生産のため一瞬で完売するかものとのことですが、飲んでみたい方は発売情報にご注意を😊

和哉さん、照れながらもポーズしてくださりありがとうございます!



身の丈しごと研究室

今回はちょっとスペシェシャルバージョンです。というのも、特集で久住さんを書いてくださった戸上さんのコーナーだけあって、内容が特集と連動しています。
特集と併読していただきますと、よりいっそう面白くなっております。



戸上さんとは、今年から「身の丈しごと研究室会議」を始めることにしました。
いつか、小さく一歩を踏み出したい方のために、通常の創業スクールとは違うタイプの応援企画ができないかなと思っています。昔、自宅の一室で、勇気を振り絞って「ここがわたしのエルインクなんだ」と、ひっそり始めた頃の自分に教えてあげたかったこと、支えてあげたかったことを、これからの若い人たちに伝えていけたらなあと。

戸上さんは身の丈しごとサポートの経験豊富な方ですので、将来の校長先生です!これからも、このコラムにご注目ください。


さとび的読書さんぽ

コラム連載としては、今やもっとも伝統的な存在となった読書さんぽ。
ナビゲーターの嶋田貴子さんの目のつけどころが、いつもストライクでしかなくて、感謝しています。うちあわせていないのに、きっとさとびのことを少し考えてセレクトしてくださっているんだなあと感じるのです。

過去のコラムを読み返すと、「この時代に、もうこの本を紹介してあるじゃないの!」ということが度々あります。

書店が好きな方、本が好きな方へ、ネット記事を読むのとは違う体験へのナビゲーションです。


さとびvol.52 (2023 winter)のご紹介はここまで。 


長々と連投してまいりましたが、さとびvol.52がどんな内容か、想像していただけましたでしょうか。さとびは広告を載せずに、読者さん、サポーターさん、共感してくださる取り扱いスポットさんに支えていただいてます。もしよければ、あなたもその一人になりませんか。ご連絡、お待ちしています。

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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

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さとびの巻末は、コラムやinformationを掲載しています。

 
informationは、さとびをお読みでない方のためにも、こちらで公開しますね。
ご好評いただいている季節の雑草キッチンセミナーのお知らせです。


 さとびこ編集室では、本誌夏号(49号)で初めてお知らせしてから、夏、秋、冬の3回と番外編を含む5回の「雑草キッチンセミナー」を行いました。
雑草や野草は薬草でもあります。セミナーでは、さとびでおなじみのクレメンツさんを講師に迎え、学校では教わらなかった雑草の知識、自然が作り出す栄養を十分に活かすおいしい頂きかたを実演で学びます。

 モットーは「うれしさと学びのある場づくり」。知らなかった知恵との出会い、おいしいランチ、初めましての人とも和やかにうちとけられる空気。
 文字どおりのうれしく学びのあるこの集いは、毎回好評いただき、次回の「春」の回もすでに満席となりました。そこで、これから初めて参加されたい方のために、2 年目からは講座の機会を少し増やしますので、この機会にいかがでしょうか。小規模ならではの良さとして、ワークショップが伝えたいことがみなさんの心にしみていくようなプロジェクトに育てたいと思っています。

 初めての方を対象とするセミナーの開催は春、宇陀市での予定です。場所は今年からオープンのクレメンツさんの活動拠点である「精霊の森 養生庵」。電車でお越しの方には、最寄り駅となる近鉄榛原駅までのお迎えも準備します。

※開催日は2 月頃をめどに、さとびこのFB ページやインスタグラム、編集部のブログ等でお知らせします。また、直接メッセージでお問合せくださっても結構です。
 
 自然に寄り添って暮らしたいと、多くの人が望んでいらっしゃるように思います。でも、どうしたらいいのでしょう。先人は、自然に倣い活かすことを当たりまえとして暮らし、文化を作ってきました。これからは新しい世代がもう一度、忘れられそうになっている素晴らしい知恵や術を学び未来へとアップデートしていく時。さとびこ編集室がそのことに少しでも貢献できれば嬉しく思います。まずは足元の雑草から。ご参加をお待ちしています。

上記文中、「2月をめどに」と書いていますが、そろそろ2月ですね。

ツユクサ
ツユクサも薬草でした

一足早く、このブログを読んでくださっている方に、開催日が決まりましたことをお知らせいたします。春というよりも初夏です(笑)



2023年5月21日(日)11時から14時ごろまでの予定
精霊の森養生案 宇陀市榛原檜牧543番地
直接現地までお越しください。
参加費 読者の方 3800円 一般の方4000円(当日お支払いください)
講座の内容 養生案周辺のフィールド講座、料理、会食、交流。
定員 15名前後

講師のクレメンツさん紹介

 精霊の森主催 自然療法士。調理師。気功整体師。あらゆる自然の恵みを暮らしに生かす
自然療法を提唱。1984年フランスでリンパドレナージュの資格をを習得し、その後
各国で自然療法を学ぶ。1996年から自然療法の専門家を育成するスクールを開校。
近年は、生まれ育った宇陀を拠点に「精霊の森」を主催し、日本の伝統療法や薬草文化を
継承する活動に重点を置きながら、後進の育成に従事。
医食同源のコンセプトを持つ、人間ドック専門医療施設「グランソール奈良」レストランの監修。

ご希望の方は、編集部までメールでご連絡ください。
info★office-l-ink.com (★を@に変更してください)
SNSのメッセージでもOKです。


編集部あなんの個人アカウントをご存知の方はそちらもOK

まだ少し先ですが、この機会にいかがですか。お待ちしています。

※ vol.52のこの記事の左上写真のキャプションに誤りがありました。
 誤=春 正=夏
 お詫びして訂正いたします。

昨年夏から始まりったこのワークショップも、次回の春(4月・満席)がファイナル。一年を通じて参加くださる方、ありがとうございます。いつも最高に楽しい時間をいただいています。講師のクレメンツさんご自身も精力的に講座活動をなさっており、もちろんそちらもおすすめですが、さとびこ編集室が主催する雑草キッチンならではの交流ができますことを楽しみにしています。

引き続き 雑草キッチンシリーズを継続する計画もございますので、今回予定が合わない方でも、ご興味がありましたら編集部までお問合せくださいませ。 


さとびコラムはこれだけではございません。続きは次の投稿で(^^)
次回で、vol.52紹介の連投記事を終わります。

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みなさんのご家庭では、ごみの日までにどれくらい溜まっていますか。
編集部のある奈良市では、週2回の燃えるごみの回収日があります。
今では、うっかり忘れそうになるくらい、ごみを出すことが少なくなりました。
ごみゼロとまではいきませんが、明らかに減ったのです。
 
そんなふうに編集部あなんの意識を変えてくれたのは、さとびの創刊時からずっとお世話になっているフリージャーナリストの北井弘さんに、ごみ減量のための情報発信をしていただき、編集しながらその情報に触れずにはすまなかったからではないかと思います。

ごみの問題は子供の頃から意識していました。大量生産、大量消費、使い捨て、そして大量のごみ。いつか日本がごみ列島になるんじゃないのかと。でも、実際には?ごく普通に暮らしてきたのです。
「知っている」と「やっている」は、とかくかけ離れてしまいます。そこで!
 
わかっているけど、めんどうかな?難しいかな?と、思っていることでも、それをワクワクとやりこなしている人との接点を持つことで、いい意味で影響を受けることができます。さとびがこの連載を北井さんにお願いしているのは、毎号毎号、「ごみを減らしてみようよ」というメッセージを伝え続けることが大切だと思っているから。

全国の事例をよくご存知の北井さんは、ごみ減量の最前線に関する情報を伝えてくださいます。

今回は、長崎県対馬市。

どこにあるか、ご存知かと思いますが、グーグルで見てみましょう。https://goo.gl/maps/QSKe9MzopMszMR7D8
対馬市
奈良からは、はるか遠いですねえ。

ここの海が今どうなっているか。衝撃の事実をお伝えします。



対馬市の海洋プラスチックごみは日本全体の問題
北井弘(ごみ減量ネットワーク主催) 



近年、この島がにわかに全国の注目を集めています。それは、“日本一海洋ごみが漂着する島”としてです。南北に永井地形が、海流と冬の季節風に乗って日本列島へと流れていく海ごみをキャッチする“防波堤”となっているのです。


対馬市写真

一見したところ、普通の海岸。でも、これ、発泡スチロールの粒が堆積しているんです。



美しい白砂の海岸のように見えますが、実は細かな発泡スチロールの粒々が何十センチも堆積したものです。

地域の子供たちが清掃活動。清掃はいいことですけど、自分たちが出していないごみを清掃する必要はないはずなんですが。。。
対馬市写真2


原稿を読みながら、「もっとごみを減らしたいなあ。海が泣いてる。地域も泣いてる」と痛切に感じました。

そんな対馬市では、スタディーツアーをしているそうです。
課題を逆手にとるなんて、面白い!
 
わたしたちも、地味にこつこつと「どうしたらごみが減って、自分たちも楽しく暮らせるかなあ?」ということを日々の暮らしの中で小さくチャレンジすることで、世の中の気運となって、ビジネスや政治にも影響を与えるようになったらいいですよね。

詳しくはvol.52 の GOMOIGEN最前線をぜひお読みくださいませ。


編集部のごみ減量

1.編集やデザインをしていると、紙のごみが多いので、まずは裏紙としても活用し、両面を使ったら古紙としてストック。たまってきたら地域のリサイクルへ(小さい紙ごみは普通に燃えるごみにしてます)。
 
2.生ごみは100%コンポストへ。ごみを減らしながら、畑(土・自然)と体の循環づくりになるところが面白いです。堆肥としては十分に発酵させないと逆効果になるらしいので、1年くらい寝かせてから土に帰しています。畑に直接生ごみを置く(畑の土に入れちゃだめですよ)人もあります。自分なりの方法を見つけるといいですよね。とにかくコンポストが効果絶大で、燃えるごみが減ったのはこれが原因です。
 
3.そもそも捨てなくていいように、長く使う覚悟のものだけ買う。使い捨てのものを買うときは、しっかりと意識して、どうしても仕方がないときだけにする。プラスチック製の使い捨てものは、もう買わない。植物性素材のほうが見た目もよく、長く愛用できます。

4.これはまだ徹底できていませんが、食品トレーはスーパーへ返すと、「その他プラスチックごみ」が減ります。

5.惣菜、弁当、加工食品を原則として買わない。これも大きい。お昼にお弁当を購入して食べていたときは、あっという間にごみ入れが溢れかえっていました。手作りすることが増えると、いかにそれが多くを占めていたかがわかります。今はお弁当を買うより、素食(粗食ではなく)でいいから自炊するほうがいいなと思います。


めんどう臭くありません。ごみが減るのが楽しいのです。みなさんも楽しいアイデアがあったらぜひ教えてくださいね。

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連載 季節によりそう味と香り -冬- 

筆者の吉水純子さん(じゅんこさん)は、アロマづくりの仕事をなさっています(合同会社楠山代表取締役)。
でも一言では説明できないくらい、多岐にわたって活動されていますので、このさとびの連載を通して見えてくるじゅんこさんは、細いスリットの向こう側のイメージと言えるかもしれません。
季節によりそうシリーズは、三瓶加奈子さんの食養生シリーズから始まりました。その連載が終わり、次にお願いしたのがじゅんこさんです。

初回の連載(vol.50)では、じゅんこさんのこれまでのことがたくさん書かれていますので、初めての方はどこかバックナンバーの置いてあるところでチェックされてみてください。え?この機会にvol.50から集める?すばらしいですね。ご注文をお待ちしていますよ!

さて。 

今回は1月発行というのを意識してくださったのか、
音と香り1-2
色鮮やかなめでたい感じのお料理。小さくトッピングされた柚子から紙面に香りが立ち上るようでした。

タイトルにあるように、アロマのお仕事をされているじゅんこさんは香りを販売するにあたって、それをどう表現するかをいつも考えるそうです。
そこで、なんと「音」で表現するんですって。

「ちょっと何いってるかわかりません」、ってなります?

でも記事を読むと「なるほどなあ」と、かえって香りが分かりやすく感じるんですよ。

見出しより

  • アロマオイルのパンフレットを作るとしたら?
  • 香りを音で表現してみてはどうだろう?
  • 柚子でなくてはならない時
  • 音と香りの記憶

じゅんこさんは、宮崎県に蒸溜所を構えていらっしゃいまして、森の中でアロマづくりをされています。最近発売になった「obi」というアロマオイルの物語を、じゅんこさんのSNSから転載いたしましょう。(リアルなじゅんこさんを感じていただけるかと)

OBI



お陰様を持ちまして昨日今回のロット500m Lは完売しました。


実は今回のロットには裏話しがあります。
去年の秋に来た台風14号を覚えていらっしゃいますでしょうか。
あの台風により私の蒸留所がある森は甚大な被害を受けました。

崖や道が崩れ、倒れてしまった沢山の木々。
そんな中で私ができることはただ一つ。
倒れた木を薪にしてもらい
スギの枝葉を収穫させてもらい
雨の隙間を縫って蒸留を続けました。

この精油を作った時の蒸留水の売上でまた幼い苗木を入手し
森に還していきたいという思いがありました。
私の会社では森で収穫したものは完全にカーボンニュートラルを
厳守していて100%薪の蒸留をすることにしています。
カーボンニュートラルにすると環境負荷を掛けない生産になります。
しかし、実際には瓶とかパッケージ部材があるので
もうちょっと頑張らないといけないと思っています。

だから、その分の負荷を苗木を植えることで自然に対して
差額をお支払いしようと私は考えたのです。
本来なら自然が自らの自浄作用によって天然更新を促すのが
一番なのですが鹿やウサギや様々な事情により
ままならないこともあります。

なのでその循環の輪に出来た隙間に少しだけ参加させてもらう。
そうすることで私の蒸留所が無いよりも在った方が
森のためにいいんじゃない?という立つ瀬を見つけたのです。

森は広大で木を数本植えたからと言って
そうそう簡単に変化があるものではありません。
でも、もし私が植えた木が1本でも親木になって子孫を残したら?
私が植えた木で何かの鳥や虫がお腹を満たすことが出来たら?
全部、”もしかして”から抜けることはありませんが
でも、それが無いよりか有った方がいいと思うのです。
更には今まで森づくりを学んできた今の所の結果としては
急激な環境の変化を自然は望んでいないらしいので
私は今の所これでいいとしています。

この製品のobiという名前はもちろん飫肥杉のobiであり
人の生活と環境の輪を結ぶための”帯”となるようの思いもありました。
今日はこれから蒸留水を販売します。
私はその売上げでまた森から薪を買い
残ったお金で森に木を植えたいと思います。

完売したアロマオイルのお話を載せちゃいましたけど、
これからもこんな感じで商品開発や製造や販売をされていくのでしょう。
この森思い、自然思いなところに着目して、さとびは連載をお願いしているのです。

「Obi」は編集室にも置いています。(ルームリフレッシュナーとして使うつもりですが、なんとなく、まだ、開けずに眺めています)

Obi購入



じゅんこさんの連載も残すところあと1回。ご多忙の中、季節に一度、さとびのために時間を使っていただき、ありがとうございます。次回も楽しみにしています!
 

オンラインショップはこちらですので、アロマに興味のある方はチェックされてみては。


じゅんこさんの会社のHP
https://qusuyama.jp


PS 近い将来、じゅんこさんとお会いできそうです。これも、最高に楽しみです。

 

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自然とうまく折り合いをつける場を取り戻す

上記が新連載第1回目のタイトルになります。
vol..52杉さん


里山、里山と、自然を大切にする方たちによってその大切さが提唱され続けてきている一方で、
里山が残された場所では農地が放棄されていきます。

さとびが32号で初めて杉浦さんを取材したとき、御所の中山間地域で有機農業をしている人であることはわかりましたが、農業が里山を守るための行為だったと理解したのは、少し後のことでした。

一人で始めた。
一人で続けた。
続かなくなった。
もう一度立ち上がった。

さとびが出会ったのは、このタイミングでした。
応援したくなってしまいます。この人は本気なんだとわかるほど、この取り組みが挫折してはいけないと思いました。vol.35の特集で、「援農」というかたちで都市暮らしの人が土との接点を持てないものかと特集を考えていたとき、杉浦さんの秋津穂の里プロジェクトを伝えようと思いました。
(この号では他にも援農関係の記事がございますのでよろしかったらぜひ。在庫は僅かです)


CMの時間 さとびvol.35
satobi35

satobi35-02





それからコラムで連載していただいたり、「風は奈良から」のコーナーでは元探検部志望の一直線な一面をご紹介したりしながら、杉浦さんとのご縁を大切にしてきました。
 
編集部あなんも杉浦農園の田植え、草刈り、稲刈り、そしてお米と時期のずれるソバの種まきなどに参加し、そこで、どんどん関わりたい人や応援する人が増えていくのを体感してきました。
秋津穂の里プロジェクト2

秋津穂の里プロジェクト田植え完了

あなんが参加した秋津穂の里プロジェクト

地元の酒 油長酒造さんとのタイアップも進み、「農家酒屋」(杉浦さんが酒屋になっちゃった)もオープン。年に一度発売される杉浦農園の秋津穂で醸造された「風の森」は、またたくまに売り切れます。 

なんだか不思議なことが起こっているような。



そうこうしているうちに杉浦さんは、今時の人になりつつあるんですね。先日、奈良県が制作する動画の主人公になってしまわれていて、すでに「さとびで伝えなくても大丈夫やん」と思うほどでございます。いやいや、今度は、さとびが助けてもらえるかもしれませんよね(笑)。

 


杉浦農園さんのフェーズが変化していくのをお伝えしなくちゃ。それはさとびがやろう。
杉浦さんに連載の企画をお伝えすると、とても喜んでいただけました。

そうして、このvol.52から杉浦さんの連載がスタートしました。

初回は、初めてお読みになる方のためにプロローグ的な内容になっていますので、今まで杉浦さんをご存知なかった方でもご理解いただけます。


里山が失ってきたものと、現代の社会で枯渇しているものが似ています。
里山を維持させる意志と行動は、きっと現代の社会をうるおすでしょう。
そのために、おいしい和食生活をしてお米を食べましょう。素晴らしい仲間と一献を傾けて語らいましょう。お蕎麦を食べましょう。なおかつ、身土不二、なるべく地元産の。
農業は、単なる産業ではなく、自然(その土地の風土)と人との結節点であるはず。人が関わることによって維持される里山は、縄文時代から、神の住む森やハラ(縄文人が食糧や道具の材料を得ていた森林ゾーン)と関わってきたわたしたち日本人の自然との向き合い方が継承されている場所だと思います。関わるからこそのメリットが醸成されてきたものがあるのです。

杉浦さんが語る里山、どんなお話が続いていくことでしょうか。
まずは連載の初回が掲載されている、さとびvol.52をぜひお手にとってみてください。


それでは最後に、本誌で掲載しなかったものも含めて写真をご紹介します。

そばチャレンジ(秋津穂の続くプロジェクト進行中)
そばチャレンジ畑青々


そばチャレンジ2022

そばチャレンジ畑

そばチャレンジメンバー


農家酒屋

風の森づくり



風の森秋津舗

農家酒屋飲み比べセット


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