さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2022年02月

オオイヌノフグリ

春になる直前の寒い時期から、少しずつ咲き始めるオオイヌノフグリ。

極寒の頃は畑に行く元気もなく、もしも行ったとしても特にやることもなく、おまけに年度末が近づくと
ありがたいお仕事のはずがいくつも重なって酸欠状態にもなり。

今日は最高気温14℃の予報だったので、ほんの少しでもいいと思って畑に行きました。
隣には菜の花畑があり、いつも元気にしているか、気にかけています。
SNSなどで知らせてくれる人たちの菜の花便りを見ていると、はるかに生育が遅く、
ほんとうに花が咲いてくれるのだろうかと不安になりました。
(いえ、信じてますけど。)

近所の方から「もう手遅れだ。こんなやりかただからダメだ。もう花が咲いてないとおかしい。根が育っていない」とさんざん言われました。
(その方は、何をどうしてもダメとしかおっしゃらないのです。有機肥料をたっぷり与えるタイプの方法なので、教えてもらっても参考にならない。むしろ、有機肥料を減らす研究をしているのに。いえいえ、忠実に従ったところで、あげ足取りに貶されるのはもう十分経験済み)

叱られたような気持ちになって下をむくと、
以前より、ずっとずっと花数が増えていたオオイヌノフグリ。

去年はイネ科の雑草がたくさん生えていたような場所に
今年は、オオイヌノフグリやホトケノザが増えたような。気のせいかしら。
たまたまかしら。

畑の土が元気になると、このような背の低い草に遷移すると聞いています。
うちの畑がそうなのかどうかも自信がもてない万年ビギナー。
でも、春がきたよ。って、それだけは教えてくれました。

少し元気になって、また仕事に戻りました(仕事もしています)。  



  
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2022.2.20  日曜日、TEtoTE MERCHE  無事に終わりました。
SNSではご報告していますが、
ここでは、ゆっくりと振り返りたいと思いますので
しばらくお時間ください。
(とかなんとか思っているうちに、どんどん日が過ぎるー)

TEtoTEが終わるや、慣れないスピーチもしてきました。
自分にお疲れ様。
さとびの話を聞いていただけるのはありがたいことです。
こういうことにも慣れていこうと思っています。 

ただ今、やや余裕がございません。

おそらく、明日、頑張ります。
みなさま、よい週末を!





 
  
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いよいよ本日です。TEtoTE MARCHE。

昨日の準備風景から。

TEtoTE久住さん
TEtoTEの時は、いつも久住林業の久住さんにウェルカムツリーを持ってきてもらうんです。
けっこうなわがままを言いますが、聞いてくれて嬉しいんですよ。
まだまだ寒いお山の中から、フレッシュな枝ものを選んでもらいました。

TEtoTEみちやすさん
今回は展示のみで、ワークショップ等はないのですが、
相変わらずのワンダフルぶりで、みちやすワールドができています。
限られたスペースでも、いつものとおり
きっちりと世界観をお作りになれるアーティスト魂に触れると
ほんとうに嬉しくなる。

今日は、エルインク&さとびごころ編集部としてはお休みさせていただき
終日、TEtoTEに集中します。ご了承くださいませ。

さて、どなたにお会いできるかしら。
楽しみにして、わたし自身も今日を堪能します。
そうそう、今日は部員Mさん、Kくんもいますよ。 

TEtoTEは5年前から始まって、
今回は休眠期間を経て4回目、だったかな。
ずっと出てくれる方、新しく加わってくださる方
会場の規模やタイミングで少しずつ変わります。

でもいつも、TEtoTEが大事にしていることはいっしょです。

今日出店してくださる皆さまに
感謝しつつ、行ってきます!

後日追記

当日の奈良新聞さんがイベントコーナーに掲載してくださっていました。
ありがとうございます。

TEtoTE奈良新聞


 
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手間暇をかける。
手を貸す。
その手があったか。
手を結ぶ。
行く手を見る。


手は無限の力をもっているけど
手をかけないことが便利になり
手をかけることが疎ましく思われてしまうような
時代にいます。

わたしは母が忙しく
あまり手をかけてはもらえなかったけれど
「お母さんに作ってもらった」と、
友達がマフラーやレッスンバッグや
誕生日ケーキの話をしているのが羨ましかったな。

痛いところに手を当てます。
泣いている人の背中をさすります。
手があれば、ないものを作れる。
手で作ったものには
見えない力がこもっている。

手の嬉しさ、楽しさを
作り手さんと使い手さんでわかちあうために
行列のできない
小さなマルシェを
コロナのことが毎日ニュースになっているというのに
ひっそりと
開催するんです。

明日の日曜日、
2020年2月20日。
もしも時間があれば
立ち寄ってみてください。
わたしが心からオススメしたい
作り手さんたちが来てくれます。

さとびこ編集室は
入り口のほうで
バックナンバーを並べるくらいで
地味に出ますけど
他のみなさんが会場の空気を
あたたかく
かわいく
作ってくれるでしょう。


今日はこれから
準備の一日。
裏方は、出店者でもある
nomichi  さんや アンジュールさん。
TEtoTEバージョンのロコ・ソラーレみたいな
仲間です。
 
去年の夏に
開催を決めて
打ち合わせを重ねた日々も楽しかった。

モノが飛ぶようには売れないでしょう。
でもお話しの花は咲かせたい。
もうすぐ春。
もうすぐTEtoTE。

会場でお待ちしています。

TEtoTEオモテ
TEtoTEウラ


 






 
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今日の奈良は最高気温8度だそうで、
昨日よりは暖かくなっていますね。
IMG_6100

畑で野生化した白菜をとってきて水栽培しながら少しずつ食べています(^^)

あなんの雑談です。

『書くのがしんどい』の著者で編集者の竹村俊助さんが
こんな言葉をつぶやいていらっしゃいました。

編集者はクリエーターではない

共感します。


書き手さんすら自覚されていない部分が、他者だからこそ見つけられるということがあると
さとびを作っていて感じるのです。

書き手さんの部分には、地域であるとか、取材した人であるとか、
多様な言葉を入れ替えることができそうです。





編集はクリエイターでない。
 

わたしは裏方が大好きで、かっこいいとも思うので、この一言も共感しました。


けれど、企画して生み出す行為は、ある意味創造的です。
これが面白いところでもあるんですよね。
  


押し付けたいことは何もないけど、さとびの編集理念だけは、ガイドラインとして保持しています。
テニスコートにラインがなかったらテニスできないのと同じように
ラインがあるからプレイできるし、楽しくなる。
ラインをお作りするのも編集部の役割かと思っています。


春号の準備が少し遅れ気味なのですが、
頑張ります!(自分に言っている) 

TEtoTEももうすぐです!

  
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