さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン「さとびごころ」を編集している「さとびこ編集室」からみなさんへ。 編集発行に関するお知らせや情報、編集部の思いなどをお伝えしています。

2020年03月

さとびごころは2018年から、見た目ではほとんどわかりませんが発行元が変わり、新しい歩みを始めました。
全ページを企画立案、編集、デザインして印刷して配布。
音楽ではインディーズという言葉がありますが
マガジンのインディーズ活動をしています。
自分で新しい読者を見つけていく歩み。一人でできるはずもなく、
ただ会う人ごとに、「経済も暮らしも、全ては自然の上に成り立っている。でも自然が本当に大切にされているかどうか、多くの人はあまり本気で気にしていない。自然にも人にもやさしい社会になれば、いろんな課題も(すぐに解決できないまでも)いい方向に向かっていける」というふうな話をしてくことしかできませんでしたが、少しずつ、応援してくださる方ができていきました。
小さな規模で行う限り、大きな赤字を抱えることもなく
発行し続けることができています。
読者の皆さま、本当にありがとうございます。

本誌は、いくつかの販売スポットと、発行元からの直接販売しかしていません。
(できていません、というべきか)
そこで毎号お読みになりたい方、応援してくださる方が
定期購読のお申し込みや、少し多めの料金でサポーターになってくださいます。

今朝、サポーター更新料を直接届けに来てくださった方がありました。
「アナログ人間だから」と笑顔で。
最後に「頑張って」と一言。
嬉しく、ありがたく、ジンと来ました。
ご多忙な方のはずなのですが。。。

また最近、バックナンバーのご注文や、定期購読のお申込みもいただきました。
(頻繁にあることではないので、とても嬉しいです) 
ある方は、「どこかのカフェで見かけて、興味を持ちました」とのことです。
本誌と出会っていただく機会を増やしたいと、ご縁のあるショップ等に閲覧スポット「さとびごころが読める場所」になっていただいています。その中のどこかでお見かけになったということですね。どこのスポットかはわかりませんが、ありがとうございます。

(読める場所になっていただける方がありましたら、お声掛けください)

編集企画は、読者の皆さんへの問いかけや情報提供や共感の楽しみを考えながら行っています。
雑誌を通して、直接、間接に皆さまとつながりが生まれることは
発行人の喜びです。

3年目も頑張って、また次の年を迎えるのを励みにして進みます。

今の時代、雑誌は利益を狙っていたら続けられるものではありません。
(ですが、うちの場合は営業力がないということの言い訳ですね!)
多くの雑誌が廃刊、休刊して行きます。
本誌は、インディーズだから続けていけるのかもしれません。 

 

まだお伝えしたいことがあります。
年4回のペースで、それらを一つ一つ企画にしてまいります。

応援していただけたら、そして一緒に「自然にも人にもやさしいとは何か」を
考えていっていただけたらと願っています。

編集人兼発行人 あなん 

 

 
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あなんです。
メッセージを送ったけれど
返信がないなあ。
嫌われちゃったかなあ、、、と心配していた方から

「退職して引っ越します」

との便りが届きました。
私からのメッセージは、さとびごころの記事の相談で、
まさかの退職や引っ越しを想定してないものだったので
退職するかどうかを悩んでいた彼女は、どう返信したものかと
躊躇しているうちに日が過ぎてしまったのでした。

そうとわかれば「お会いしましょう」となりました。
遠く離れても、ご縁が途絶えることはなさそうです。
そんな知らせが、他にもちらほら届きます。
旅の目的地が増えて、これからが楽しみになりました。

少し切ないような知らせも。

打ち合わせやイベントでよくお世話になったぷろぼの食堂さんの夜営業が
4月30日をもって、なくなることになりました。
これをもって、今までの夜営業スタッフの皆さんともお別れになります。
私自身は個人的な繋がりがあるので、それは消えないけれど
閉店からしばらくは、食堂夜営業ロス状態になりそうです。
オープンからの3年間、建物としても、笑顔のサービスも、家庭的な料理も
もちろん、ずらりと揃った奈良の地酒の味わいも含めて
とても居心地のいい場所でした。 忘れられないなあ。

散りぬべき時知りてこそ 人の世の 花も花なれ 人も人なれ

わたしは、終わりがあることを必ずしも否定的には捉えていません。
終わりは、次の始まりでもありますし。
切なさも、次へのエネルギーに変えることもできますし。

たとえ 心で泣いている人にも、春の陽射しはやわらかく注ぎます。
新しく小さな葉っぱが芽吹いています。
春はやさしいですね。
 

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あなんです。
打ち合わせで、春号でお世話になる「奈良をつなぐ家づくりの会」の岩城由里子さんを訪ねました。
岩城さんのご紹介は、こちら。

岩城さんは、編集部が協力している学習会、『あすならもり』にも度々出席されていますし
さとびごころが読める場所になっていただいてる場所のリフォームを手がけておられることを知って、
ご縁を感じていました。 
ゆっくりお話しするのは初めてでしたが、旧知の友のように話がエンドレスに盛りあがってしまいました。
なんだか、そんな気がしていたのですよ。

その時、見せていただいた『建築とまちづくり』(新建築家技術者集団 発行)の中に、
松田真一先生(奈良県の縄文研究者であり、香芝市の二上山博物館の館長や天理参考館特別顧問も兼任されています)の寄稿があることを教えていただきました。

松田先生には、36号の特集『縄文の奈良』で監修をしていただきました。その時は、建築の話までは深く至らなかったのですが、取材によると縄文時代にはすでに高床式の木造建造物があったことは確かです。鉄器のない時代に、どうやって?と思いますが、石の刃を木柄につけて斧として使い、大木を伐採していたようです。(相当、根気がいりそうですよね。)
松田先生はクールな感じの人なのですけど、ちょっと熱く語ってくださったことは、「今日ある道具の多くは縄文人たちが作っていたし、釣り針などは今でも当時のままの形をしている。工芸的な技術力も非常に優れている」ということでした。私たちは、思っている以上に縄文人が作った文化の中を生きているのです。

岩城さんは、松田先生の寄稿に大変感銘して、何人ものお仲間 にシェアされたとか。

うん、やっぱり話がはずむはずですね、わたしたち。
(もっとも わたしは研究者ではないので、あまり話が難しくなると、丸っとまとめて理解しようとします。何が自分の心に残ったのかを大切にしながら。詳細は資料にあるので、必要な時は取り出せばよいのです。)建築でいうと、柱、梁、桁、根太、床材など、今の家と同じような部材が発見されているのには、やはり驚きます。そして、杉やヒノキは弥生時代から多くなり、縄文時代にはクリやコナラなどの広葉樹がメインです。

おそらく奈良時代ごろまでには、伐り尽くされたであろう日本列島の巨木たちの姿を想像すると、なんだか感動します。この先の日本で、もう二度と見られない風景かもしれないけれど。。。

岩城さんには、春号で執筆していただく予定です。

春号では、もう一人、建築家に寄稿をお願いしているのですけど、それはまた別の記事で。。。


 





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 編集長兼発行人のあなんです。

 コロナのことが連日話題になっています。イベントの中止、学校の休校、観光地や飲食店のガラアキなど、苦しさを感じている人も多いことでしょう。

 コロナは、高齢者の方や持病をお持ちの方など弱っている人が重篤化しやすいと言われています。コロナに限らず、なんでもそうですね。では、弱っていないというのは、どういうことを言うのでしょう。
それは、免疫力があることですね。

 免疫力を保持したり高めたりするには、体と心の両方が大切。

 体の免疫力は腸が司っているそうです。腸の中に元気な微生物がたくさん生きていることが大切。その微生物がいい仕事をしてくれます。

腸は、食べ物だけでなく、それと一緒に病原菌やウイルスなどが常に入り込んでくる危険性のある場所。体内で最も密接に“外界”と接する臓器と言えます。だからこそ腸には、病原菌やウイルスなどの外敵を撃退してくれる頼もしい戦士「免疫細胞」が大集結しています。その数、なんと体中の免疫細胞のおよそ7割!それほど大量の免疫細胞が、栄養や水分を吸収する腸の壁のすぐ内側に密集して、外敵の侵入に備えているのです。
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_6.html



と言うことは、微生物を応援するような食べ方をしたらいいのですよね。ジャンクフードをやめて、野菜を中心とした食事にする。できたら無農薬栽培など、野菜の生命力の高いものを選んで食べる。食べ物以外でいうと、体を冷やさないようにする。そのためには、激しい運動でなくてもいいから、勤めて体を動かす。つまりはせっせと働くのがいいのでは。冷え性の人は、レッグウオーマーや靴下の重ねばきなどして、冷えとりをしっかりと。。。
 当然ながら、手洗いとマスクも。

 ちなみに、マスクが品切れで大変なことになっているらしいのですが、もともとウイルスはマスクごときは通過するほど小さいんだそうですね。ただ、コロナは原則として空気感染はしない。だから飛沫感染を防ぐ(自分の予防よりもむしろ、他人にうつさないことも大切です。もしかしたら、発病していないだけで、感染しているかもしれないし)には効果があると思いますので、バンダナでもなんでもいいと思います。 布製のマスクなら洗濯して繰り返し使えて、ゴミも出ないし、一番いいのではないでしょうか。

 感染そのものは、重篤化しない限りは大したことはないのでは?と、書いてしまうのはいけないことでしょうか。それより弱っている人を守ることと、万一感染しても自宅療養する程度で終わるよう、免疫力で重篤化させないことの方が大切だと思うのですが。そこで、やはり食べ物です。

 野菜を始め、食べ物のほとんどは農作物。加工食品の場合は意識から外れてしまいがちですが、「そういえば、原材料は農産物だった!」というものだらけ。もし、人々の食べ物が今ほどに化学的なものでなかったとしたら、もっと免疫力が高いはずではなかったかとも思う。

 そしてもう一つは、心。心配しすぎて神経質になっても逆効果だと思います。自分にできる最善を尽くしたら、明るい心を保つことが免疫力キープ&アップのためには何よりいいことだと思う。仕事で疲れた時など、風邪をひきやすいですよね。心と体は表裏一体。もし何一つ手立てがなくても心だけは自分でコントロールできることなので、いいコンデイションで過ごしたいなと思います。

 ちなみに、今目の前にあるのがコンビニ弁当だったとしても、食べ物に心から感謝して食べる、というのはきっと、全然違うと思います。その方が心の状態が格段にいい。それが体に作用するでしょう。

 コロナ一つとっても、自然に近づくことを意識して、人にも自分にも優しくあることが、自分の幸せのための基本中の基本なのだと思うのです。意識、食べ物、暮らし、やがて社会が、もっと自然に基づいたものになるように、と願いながらいつも企画を考えています。

  
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