さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2021年10月

10月も今日で最後です。
大切な選挙の日。みなさんは投票はお済ませでしょうか。



47号発行からしばらく経ちました。
中には、宛先不明で戻ってきた方もありました。
再確認して再送しますね。

宛先が変更になった方は、編集部にも変更のお知らせをくださいませ。

今回は、更新を迎える方がたくさんありました。
送付停止をご希望の方も、編集部までお知らせください(お知らせくださった方、ありがとうございます)。
停止される皆様、さとびは書店やお取り扱いスポットでもお求めになれますので、興味のある号がありましたらぜひご購入ください。

更新を過ぎた方にも、お振込のお忘れの場合を考えて
一定期間は冊子のお届けと更新のご案内を継続しますが、お振込のない場合はいったん停止させていただいています。
いつでも「お帰りなさい」ができますので、お忘れの方もまずはご連絡くださいませ。


写真は、昨夜ライブを聴きに行ったRIKAENさんでのバーベキューの炎。
夜になって寒くなると、この火に吸い寄せられました。

RIKAENさん内にある「喫茶あだむる」さんもさとびを購読していただいています。いつもありがとうございます。

さとびごころが読める場所になっていますので、お立ち寄りの際はお手にとってみてください。


1031バーベキューの火

余談

さとび仲間?の杉浦さん(杉浦農園GambaFarm)にお誘いいただき、RIKAENさんでのライブに行ってみますと、部員さんがむかーしむかしにお仕事をご一緒したというTAKOさんがメインゲストの一人として演奏されていました。もう一人の方も、やわらかくよく響くお声で癒されました。梨農園内の野外ステージ。よくイベントを開催れています。来年、桜の花が終わった頃が梨の花の見頃とか。梨の収穫でなく梨の花を楽しむ農園です。でも一言で片付けられない面白い場所。機会がありましたら、ぜひどうぞ。





 
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2021-1029の畑
すっかり寒くなってきましたね。
編集部は畑活動(畑活)をしており、毎朝のように畑に通いますので、朝の気温で季節の変化がよくわかります。エアコン引きこもり暮らしをしていた頃は、なんと鈍感でいたことでしょうか。

そんな秋の早朝にこれを書いています。

今日、思ったことですが、さとびはせっかくの小規模な雑誌なのだから
しかも、自然と人のつながりを地域(地球ではなく)に根ざして考えるという
あまり誰も作らない(作っても商業にはなりえそうにない?)雑誌だからこそ、
この雑誌を選んでくださった一人一人の方に
可能であれば全員お目にかかりたいなあと思いました。

実際のところ、コンプリートできるかどうかよりも
そのような気持ちで、一人でも多くの方とお話しする機会を持ちたいと思います。
チャレンジ。

サポーターになってくださっている方はすでに面識のある方が多いですが、
取り組みを取材させていただくなど、さらにご縁を深めていけたらと思います。
そういう活動の果てに、自然にも人にもやさしいと地域を「作っていく」というのはおこがましいですけども、なにかほんの少しでも、みなさんとともに近づいていけたら
幸せです。

では、今日も畑活へ行ってきます。
 
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きき酒トレー_2797-2


好評をいただいたさとびごころvol.32特集「地酒で味わう奈良」で使用したきき酒トレーが、double mound would work・ 阿部崇さんとのコラボによりオリジナルグッズになりました。


 

国産の杉とウールナットとの高級感あるツートンカラーは、奈良の地酒を味わう気分を豊かにしてくれます。ひとつひとつ丁寧に仕上げていただき、すべすべの手触り。

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奈良の地酒ならではの旨味、さわやかさ、ほのかな甘み、かおり…多種多様な味わいを少しずつ、ちょっぴりお店気分で飲み比べてみませんか。SATOBICOきき酒トレーで、ご自宅でのきき酒をお楽しみください。


今までさとびに登場した酒蔵さんのお酒や、酒店さんのお取り扱いになるお酒を実際にきき酒していただければ、さとびを読む楽しみも10倍になるかも!です。

きき酒トレーIMG_5058
 

日本酒だけでなく「きき茶」をしてみたり、小さな器とあわせて三種盛りにしたり、薬味を並べたり、アクセサリーを置く定位置にしたりとアイデア次第で自由な使い方もできます。

 

サイズ 縦9cm・横29cm・高さ2cm 

重さ 260g

 

2750円(税込・本体2500円)



実物を見て確かめたい方は、HPのお問い合わせフォームから編集部(あなん)までご連絡ください。奈良市近郊の方であれば、お持ちしますよ。




さとびこ編集室では、さとびごころ編集活動の中でのご縁で結ばれた方たちとコラボして生まれたオリジナルグッズを販売しています。雑誌の発行だけでは運営が厳しいという正直な事情や(^^:)、さとびらしいご縁を生かして面白いことをしてみたい、自然にも人にもやさしい暮らしをつむぐためのグッズを作ってみたいといった思いから始めました。これからも、少しつず増やしていく予定です。
お気に召したグッズがありましたら、どうぞ宜しくお願いします。 






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オンラインでもお求めいただけます。
こちらからどうぞ

在庫切れのバックナンバーも、PDF版(¥300)でご購入いただけます。

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vol.48薪

こんにちは。本日は、あなんの雑談です。次号の準備の話やらよもやま話やらを書きます。
興味のある方はどうぞ休憩していってください。

あなんの雑談カテゴリーは、編集部としてのオフィシャルな投稿というより、個人的なスタンスで好きに書いていますので、おゆるしくださいね。

みなさんは焚き火をされることがありますか。身近にいる30代くらいの人に聞いたところによると、「ゆるきゃん」という漫画が流行したことで、触発されて若い人の間でキャンプ願望が増大したそうです。ユーチューブでも、ひとりでキャップする人のチャンネルがヒットしたりましたね。
そこに欠かせないのは焚き火でしょう。

そんな気配を背景に、ここで焚き火を取り上げてみることで、火のある暮らしといかに遠ざかったかを振り返り、今再び、魅力的なこととしてとらえて、どうしたら日常の中で焚き火を楽しめるのかなあということや、一歩間違えれば危険でもあり大迷惑にもなりうる焚き火との向き合い方などにも触れてみたいと考えています。

 


ガスが普及するまでは、ごはんを炊くのも薪でした。わたしの時代には、すでにガスがあり、かまどは煮物やおこわを炊くときなどに使われていた記憶があります。昭和30年代ごろは、お風呂は薪で沸かしていました。わたしの幼い頃のかすかな思い出の中にも、おばあちゃんが夕方になるとお風呂を沸かしていたシーンが残っています。
「ペチカみたい!」とわくわくして、燃える炎をただ見つめているのが楽しかったものです。
(おばあちゃんは大変だったのかしら。でもそれが当たり前だったから、平気そうにやっていました。)

農家でなかったためか、囲炉裏は使ったことがありません。でも、大きな火鉢があって、炭団を使ってやかんで湯をわかし、お茶の時間になるとみなが火鉢を囲みました。こたつも掘りごたつ。今考えると、火傷も火事もなく、普通に火のある暮らしをしていたものです。


お風呂がガスに変わっても、その後しばらくの間は、落ち葉を集めて焚き火して、サツマイモを焼いて食べるという楽しみが街角にもありましたし、河原では土手を焼いたりしていました。農村では籾殻を焼く煙が立ち上り、まとまったゴミのでる学校や施設などでは、燃えるごみを焼却をしておりました。焚き火とはいえませんが、暮らしの中に火はありました。

時代が新しくなればなるほど「ダイオキシンが出るから」「消防法に触れるから」と、火を使わないことはいいことになりました。今やオール電化も当たり前に(わたしは嫌ですけど)。



ここまでくると、火はかえって新鮮で魅力的なものになってきます。薪ストーブに憧れる人が多いのも、もっともです。
今許されているとしたら、キャンプ場での焚き火でしょうか。薪はどうしましょうか。炭もありですね。
着火はできますか。焚き火台を使うほうがいいみたいですね。そして、焼き芋だけじゃなくて何かおいしいものを作って仲間といっしょに食べたら楽しそうですよね。

 



縄文時代はまさに焚き火生活でしたよね。竪穴式住居で暮らしていたと言われていますが、家の中心には火がありました。ここで料理をしたり、暖をとったりした、、、と、ほとんどの資料には書いてあるのですが、それだけではないようです。料理なら家のすぐ外で焚き火をして作ればいいのです。煙が出ても安心ですし。わざわざ家の中で料理をしたのだろうか…という説を読んだことがあります。むしろ、火は家族にとって精神的な中心でもあったのではないでしょうか。

火は不思議です。なんとなく人が集まってくる。火を囲めば、問わず語りの話が始まりやすくなる。
心も通じやすくなる。




そんな焚き火の楽しさとともに、火のある暮らしと、自然にも人にもやさしい地域との重なりを考えてみたいです。次号の発行は、来年1月の10日。いい記事が作れるかなあ。どきどき。頑張ります。
発刊できたら、どうぞ読んでみてください。


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これまで連投してきたvol.47の紹介記事です。

読者の方も、全ページを読まれる方は少ないのではないでしょうか。
読み飛ばしってしまった記事の中にも面白いものが含まれているかもしれません。
興味をもたれたら
vol.47のページをめくってみてくださいね。 
これまでのvol.47 紹介(ページ順)

 

 

 


 

 

 

 

 



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