さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2023年03月

みなさま、こんにちは。
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春になって新鮮な葉っぱを増やしはじめたタイム


本誌は、リトルプレス(小規模かつ自主発行)でございまして、一般の流通には乗っておりません。ご購読していただいている方には、ご指定の住所まで編集部から直接お送りしております。

さとびをフリーペーパーにしないのは、自分自身もそうですが、無料のものほど捨てることに抵抗がなく、捨てられるまでの生命が短いと思うから、というのがあります。
読み捨てられるのは、記事に登場される方の思いも、紙という資源も、もったいなくて。

 
購入してお求めいただける方は限られると思いますので、その方はきっとしばらくは置いてくださるのではと。(不要になったらリサイクルへー)。

置いていただけたなら?

あとから「あそこに載っていたのはこれだったのか」というふうに、バックナンバーをチェックしていただくとより面白くなるような作りに(結果的に)なっております。雑誌は、隅から隅まで熟読していただけることは稀で、軽く読み飛ばされるページもたくさんあると思うんです。なので、コレクションしていただけるのがおすすめでございます。

在庫切れになったら…

新刊を発送し終わった後は、必要最低限数の在庫を見積もって保管しております。
出版業界では日々、夥しい数の本が処分されているそうです。これは心が痛みます。必要な数だけ印刷しようと考える所以です。

すると時々、驚くことに!在庫切れになることがあり、それ以後にご希望のあった号は、2刷程度までは増刷しております。
この増刷につきましては、ロット数が(もともと少ないのに、さらに)大変少ないため1冊あたり600円を頂戴しています。また、3年以上経過したバックナンバーも、順次600円に変更していく計画でございます。


そんなわけでございますので 


新刊を確実に500円でご購入いただけますよう、またこれからもさとび作りを続けられますよう、編集部を応援していただけるようでしたら、よろしければ定期購読をご検討くださいませ。



定期購読は2タイプ

読者メンバー 2500円/年 1部
サポーター  5000円/年 2部


 

なにか底通するものを持つ方たちが紙面を通してゆるくつながっていただけたらという願いが編集部にはあります。なんだかこう、離れていても一緒に歩いているお仲間のように?
いつか偶然にもリアルでの出会いがあれば(地域ですからありえます)、

「さとびで見ましたよー」というふうに会話の種になれたらなあ。

NHKで見ましたよーというのとは訳が違いますよね(笑)
読む人が少ないマガジンなのに、「見ましたよー」って、それはまさにご縁があるに違いありません。


 

今は時代の変わり目。どちらに転んでもおかしくない状況です。

コロナやワクチンや。。。いろんなことが起こりましたね。「自然と調和して」は30年前から言われてきたことです。でも、今もまだ言われてづつけています(ということは?)。

わたしたちは、自然にも人にもやさしい(美しい環境の中、思いやりのあるつながりをもって)地域で暮らしたい。ないものは工夫し、あるものは守り、あってはならないものを減らしたい。それが「自然に近づくこと」の中にあると考えています。

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奈良のちいさいマガジン。よろしかったら、つながってくださいませ(^^)編集部は、素敵な方たちとあなたをおつなぎします。

 

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ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

さとび読者の方へ。あなた(or 法人様)の「さとび」を作りませんか。
企画立案のサポートから文案作成支援、リライト相談、編集デザイン、印刷仕上げやウェブ用のコンテンツづくり、ワンストップでさとびこ編集室がお手伝いいたします。ご相談ください。






 


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編集部にこもること、畑へ現実逃避することなどを続けているうちに
3月も今日で終わり。
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編集部の近所の桜もピーク。


 

春号は最終チェック段階に至りました。

特集のテーマはちいさい村へ旅しよう。
主人公は、上北山村の民宿100年さんです。 

その他、今回も奈良のさとびマインドな方たちが
たくさん掲載されています。

ご興味をもっていただけましたら、購入で応援していただけませんでしょうか(単刀直入)。
よろしくお願いします。

落ち着きましたら、次号のご紹介記事を投稿していこうと思います。
読んでいただけたら嬉しいです。



初めての方へ

奈良のローカルマガジンさとびごころは、100年住み続けたい奈良のために、自然と調和した地域づくり、暮らしづくりをしたい方に向けてお届けしています。
編集部がみつけた人や取り組み、役にたつこと、楽しいことが多数紹介されていますので、きっと希望やヒントを感じていただけると思います。
バックナンバーは、取材時から変化している部分がございますが、本質は年月がたってもふくるならない内容のものばかりです。ご興味のあるテーマがありましたら、ご一読ください。


ではでは。



PS 明日から二日間、私用で奈良からいなくなります。いくつか、チェックしていたイベントがありましたが、行けなくてすみません。個人的なつながりのある方は、FBで現状報告するかもしれません(^^)3日から復帰しますので、またよろしくお願いいたします!!



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野球はごらんになりますか。
わたくし、高校野球もプロ野球も追いかけなくなりましたが、WBCは見ます。 
あのイチローのヒットは忘れられませんよねー。

今回のWBCも、楽しみました。いやほんと、最高。
WBC2023
このまま消えるのが惜しくて思わず写メった画面


数々のドラマを満喫して今思うこと。

それは、監督さんとダルビッシュさんのことです。

今回は栗山監督でした。この方は、大谷くん(わたしは選手をくんと呼ぶことで、勝手な親近感を楽しんでいます笑)が二刀流でやりたいと言ったことを受け止めた人でした。当時の球界ではありえなかったことでしたが、大谷くんの意思を尊重することを約束し、メジャーへの挑戦もさせてあげました。
「今すぐ行くよりも日本のプロ野球界で経験を積んでから行ったほうがいい」との助言があったと記憶しています。スター選手が流出することなく、また本人のためにも結果的にそれが良かったというバランスのとれた判断だったのでは。

そんな栗山さんは、村上くんがどんなに不調でも使い続けましたよね。結果オーライ「村神様」に終わりましたが、見ているときは本当に、チャンスになると村上くんに回ってくるたびに、「あかん、もうあかん」と思って見ていました。それでも、降ろさない。監督さんは選手を信じておられるのだなあと思い、期待や依存ではなくて腹の底からくる覚悟のような信念のようなものを感じました。

選手を叱咤したりコントロールするよりも、選手を信じて可能性を花開かせる指揮官。
こんな人があたらしい監督像ではないかと思いますし、こちらのほうが難しいと感じます。


またダルビッシュ。この人、こんなにいい人だったの???と驚くほど変貌してました。
彼が高校生のとき、甲子園でのマウンドをリアルタイムで見ていたんですよ。(長生きしてるーわたし)
プロに入ってからも、自分を曲げない良さと協調生のなさが同居している感じで。
気難しい人なんだろうなと思っていました。

ところがです。大谷くんからの「優勝したい」という熱いラインメッセージを受け入れて出場を決めるや、キャンプにまじって1ヶ月、若手に惜しげもなくアドバイス。そして「上からじゃなくて、僕も勉強していますし、おたがいに仲間になることが大事」と語るではありませんか。
なんて、大人に(実際最年長ですけど)なったことか。

すごいですね。人間て、変わっていく。

彼の場合も上からの圧力や支配を嫌っていると思うんです。もう、そんなことはやめようよ、という思いがあると感じます。

そして、若い選手たちはワクワクしてスーパースターと共有する時間を喜び、その中から全身で無言の教えを受け取っていたように思います。


スポーツって、短い間に結果が出ます。若い時代の全てを注ぐほどの努力が求められる。努力したかどうかが、はっきりとわかるし、努力しても届かないことがあるということも突きつけられる。スポーツでの結果さえ良ければ人生に成功するかというと、必ずしもそうではなくて、どんな哲学を持って努力しているのかによって、引退後の(現役期間よりずっと長い)人生が変わってくる。
ダルビッシュのような偉大な選手でさえ、「たかが野球。人生のほうが大事」と言います。
「たかが」という言葉の重さを考えると、じゃあ人生ってどんだけ?でしょう。
わたしたちは、人生を一流選手のように哲学を持って歩んでいるでしょうか。
このような短く凝縮した世界から、ゆっくりとしか生きてられないわたしなどは、いくつになっても学ばせてもらっています。

今回は、ひとことでいえば、これからのリーダーシップ。これからのかっこよさ。
そういうのを見ました。

楽しい時間をありがとうございました。政治も経済も、地方も、たくさんの課題がありますけれども、スカッと楽しいことがあるからまた頑張れるということもあると思います。
昔は祭りがありました。今のように負担を感じながら役を引き受けるものではなくて、みんなが楽しみにしている非日常の発散の時間であり、地域のアイデンティティーにもなっていました。
それが薄らいでいますので、このような国際試合に日本の選手たちが魂を感じさせてくれることは、とってもいいことだと思います。(ちゃんと世の中のことも見ておかないとですけどね)

今日はさとびに直接関係のない、まさに雑談でございました。

春号(vol.53. 2023 spring )の記事は、少しずつ校了に向かっています。これから一番の坂道にさしかかりますが、発行に向けて頑張ります!

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ただいま絶賛制作追い込み中のvol.53に掲載予定の記事をフライングでお伝えします。
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クレメンツさんによる薬草料理の数々 クレメンツさんといっしょに薬草&発行料理ブックを企画中です!

SATOBICO WORKSHOP情報

初めての方むけ
 季節の雑草キッチンセミナー 
開催決定!     5月21日(日)

さとびでおなじみのクレメンツさんを講師に迎え、学校では教わらなかった雑草の知識、自然が作り出す栄養を十分に活かすおいしい頂きかたを実演で学びます。
 
 さとびこワークショップのモットーは「うれしさと学びのある場づくり」。雑草キッチンには、おいしいランチを共にしながら初めましての人とも和やかにうちとけられる空気があります。春から毎回ご好評いただき、いつも満席になっていました。そこで今回は、これから初めて参加されたい方向けのセミナーとして開催します。この機会に、あなたも参加してみませんか。
 
 場所は今年オープンしたクレメンツさんの活動拠点である「精霊の森 養生庵」。最寄駅は近鉄榛原駅となります。電車でお越しの方には、駅までのお迎えも準備します。お友達とお誘い合わせのうえはもちろん、お一人でのご参加でもきっと楽しんでいただけるよう、お迎えいたします。お申し込みをお待ちしてます。




季節の雑草キッチンセミナー初夏

講師 クレメンツかおりさん
(精霊の森主宰・自然療法士)

日時 2023年5月21日(日)
     11:30スタート
場所 精霊の森養生庵
   奈良県宇陀市桧牧543番地
内容 雑草野草講座
   雑草を使った料理実演セミナー
   ランチと交流会 14:30頃終了予定
受講料 4000円(読者の方は3800円)
定員  15名程度



会場となる精霊の森養生庵はこんなところ
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養生庵和室



講師のクレメンツさんについて
クレメンツさんポートレート
 
精霊の森主催 自然療法士。調理師。気功整体師。あらゆる自然の恵みを暮らしに生かす
自然療法を提唱。1984年フランスでリンパドレナージュの資格をを習得し、その後
各国で自然療法を学ぶ。1996年から自然療法の専門家を育成するスクールを開校。
近年は、生まれ育った宇陀を拠点に「精霊の森」を主催し、日本の伝統療法や薬草文化を
継承する活動に重点を置きながら、後進の育成に従事。
医食同源のコンセプトを持つ、人間ドック専門医療施設「グランソール奈良」レストランの監修。


人気のワークショップですので、もしかしたらまた満席になるかもしれません。
このブログをお読みいただいたかた、info★office-l-ink.com(★を@に変えて^^)ご連絡いただけましたらお席をお取置きいたします!

阿南セイコと個人でつながりのある方は個人的なメッセージでも受け付けますよ。

ぜひぜひ、お会いできたら嬉しいです。


なお、クレメンツさんに監修いただいた「薬食同源奈良」特集はvol.46に掲載されています。
バックナンバーを増刷しておりますので、ご希望の方はご連絡くださいませ。

さとび46




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春号(vol.53 2023  spring)の「風は奈良から」のゲストに
森のねんど作家のみちやすさん登場です。
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「風は奈良から」は、七つの風コンセプトを提唱されているプロジェクト粟の三浦雅之さんと、
さとびごころ編集長不肖わたくし阿南セイコが、毎回「奈良の風」と呼べるゲストのみなさんをお迎えしてのトークをお届けする連載です!

 ゲストのみちやすさんは、さとび読者のみなさまでしたら昔からご存じのはずのみちやすさん。
こちらも20115年からずっと、なんらかの形でさとびの登場し続けていただいています。
(今は「森のねんどギャラリー」。春号でも、飾っておきたくなるような作品をご紹介しますね!)

しかしながら、三浦さんとみちやすさんとのコラボは、初めての企画なのです。
おそらく奈良全体で見ても初めてじゃないでしょうか。
ずっとおつなぎしたかったお二人を、このたびめでたく仲人させていただきました。

場所は、この機会にかねてからお見せしたかった場所であります「森のねんど研究所」。
さとび愛読者のみなさまなら思い出していただけることでしょう、つい先月「TEtoTEマルシェ」の会場になった場所でございますね。
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ご多忙の三浦さんにとっては、「いつかは」と思っていただきながらも、
これまでいらしたことがない場所でした。


初めて森のねんどを訪ねた三浦さんは感動の連続。

いつも人様をこちらにご案内するたびに、驚いてもらったり喜んでもらったりするのが
わたしの楽しみとなっております。

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「僕ね、初めて見たのに懐かしいと感じるものは自分にとって大切なことっていうバロメーターがあるんですけど、今日はまさにそれを感じました。
そして、それが何故なのか、やっと少しわかりました」と、三浦さん。お連れしたわたしも満足です!
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この豪華対談を、ぜひともお楽しみに!さとび春号は4月の発行です。

(わたしはまだ原稿の仕上げの苦しみの中にいます!)

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