次のさとびごころは10月発刊予定です。

特集は「人をつなげる本のある場所」ということで、
本を「売る」「読む」場所に限らず、本を介して人がつがなるような
場所を訪ねてみます。

先日は、ならまちにあるちちろさんへ行ってきました。
ちちろ1

座敷にあがると、畳の部屋と本棚に並んだ本の空間がとても落ち着きます。
「ここに二人できて、会話もしないで本も読まずに、ただスマホをさわっている人がいるんだよ」と
店主の宇多さんは不思議そうにおっしゃっていました。

ちちろ2

たしかに、ここでわざわざスマホを?とも思ったのですが
やはりここが居心地がいいから、わざわざここに惹かれてしまうのでは???
という気もします。

もしここに本がなかったら・・・・。

と、想像してみると、本がある場所というのは
「落ち着いていいんですよ。ゆっくり考えていいんですよ」
という空気が漂うものではないかと思えました。

ちちろさんでは2階にもスペースがあり、
近いうちに、古本を展示販売することになっているそうです。
この2階にさとびごころを置いていただいています。
お見かけになったら、お手にとってごらんください。

続いて、訪ねたのは東吉野村鷲家(わしか)にある
人文系私設図書館、ルチャ・リブロさん。

青木さんという若いご夫婦が運営されています。

図書館をつくろう!と考えた二人が選んだ場所(というよりご縁に導かれた場所)が
ここでした。(ちなみに館長は、ネコのカボスちゃんです。)

思想家の内田樹氏寄贈による書棚に並ぶ本たち。
奥様の青海子さんは、図書館司書として大学図書館に勤務されていた方なので
整理の仕方は本格的で、貸し出しの管理もきちんとしています。
内田氏のtwitterで知って県外から訪ねてくる方もあるそうです。
詳しくは、http://lucha-libro.net/


ここへ、編集メンバーの嶋田さんが訪ね、青海子さんからいろいろと、お話をうかがいました。
実は嶋田さんも司書であり、コラム「さとび読書散歩」を担当されている読書好き。
あたらしいご縁が生まれて、わたくし管理人も嬉しかったのでした。
嶋田さんの文章は10月号に載りますので、読んでくださいね。

ルチャリブロさんにも、さとびごころを置いていただいています。
さて、どこにあるでしょうか?

IMG_2210_sIMG_2196


8月も終わりに近づきました。
編集局もあわただしくなります。
編集委員は全員ボランティアですが、義理やしがらみなく、
能動的な意思で関わっております。

今ここで暮らす奈良が面白くて、そっと思いやりのある場所になりますように。
100年後も「ここで暮らしてよかった」と人が思う場所になりますように。