さとびごころ編集部のblog

奈良のローカルマガジン「さとびごころ」の編集部からみなさんへ、取材のエピソードや、お知らせ、ご紹介したいことなどをお送りします。

カテゴリ: 取材の周辺

台風19号の影響で、ギリギリまで開催されるかどうか危ぶまれた「風の森アキツホ特別純米 無農薬の米作り」は、予定通りの10月13日、今年も開催されました。
 

35号特集「農がつなぐ人と土」でご紹介した杉浦農園さんの取り組みです。編集部阿南も参加してきました。


証拠写真↓

阿南

田植えの時の幼かった苗が、株を増やして黄金色にお米を実らせました。ちょうど片手で握れるほどになったところを掴んで、カマでぐさっと刈りますと、ちょっと気持ちいい。でも、手刈りで全てを行うのは、人手のない現代では現実的には無理です。

ただ、こうしてイベントとして体験させてもらえて参加者は楽しく、お酒を楽しみにできますし、

杉浦さんは、ぬかるんだ所はコンバインでは刈りにくいそうで、そこをボランティアがやることで助かるそうです。


途中の写真を撮るのも忘れて、黙々と集中してしまいました。


3枚の田んぼの稲の手刈りは、みんなでやると、ぐんぐん進み、

景色が変わっていきました。


終了後は「風の森と鍋の会食」。前日から杉浦農園さんが準備してくださったイノシシ汁をいただいたり、

油長さんが用意してくださった風の森を、存分に飲ませていただき、参加者はみんな嬉しそうでした。



来年40号からは、杉浦さんのコラムもスタートします。農を通して里山再生に取り組む杉浦さん(写真下)の考察録を、どうぞお楽しみに。


杉浦さん

杉浦さん、油長酒造の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


杉浦農園さんや、風の森の特別純米を無農薬で栽培する取り組みを紹介した特集は こちら


なお、こうしている間にも被災され、苦しい思いをされている方々がいらっしゃることに、心からお見舞い申し挙げます。
1日も早く、安らかな生活が取り戻されますことを祈ります。 



明日なら1

すっかり涼しくなってきましたね。
台風の影響が報道されています。放置された森の木が倒れ、電気の復旧が遅れているなどの
報道もあります。。 林業は「業」である限り儲からなくなったら放置されてしまいますが、
災害のことを考えると環境保全としての林業の側面は放置できないことです。
そんな林業、30年近く森や林業を取材しておられる森林ジャーナリストの田中淳夫さんによると「絶望」なのだと言います。
今回のあすならもり (明日の奈良の森を考える学習会)は、先月出版された同タイトルの本「絶望の林業」をテーマに、田中さんをお招きして9月21日、奈良市で開催されました。あすならもり には、さとびごころ 編集部(オフィスエルインク)も、協力しており、毎回レポートを掲載しています。
次号(39号)は、第10回の古川氏のレポートになりますので、田中氏のお話は来年40号でお伝えすることになると思います。

今回の様子は、主催の森林総合監理士会のブログでも報告されています。

上記の通り、絶望の先の希望の方にウエイトが置かれていました。『絶望の林業』は、あえて当日会場で買い求め、せっかくですのでサインもいただき、読んでみました。こちらには、8割以上のページを割いて、なぜ「絶望」なのかが書かれています。

日本の林業が衰退した理由に、必ずと言っていいほど「安い外材に押され」という言葉が出てきますが、
それだけではないことなども書かれています。田中さんは、少し「人とは違った意見」を出す方なので、一方的に思い込んでしまいがちなところを、考え直してみる機会を与えられます。

希望の林業としては、吉野林業方式の話が出てきました。奈良県で暮らしていると気づきにくいのですが、吉野林業が生んだ方式は世界的に見ても優れていると、有識者の方たちからよく聞きます。現代にカスタマイズするには、どうしたらいいのでしょう。
収益は、「今そこにある資源」を商品にしていくのがいいと田中さんは言います。自然資源を対象とした場合は、マーケットインは合わないと。


編集部は、林業のプロの立場ではありませんが、環境としての森に直接関わる林業に関心を持ち続けています。それは、林業で稼ぐかどうかに関わらず、誰もが関係していること。

田中さんの言葉で言うと「森林環境の維持向上により、森林と人との恒久的な共生を図る」ことは、持続可能な社会づくりにどうしても必要なことだと思います。

どんな人たちがどんな思いで、「絶望」に抗い、取り組もうとしているのか、この奈良でのストーリーをこれからも紹介したいと思います。

お馴染みになってきた交流会。
奈良で森林に関わる人たちの顔ぶれが揃います。
明日なら3

利害関係をひとまず横に置き、生の人間関係から明日の奈良の森づくりのための、つながりが生まれていくことを願っています。

(写真は奈良県森林総合監理士会ウェブサイトからお借りました)


今年1月に発行した36号の特集「縄文の奈良」でお世話になった松田真一先生の講演「縄文社会の秩序と体系」を聞きに行ってきました。

 Unknown

第84回企画展「祈りの考古学―土偶・銅鐸・古墳時代のまつり―」の関連イベントとして開催されたもの。100名の会場は満席でした。

石棒、土偶、耳飾りなど、明らかに実用品ではないものを高い技術で丁寧に作り上げた縄文人たちは、自然の恩恵とともに脅威とも寄り添う暮らしの中で、人智を超えた力を信じ、安全や繁栄などの願いを叶えようとしたことが伺えることを、豊富な例を元にお話くださいました。

企画展は明日まで。今なら間に合いますよ。

天理の街路樹は美しかったです。次号の準備も頑張らないと!

松田先生、お声かけいただきありがとうございました。

https://www.sankokan.jp/news_and_…/…/sp84_kanren_kinen2.html

 

さとびごころ 編集部のブログへお越しくださったあなたへ、簡単にご報告しますね。
録音はしておりませんでしたので、曖昧なところは書かないことにしますことを、お許しを。

縄文時代は狩猟採集が中心です。その点、緑が豊かで、生物も多様な日本列島ほど有利な場所はありません。自然をよく知り、活用する高い技術も持っていたからこそ、長い年月にわたって縄文時代を維持できたのです。
自然の恩恵を受けながらも、同時に脅威とも共存しなければならなかった縄文人たちは、いかにして願いを叶えようとしたのか、遺跡からわかることをお伝えするのが、今回の趣旨となります。

縄文時代には、意味や用途の理解ができない道具や特殊な遺構が多種、大量にあります。これらは、当時の精神文化を写したものです。

石棒。男性のシンボルを表していることは間違いないでしょう。女性の性器を彫刻したものもあります。石を丹念に磨き上げており、相当な手間をかけています。
 
土偶。草創期の土偶は顔や手足がありませんが、年代が進むとともに、顔や手足、服装の文様などが描かれるようになり、弥生時代には衰退します。有名な、遮光器土偶は、青森県の亀ヶ岡から出土したもので、その地が最も繁栄した時である晩期に作られました。エスキモーの雪メガネに似ているものをつけていることから遮光器土偶と呼ばれています。
土偶は、胸の膨らみなどから女性を表していることが定説ですが、「呪術的な意味を込めて故意に壊した」という説については、違うのではないかと思います。なぜなら、土偶でなくても破損はしていること、中空のものが破損のかけらの数が多いことなどから、自然に破損したのではないでしょうか。
また、当時の高い写実力、デザイン力からして、女性そのものを写実的に表現することは可能だったと思われるのですが、あえてこうした象徴的なデザインになっていることを見ると、女性そのものというより生命の誕生、超人的で超自然的なものをイメージしたのでしょう。

装身具(主に耳飾り)
骨や石から作られたものや土製のものがあります。土製のものは中期以後に多く、一箇所から何千個も出土することもあります。耳は、対面した時にすぐに目に入ってくる位置なので、ここに装身具をつけることで出自や未婚既婚など個人の属性を表し、識別をしたのではないかと思います。ピアス式に、耳たぶに穴を開けてはめ込んで使っていたようです。最初は小さなものをはめて、だんだんと大きなものに変えていったのです。

土面
後期から晩期、東北方面から多く出土されます。顔に被って演技や踊りを演じたことが予想されます。

抜歯
ほとんどの人骨から、健康な歯を故意に抜歯していたことがわかります。犬歯や切歯が多い。成人、結婚などの通過儀礼と関わると思われます。

この他にも(レジメによると墓地、環状列石、環状集落など)ありますが時間がなくなりました。大切なことは、これらの祈りや儀礼行為は、決して思いつきや場当たり的に行われたのではなく、祈る対象や目的が明確です。儀礼は綿密に整えられ、その社会が共有する厳格な原則に基づく信仰体系が存在していました。秩序ある精神文化が醸成され、成熟した時代だったのです。

1時半から3時までの講演でしたが、縄文特集経験のおかげでおっしゃることがよくわかり、1時間半もかかったとは思えないほどに、時間切れになりました。松田先生も、お話されたいことがたくさんあったのか、ついつい時間配分を忘れてしまわれたようで、レジメの全てまではかないませんでした。


ここからは勝手なつぶやきです。
縄文の遺跡は、特に後期以後のものは本当に美しいです。造形にエネルギーが感じられ、まるで植物が意思を持って成長するような力を感じます。 その力が祈りだったのでしょうか。
縄文時代は全てが手作り。今も手作りする時、たとえ下手でもなんでも、祈りがこもるような気がしませんか。編集も「編む」という文字が含まれる通り、原稿の一つ一つ、言葉の一つ一つ、画像の一つ一つを編むような作業です。祈りや願いを込めて取り組みたいと思います。
現代にあっても、私たちの中に「祈る心」があることは変わらないと思います。ただ、現代人は祈る心がありながらも「非科学的だと切り捨てるべきなのだろう」という意識があり、縄文人は心の底から信じていた、もしかしたらそれは現実とリンクしていたのだろうと思います。
しかし、人間の意識の力の物理的な作用も解明されつつある時代、心をどのように保つことが大切か、縄文人たちの祈りを思いながら「人智を超えた何か」については、しっかりと心に留めていたいと思いました。










毎回多彩なゲストを招き、明日の奈良の森を考える集い。発行元のエルインクも運営に関わり、途中からさとびごころ でもレポを連載し、回を重ねてきました。今回で、もう10回目です。
 木材活用については東京オリンピックのメイン会場など、公共施設の木造化・木質化が一般的にも広く知られるようになっていますが、この木材の「出口(川下)対策」は 森林を護り、山村で生活している人々や森林所有者、いわゆる「川上側」にどれだけ潤いをもたらしているか?木材活用=森林資源の有効活用=山村の生活の安定にはまだまだ課題が多いと考えます。  本日はアトリエフルカワの古川氏に設計者の視点から、シンプルで無駄がなく経済的な木の活用術のヒントのお話をいただきました。


(今回はキッチンの手伝いが重なり バタバタしておりまして失礼しました) いつも2、3ヶ月おきに開催していますが、次回は異例の翌月開催。 主催者の杉本さんの強力プッシュで、奈良の森林ジャーナリスト田中淳夫さんのご登壇です。以前、21号特集「100年前の奈良」で、「100年前の吉野林業」についてご執筆いただきました。さとびごころ ともご縁のある先生です。
 今回の講演は8月7日に発行された田中先生の最新刊「絶望の林業」をテーマにお話いただきます。このテーマで本を書かれた経緯や、今の日本の林業や森林施策への不安。そんな中にも次の世代の林業に希望が見えるか?
書籍だけでは読み取れない田中淳夫先生の「森林愛」を直に感じていただける講演会になろうかと思っています。あなたは今の林業や森林で起こっていることを、傍観しているだけで良いのですか?  まずは、講演会に参加し、書籍を購入し、読み、次に行動を起こしましょう。


お申込み受付が始まっています。こちらまで。
https://naraforester.wixsite.com/asunomori-11 


それぞれの人に、行動する方法があるはずで。。。 林業や木材の分野外の方にも、山で起こっていることを知っていただく機会になるかと思います。編集部も勉強します。どんな行動が可能か、探しに来ませんか。

vol.35(2018 autumn)特集でご紹介した杉浦農園さんの、無農薬で風の森の酒米を作るプロジェクト「秋津穂の里プロジェクト」(田植え編)が、今年も開催されました(編集部あなんが家族友人と共に行ってきました!)。

さとびごころ vol.35 より

ひとりでやらなくていい。あきらめない無農薬栽培。 


秋津穂の里プロジェクト2


3回目となる今年は、昨年を上回る100名以上の参加。複数の取材が入り、ドローンも飛び交い、注目度が増していることが感じられました。
 

「これをさらに発展させて、中山間地の棚田を残していきたい。里山を未来に継承していきたい」と語る杉浦さん。一過性の取り組みに終わらせないとの意思に満ちていました。


例によって油長酒造の山本社長はじめ社員の皆さん(若々しい人たち!)が、親切に仕切ってくださり、爽やかな晴天のもと、清々しい緑に囲まれながら、しんど過ぎないやり甲斐のある田植え体験。その後は、五条のレストラン「ラミ ダンファンス アラ メゾン」さん(http://sp.raqmo.com/LamiDenfance/ の美味しいランチや、風の森の振る舞い酒もあり、贅沢で楽しいひと時を過ごさせていただきました。

秋津穂の里プロジェクト4
五条の美味しいレストラン「ラミ ダンファンス アラ メゾン」さんと。特集内でもご紹介しました。


ジャンケンで勝った人には風の森のプレゼント。(いいのでしょうか?というほどのおもてなし)

当たった人はニコニコ顔。
秋津穂の里プロジェクト5

読者の方にも遭遇しました。(この方達は奈良クラブサポーターご一行様でもあります)

秋津穂の里プロジェクト6

手植えの終わった田んぼ。機械でやる方が早いのに、イベントに仕立ててくださり、ありがとうございます。
お礼は、草刈りの参加ですよね。
 


秋津穂の里プロジェクト田植え完了



一緒に行った仲間たちは、帰り道に田んぼがあると「見てしまう」と言っていました(^^)。お米や野菜を作っていない人、家庭菜園を持たない人、ベランダ園芸に失敗してしまう人も、援農を通して土に触れることができ、農の尊さを感じることができます。


私たちは取材のご縁で、杉浦農園さんの取り組みに参加していますが、みなさんの身近な場所にも、そんな機会があると思いますので、大好きな人と一緒に参加して楽しんでみませんか。


秋津穂の里プロジェクト、次回は草刈り編。6月23日と30日が予定されています。



さとびごころ 35号より

ひとりでやらなくていい。あきらめない無農薬栽培。


緑の美しい季節ですね。編集部の阿南です。


6月早々、夏号の準備も進めつつ、さとびごころ と縁のある人たちが頑張っているイベントが行われましたので、(個人的に)行ってきました。
準備中


『北山三村フェスタ』とは?  


北山三村フェスタは、北山三村(和歌山県北山村、奈良県下北山村、奈良県上北山村)による、企画・出店・ステージイベントです。昔から、文化的な結びつきが強い北山三村が連携し、時代を切り開いていくための、きっかけとなるようなイベントにしよう、という思いから始まりました。三村でイベントやれば、その楽しさが、きっと三倍に膨らむと思っております。そんなことを、少しでも感じれるようなイベントにしたい、と思います。

そんなイベントの詳細は、以下になります。絶対に!絶対に!楽しいイベントですよー。皆さん、是非遊びに来てくださいねー。

テレビ取材もいくつか来てました。和歌山放送さんのレポート。

県境を越えて独自の山村文化でつながった3つの村の魅力を発信する「北山三村(さんそん)フェスタ」が、きょう(2日)北山村(きたやまむら)のおくとろ公園で初めて開かれました。

これは、林業などを通じて古くから「北山三村」として交流の深い、和歌山県北山村と奈良県上北山村(かみきたやまむら)・下北山村(しもきたやまむら)が、それぞれの村の魅力を多くの人に知ってもらい、体験してもらおうと、実行委員会を作ってことし(2019年)初めて開いたものです。



このうち、下北山村チームとしてイベントに出展した人たちの中に、さとびごころ 関係者が潜んでいるのでありました。

 準備中のステージ

左は、コラムで「日々是好菌」を連載中のみなみちゃんこと、渡部みなみさん。そして、右は、「今日も晴々オノ暮らし」を連載中のハルちゃんこと、小野晴美さん。イベントのオープニングで下北山村の紹介をしています。

「私たちの村では、お茶やお米をそれぞれの家庭で自給するため作っています。そんな日常が当たり前にある村です」

みなみちゃんも、ハルちゃんも村外から、あえてこの村が好きで選んで(今の言葉でい言いますと)移住してきました。そして、みずみずしい感性で、これからの希望を見据えて、記事を書いてくださっているのです。さとびごころ をめくってみてくださいね。

天気予報通り、午後からは雨。イベントが終了するまでに、どんどん大降りになりました。でも、お年寄り、親子連れ、都市部から来られたと思われるおしゃれな方、たくさんの来場がありました。決して人口の多い地域ではありません(上北山村約500人、下北山村約900人、北山村約400人)。それを感じさせないような賑わいでした。若い人たちが準備を重ね、開催にこぎつかれたそうです。そして、それを後押ししてくれる大人たちがいらっしゃることも、見逃せません。

この地元感が、何とも言えない心地よい居心地感を作っていたと思います。広告代理店的、コンサル的な空気がいい意味でなくて。おしゃれでかっこいいものもあれば、素朴で微笑ましいものもあり。

その居心地に浸りながら、わたしがベースキャンプにしていたスポットが、「薪割りコーヒー」。
薪割りした人はコーヒーか番茶が飲めます。そして、気持ちだけの寄付をします。
彼らは、下北山村内で森づくりに取り組む面々。寄付は、そのために大切に使うそうです。
(「苗が買えないかなー」と言う声が漏れ聞こえていました) 

これが結構な人気で、人が途切れませんでした。

高齢者の方々も、「どれ、一つやって見せようか!」と、パッカーンです。子供たちも好奇心いっぱい。

取材陣からも人気でした。(奈良テレビ取材中)
薪割りコーヒー
 
誰ですか、このニヤニヤしている人は!

次号37号(7月発行)でも、執筆を頼んでいる北くんこと、北直紀さん。シャッターを押す瞬間に、なぜか振り向く。

最後は、「きなりの湯」に浸かって、満足とともに帰りました。
さあ、みなさん 原稿をお待ちしていますよ。

編集部も頑張ります。  


追伸 まめ知識

FB友達のJさんの投稿がさすがですので共有させてください。

上北山村・下北山村・北山村。

今は奈良と和歌山に分かれていますが、江戸時代は紀伊国牟婁郡北山郷であったとか。

同じ方言を喋って、同じサンマ寿司・めはり寿司を食べて、習俗文化もほぼ同じ。同質の人たちが住んでいるのであります。

今は三重県になっている北山川対岸も、北山郷の一部であったんですね。

そうなのです。ここは、三県に分断されている熊野の縮図なのであります。

よその県であることがおかしいのです。

祝電が二階幹事長、世耕経産大臣、鶴保参院議員から来ていましたね。

ちなみに、この文章の最後の方には「おいおい、奈良県からは何もナシかよ。
図らずも「南は要らない」という本音が現れたか。」と言うチクリとしたお言葉がありました。
いえ、政界の大物ではありませんが、奈良からこのイベントを讃えるために、わたしたちが行きました(笑)! 


  

春号の準備が進んでいます。

さとびごころに携わっている人たちは、全員本業があり、ボランティアです。発行人(あなん)だけは、専属で関わっていますが、対価はありません。
これで続いていることは、奇跡的なことではないかとふと思うのです。


プロフェッショナルな方が、ボランタリーに関わってくださっていることや

読者の方やサポーターの方がいらっしゃならければ、瞬間的に休刊です。


この奇跡には、感謝しないといけないと

いつも思いながら編集しています。


しかし、対価が生まれないことは自慢できることではありません。

編集長が、ビジネス的に素人であることが原因だと思います。

申し訳ないです。しかし、イチローが言っていました。


自分が出来ると思ったことが必ず出来るとは限らない



だけど 自分が出来ないと思ってしまったら絶対に出来ない



自分なりに頑張っていたら

何か光が見えるということを知ってほしい

光を見た人の言葉です。これ、小学生向けの発言なのですけど。。。。

小学生でなくても、響きますね。


出来ないと決めつけず、さとびごころも自分なりに前に進みます。

応援してもいいよーと思われる方、定期購読やサポーターに登録なさってくださいませ。
また、さとび的な取り組みや理念を伝えたい方、タイアップさせていただきますのでご相談ください。

あ、話がそれました。。春号です。
あと数ページを残して、校了が見えてきています。

4月になりましたら、お届けしますのでもうしばらくお待ちくださいね。




35号で取材させていただいた「美しい多地区の田園風景を楽しむ会」さんが、奈良県農村地域づくり協議会研修会で発表されるということで、関係者の方からお誘いいただき、会場の多集落営農組合まであなんが行ってきました。

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行ってみると、なんだか、飛び入り参加だったようでしたのに、迎え入れてくださり(美味しいものも頂き、、、)、多地区のみなさん、ありがとうございました。

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農村の地域づくりに地元自ら取り組む方たちがお集りでした。まさに「その地に根ざす」方たち。

知り合いの方にも会いました。また、勝手に話しかけた何人かの方に、「今度行きます」と申し上げると「おいでー」と言っていただき、嬉しくなっています。

多地区の農産物や特産品は、道の駅「レスティー唐古・鍵」で買えます。専用コーナーがありますので、お立寄の際にチェックしてみてください。やすまろうどん、美味しいです!
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やすまろうどん
多地区で栽培された小麦から生まれたうどん。全粒粉入りなので、蕎のように見えますが、うどんです。つるん!とした口当たりが美味しい。どうしてこんなにつるん!としているのかというと、「手延べ」にその理由がありそうです。太い生地を除々に伸ばしてつくるグルテン組織が切断されないとのこと。水の澄んだ山添村で製造されています。




そして、最後に、FBページではアップしていませんが、美しい多地区の田園風景を楽しむ会の会長大倉さま、お礼をこめてここにアップさせてくださいませ。突然、お声かけしたのに、映ってくださって、ありがとうございました!

当日の資料より(きっかけは-------)
●約15年前の地区のリーダーの「営農の崩壊」=「村の崩壊」に対する強い危機感と対策にむけた牽引力
●農業を中心とした地域の復活を目指した

そのリーダーがこの方です。



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さとびごころの記事はこちらです

農村地域は博物館!大人や子どもたちに農地の多様な価値を伝えたい



ただいま発売中の36号でお世話になった松田真一氏に、

さとびごころをお届けするため氏が特別顧問をお務めになっている天理参考館へ

(松田氏は二上山博物館の館長もされています)。

国内外から集められた民俗資料、考古資料が展示されています。



3階の「世界の考古美術」では、ラッキーにも松田氏のミニ解説つきで縄文の美しいものたちを見ました。図録でしか見たことのなかったものにいくつも出会えました。(もう一度、こんどはもっと浸りに行きたいと思います)1階と2階には世界の生活文化が展示されています。



松田氏が縄文時代の専門家になられたのは、若い頃、大川遺跡(36号特集でご紹介)の発掘に携わられたことがきっかけだそうです。
「当時は縄文の専門家がいなかった」「仕事上でであったテーマを調べるうちに、それが面白くなっていくのが考古学なんですよね」と。


そんな松田氏のおかげで、奈良の縄文について手がかりを得た編集部でした。「松田先生、ありがとうございました」

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左の人は、ぼけてるくらいで丁度良いです。

松田先生、すみません!




農業や林業の世界では、高齢化と後継者不足のことが心配されています。
跡を継ぎたい人がいない。若い人は都会で就職。
その一方で、外部から農業や林業に転じてきた人たちには、
「儲かるから」「安泰だから」という以外の動機で取む人が多いように思います。

大きく儲かることや、安泰であるかどうかを横においても
「これがしたい」という人たち。
険しい道のりでも、乗り越えようとする人たち。
杉浦さんも、その一人です。

取材したことの全てが原稿になるわけではなく、
載せなかったことの中にも心を動かされた部分があります。

なので、さとびごころは杉浦さんや
「杉浦さんのような人たち」にエールを贈りたいと思います。

関心をもつこと。購入すること。人と話すこと。
なんでも、無理なく楽しくできることをやるだけでいいと思う。

当日のメニューには、杉浦農園の野菜がふんだんに取り入れられました。
「これ、すっごいおいしい!」「全然ちがう」の声も会場のあちらこちらで聞こえました。


お酒の会にご来場くださったみなさんに、これきっかけに、
杉浦農園さんのことを知っていただけたら
嬉しく思います。

共催いただいたぷろぼの食堂さん、ありがとうございました。
次は、杉浦農園マルシェ(?)をしましょう(^^)




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