さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2021年09月

家庭菜園してますか。


菌ちゃん先生こと、吉田俊道さん(菌ちゃんふぁーむ代表)が奈良に来られたので、行ってきました。
SNSで情報を知り、これは行くしかない!と。
このブログを読んでくださる方はご存知と思いますが、わたくし今年の夏、菌ちゃん先生を訪ねて長崎県まで行ってまいりました。この記事の最後のほうに載っていますが、リンクをクリックされない方のために証拠写真です(^^)。

ただし、「菌ちゃんファームをお訪ねした阿南です」とご挨拶しても、全くご記憶にないようでしたけど!(笑)

菌ちゃん先生と

菌ちゃん先生をご存知ない方は、こちらのヤフーの記事をどうぞ。

コロナ禍以降、家庭菜園を始められた方は多いかもしれません。その後、続いていますか(笑)?
ついつい、続かなくなってしまった方もあるかもしれませんね。でも、全然気にしないでください。もしもまたやりたくなったら、やればいいし、また続かなくなったら無理しない、それを繰り返しているとあるとき、突然楽しくなってしまい、自ずと続いてしまうかもしれませんよ。

途中で気持ちが切れてしまう原因のひとつに、「うまくいかない、よくわからない」というつまづきがあるのではないでしょうか。わたしは菌ちゃん先生の情報に触れて、初めてそのつまづきを乗り越えてしまったのかもしれない、と思うのです。(わたしの畑活はこのブログでも時々触れています通りです。さとびに登場されるみなさんの中には大先輩がいらっしゃいますので、とうとう今更ですが!)

春先には、通常の有機栽培でスタートしましたが、初夏になるまでには雑草を積極的に使うようになり、その結果、野菜が自ら育ってくれて(体験談は別記事で 笑)つまり、難しくなく畑活できるようになった気がします。よく無料で手に入る情報の中には、肥料や石灰などの話が出てきますが、肥料は使い過ぎたら逆効果、しかし素人には加減がわかりにくく、水やりも、過不足なく与えるのは難しい。
むしろ、雑草を取り入れ、考えなければならない要素をできるだけ減らし、自然の力に依存する部分を増やすことが、結局は素人に向いているように思いました。そのための知識を得ることができたのは、はやり、(いろいろありますが)菌ちゃん先生の存在が大きいのでした。


菌ちゃんを殺すだけでいいのだろうか


講演の中で、菌ちゃんを殺す(過度な消毒など)ことが本当にいいことなのか、というお話がありました。

これは本誌で「日々是好菌」 を連載してくれているみなみちゃんも書いてくれています。

菌をはじめ、自然界からもともと与えてもらっているすばらしいものをないがしろにする一方で、あれが必要、これが必要と、お金をかけて追いかけている状態になっているのではと思うのです。
これが必要だと教えられたものにお金をかける。それがなくてはダメだという不安がつのる。そのループから抜け出すための第一歩として、菌のこと、野菜のことから知ってみるのはどうでしょうか。

また、変動の激しい時代なので、食べ物を確保する安心づくりのためにも、家庭菜園はこれからも大切なキーワードになると思います。

来年、こうしたテーマに関わる企画を温めているところであります編集部にとって、吉田先生のお話を 
奈良で直接話を聞ける機会に恵まれたことはラッキーでした。主催された芝EMクラブ様、ありがとうございました。お疲れ様でした。

先日の投稿で、新たにさとびのお取り扱い処となってくださったOwlさんにも、こちらのイベントで出会いました。
ご縁に感謝です。

自然にも人にもやさしくなる方向へ変化していきたい。
さとびごころづくりを通して、多くのみなさんと共有できたらと思っています。

菌ちゃん先生から学んだことは、ノートにメモしていますので、興味のある方にはお話します。お声かけください。
このブログにも、記録しておこうかと思いますが、あまり畑の話ばかりになるのも、どうかと思いますので、そこそこにしておくつもりです(^^:) 



  










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新しい販売スポット 心と体の調和サロンOwl様


こんにちは。さとびのお取り扱い処がまたひとつ増えたお知らせです。なんと、大阪府高槻市です。

奈良のローカルマガジンさとびごころのお取り扱いどころは、ほとんどが奈良県内ばかり。
そんな中、奈良で行われたあるイベント(後ほど投稿します!)で出会った方に自己紹介としてvol.46をお見せしたところ、さっと目を通していただき、「うちで扱いますよ」とおっしゃっていただきましたのが、女性のための自然治癒力を高めるサロン「心と体の調和サロンOwl」様です。
OWL様




奈良の話ばかり載っているのですが、いいのでしょうか?
大阪でも奈良の取り組みや、雑誌に登場される素敵なみなさまのことが伝わるとすれば喜びます。
何より、さとびが大切にしていることが伝わったような気がして、それが一番嬉しかった。

vol.47からのお取り扱いとなります。もしもOwlさんとご縁のある方がいらっしゃいましたら、ぜひさとびを手にとってみてくださいね。 

Owlのセラピスト 千洸さん 


 千洸さん
セラピストの千洸さんは、都会で生まれ、自然とはかけ離れた暮らしの中で育ったそうです。けれども、20代の頃「子宮内膜症」から「子宮頸癌」を発症してしまいました。
病気と向き合う中で、食べ物のこと、自然のことを学び、今では妊娠OKというところにまで健康を取りもどしたという経緯があります。「女性のための自然治癒力を高めたい」とおっしゃるのは、こうしたご自身の命にかかわる経験からきているのですね。

わたくしの周りにも、若い世代の中に(つまりほどんどの方がわたしより若いわけですが)、ストレスや病気を患い、暗い闇から這い出るように食養にたどり着き、ライフスタイルとされている人がいます。

昭和生まれの人間からすると、桁違いに食べものや自然環境をとりまく条件は劣化していることを日々痛感しています(いえ、わたしたちの世代でさえ、「ほんの30年前までは、ものすごくよかった」と言われていました)。でも、だからこそ、こんなふうに自分の力で出会うべくして出会ったものによって健康を取り戻されたお話を聞くと嬉しくてたまりません。

Owlさん、今後とも宜しくお願いします。



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こんにちは。
今日は、新しいお取り扱いどころのお知らせです。
vol.46の特集「薬食同源奈良」で協力と監修をお願いしましたクレメンツさんが主宰されます
精霊の森」様で、vol.47よりお取り扱いいただきます。

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店舗として、というよりもクレメンツさんご自身からお求めいただくことになります。


HPにあるような各種講座の際や、直接のお知り合いの方は、ぜひお求めください。


クレメンツさんは、宇陀市にあります予防医療(人間ドック・健診システム・免疫細胞治療)の施設「グランソール奈良」で、人間ドックを終了された方向けの専用レストランで料理の監修もされていますので、同院でもお手にしていただけるとのことです(この件についてのお問い合わせは、精霊の森様までお願いします)。
こちらのレストラン、別の方面から耳に入ってくる情報によりますと、
受診された方に、大変評判がいいんですって。
やはり、ですね。なぜが編集部も嬉しくなります。

46号をきっかけにお求めいただく方や、定期購読を申し込まれた方、
また、「講演をお願いしたいので、クレメンツさんを紹介してほしい」という方など、
いろいろな反響がありました。

食べものは薬でした。

くすしき食べものとは?どんな食材でしょうか?
くすしくない食べものも、たくさんありますね。
ぜひみなさんも、普段から食べているものを意識してみてください。

精霊の森、クレメンツ様、これからは お取り扱い店としても宜しくお願いいたします。


なお、まだ具体的な日取りは発表できませんが、読者の皆様の中で
クレメンツさんのおはなしを聞いてみたい方を対象にワークショップを企画する構想があります。
時節柄もあり(いや、そうでなくてもさとびの身の丈からして)小規模なものになると思いますが、
決定しましたら告知しますので、興味のある方はこのブログやFB、インスタグラムなどで情報を受け取ってくださいませ。

↓ 編集部にご来訪いただいたクレメンツさん。
46号クレメンツさん


 



  




 
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たとえ購読されなくても、読んでいただけることで自然に近づく文化が育ちますように

ただいまウェブでは44号までがご覧いただけます。

45号、46号はもうしばらくお待ちくださいね。

「購読」してくださる方の数は、急に増えることなくほぼ一定なのですが、さとびをご存知いただけている方が増えていると感じるようになりました。

ウェブをチェックしていただいているのかもしれませんし、閲覧スポットでお見かけになったのかもしれません。
このように、「購読」されていなくても、自然と調和する美しい地域を望み、心の豊かさを求める方、さとびに関心をもっていただける方にSNS等で繋がれたら、編集部はとても喜びます。
励みにもなります。

購読される場合、編集部へ直接お申し込みされたくない方(?)は、書店やお取り扱いスポットでお求めになれます。 こうした方たちも、SNSで繋がらせていただけたら嬉しいです。よい記事がありましたら、ぜひご感想をお寄せください。お待ちしています。筆者の方にかならず届けますので。
 

自然にも人にも、、、(自然の豊かさと人の豊かさが共存する社会)という編集部の考え方は、なかなか真意が届きにくいことかもしれませんが、雑誌やブログを通じて、こつこつとお伝えすることではじめて伝わるものもあるかなあと思っています。

インターネットによって何もかもが一元管理の方向へ進みつつある現代社会の中で、ほっとできるのはやはり人と人が出会い、心を通わせられた瞬間ではないでしょうか。
それは、紙なり通信手段なりの「媒体」を通して間接的にも生まれますが、いっしょにご飯を食べたり、一杯やったりする時の意義も忘れたくありません。いまコロナのことがあり、あたかも人と会うことが危険なことのようにされる風潮もあるにはありますけれど、さとびを通じて直接繋がっているみなさんとはそんな閉塞感はあまり感じられません(もちろん、感染予防対策は前提です)。それが嬉しいなと思います。

 

購読してくださる方々のおかげで成り立っていますこと、いつも感謝しています

ウェブで公開したり、さとびごころが読める場所で閲覧していただくことで、無料で読んでいただけうrのは、購読してくださる方やサポーターのみなさまのおかげです。

さとび的な価値観や考え方を共有できる方が増え、実践する人、取り組む人たちへの共感が生まれ、応援も生まれ、100年住みたいような、暮らしやすい地域になっていけるなら、それがさとびを購読していただく価値となります。

助成金等や大きなスポンサーに依存せず、読者のみなさんとともに育っていくマガジンになれたら一番まっとうではないかと考えています。これからも、どうぞ宜しくお願いします。


読者のみなさんの声は編集部の力になります

編集部は、雑誌を発行する経費をみなさんからの購読料で賄っていますが、編集部の人件費までは到底とどきません(おはずかしながら)。それは刷り込み済みのうえで発行しています。
なんだか清々しい気持ちで作れますから不思議です。

それができるのは、時折読者のみなさんの声が届くからなんだなあと思います。

こんな投稿がありました。最近お申込みいただいた方の発信をたまたま見かけてしまいました。どこかでこんなふうに発信してくださる方があるのかと思いますと、報酬をいただく仕事(それも嬉しいです!そのおかげでさとび活動ができています)とは異質の喜びがあります。
 

JUNKOさんより


また、こんなメッセージも(一部編集しています)。

友達のMさんがたまたまアンジュールさん(=さとびごころのお取り扱いスポットのカフェです)に行ったそうで、そこで心奪われた雑誌があって購入しましたーって報告があって。それが、さとびごころでした😊
2冊購入されたみたいです。さとびごころ、かじりついて読みふけったみたいです 

こんなメッセージもいただきました(一部編集しています)。

(ウェブで)ずっと「さとびごころ」の記事を読んでいました。

ネットで内容をチェックすることはできるが、やはり紙ベースの冊子が欲しいな~と思い至り、定期購読を申し込むことにしました。
PDFバージョン(※)も購入したいので、後ほど振り込ませていただきます。

「さとびごころ」が届くのを楽しみにしています。


(※)在庫切れのバックナンバーについては、ご希望の方にはPDFバーションを提供しています。


みなさま、ありがとうござました。感謝をこめて投稿させていただきました。

どこかで読んだ言葉に、「ほんとうにやりたいことが何か知りたかったら、それが収入にならなくてもやるのかを考えるとよい」というのがありました。
さて、今日も秋号の準備を進めていきます。
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さとび、秋号の準備中です。

朝が肌寒く感じるようになりました。シャツ一枚では足りず、薄いジャケットが必要です。
暑かったり、冷えたり。季節の変わり目は風邪もひきやすくなります。
いまどき、風邪もおちおちひいていられないようなご時世ですが、
わたしが頼りにしている整体の先生は、風邪をひくのはいいこと、と教えてくれます。
ふだんから軽く風邪をひいておくことで免疫ができるからと。

薬、薬となんでも薬に依存しないで、食養生を基本にしたい方へ。
さとびの連載、「季節によりそう暮らしと食養生」をどうぞ楽しみにしておいてください。


東吉野村に暮らす三瓶歌奈子さん(食養アドバイザー・菜食ごはん休日ダイヤ主宰)から届く
食のみならず暮らしそのものへのアドバイスにあふれているエッセイです。
写真もご自身で撮影していただいています。センスの良さが伝わってきますね。
暮らしと食養生、真似してみたり、真似できる範囲で取り入れてみりしてください。

今回の食養レシピは、上記の写真=「蓮根とひよこ豆のハンバーグ きのこソース」。

すでに!名前だけですでに!美味しそうです。

蓮根は細かく刻んで火にかけると、とろりとした食感になります。それをうまく利用した菜食ハンバーグになっていますね。

47号に詳しいレシピが掲載されますので、
三瓶さんのライフスタイルが香る便りとともに、お楽しみください。

 
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