さとびこ編集室日記|100年住みたいのは自然にも人にもやさしい地域

自然と人のつながりを地域に根ざして考える奈良発ローカルマガジン「さとびごころ」を編集する「さとびこ編集室」より、日々の活動のことやお知らせ、雑談を綴ります。 雑誌づくりを通して、自然にも人にもやさしいあり方をみなさんとともに考えます。

2019年03月

毎号、一定数の在庫を持つようにしています。
さとびごころは、後からでも読めるようなつくりになっています。
使い捨ての情報は載せないようにしていますので
バックナンバーをお求めいただいても、お楽しみいただけます。

リスタートして初の号となった32号(2018winter)の在庫がなくなりました。
お世話になった方へお届けしているぶんがありますので
全てが売れたわけではございませんが、
それぞれに、捨てられない読まれ方(と、信じてます)で、旅立っていきました。

32表紙

ありがとうございました。

地酒の特集は第二弾を作ってほしいとのお声を、ぽつぽつ頂いております。
そうですね、いつか実現させたいと思います。

ウェブでもご覧いただけます。

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春号の準備が進んでいます。

さとびごころに携わっている人たちは、全員本業があり、ボランティアです。発行人(あなん)だけは、専属で関わっていますが、対価はありません。
これで続いていることは、奇跡的なことではないかとふと思うのです。


プロフェッショナルな方が、ボランタリーに関わってくださっていることや

読者の方やサポーターの方がいらっしゃならければ、瞬間的に休刊です。


この奇跡には、感謝しないといけないと

いつも思いながら編集しています。


しかし、対価が生まれないことは自慢できることではありません。

編集長が、ビジネス的に素人であることが原因だと思います。

申し訳ないです。しかし、イチローが言っていました。


自分が出来ると思ったことが必ず出来るとは限らない



だけど 自分が出来ないと思ってしまったら絶対に出来ない



自分なりに頑張っていたら

何か光が見えるということを知ってほしい

光を見た人の言葉です。これ、小学生向けの発言なのですけど。。。。

小学生でなくても、響きますね。


出来ないと決めつけず、さとびごころも自分なりに前に進みます。

応援してもいいよーと思われる方、定期購読やサポーターに登録なさってくださいませ。
また、さとび的な取り組みや理念を伝えたい方、タイアップさせていただきますのでご相談ください。

あ、話がそれました。。春号です。
あと数ページを残して、校了が見えてきています。

4月になりましたら、お届けしますのでもうしばらくお待ちくださいね。




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1.17と3.11の前後には、切ないニュースが増えます。
今年もこの日を迎えました。

1.17ではボランティアについて、また3.11では
この社会の仕組み全体について根本から考えなおすようになりました。
この日を忘れないだけでなく、社会がもう変わっていくしかないことを思い、
自分もその一素粒子になれるようにと、毎年祈ります。

昨日見た報道では、仮設住宅への支援が打ち切られる町で、復興住宅(高層の集合住宅)へ引っ越し、孤独死する人がいることや、故郷へ戻ったもののまわりに人はなく、呆然と暮らす人たちが描かれていました。
どちらも高齢者です。災害がくるまでは、イキイキと地域で活躍していた人たち。
「みんなで田植えをしたんだよ。土手を作るのも協同で。家族みたいなもんだった」とおじいさんが語りました。その田圃には、もう稲はありませんでした。
行政の支援はなかなか全員にくまなく行き届きません。
そこで地域の主婦のみなさんが見回り活動をされていたのが印象的でした。

「友だち」と思える人が近くにいることの大切さと、
どんな時でも、自分たちの手で何かを作る(する)ことの大切さを感じました。




vol.37の準備が進んでいます。
今回の特集は「しあわせな老い」。80歳、90歳まで生きる人が多くなっていくこれからの時代、
老いにさしかかる人、親の介護が始まった人にとっても「しあわせな老い」を考えることが大切かなと思って企画しました。
4月の発行です。ぜひお読みになってみてください。

また、旧編集部の時代に、「3.11と奈良」というテーマでの特集が組まれました。
2016年の発行なので、今と事情が変わっている部分もありますが、こちらからお読みになれます。
3.11と奈良







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