天神祭

連載 GOMIGEN 最前線 #04

 天神祭ごみゼロ大作戦 市民の力で大きな成果

北井弘(ごみ減量ネットワーク主宰)

大阪の天神祭では、2016年の調査で、60トン発生したごみのうち、40%がリサイクル可能であることがわかりました。その翌年は、14箇所のスーテーションにボランティアスタッフが立つと、お客さんが例外なく快く協力してくれたそうです。そして昨年は、資源物の回収が3.7トン、リユース食器の回収は96%に。これらが100%市民の力で始まったとのこと。大阪市民、やりますね。

ごみ減量ネットワークを主宰している北井弘さんは、さとびごころ の創刊時からお世話になっているジャーナリストさんでもあります。2号の特集「ごみゼロへの挑戦」を執筆され、今ではつとに有名になった徳島県上勝町、福岡県の大木町、神奈川県の葉山町などの例をいち早く紹介してくださいました。
ご自身でも、「ごみ減量ネットワーク」を主宰され、全国で講演活動もされています。
特集の最後に、


「この運動を進めていくにあたっては『鳥の目(社会の仕組みを動かそうとする活動)』と『虫の目(一人一人の活動)』の両方を備えた取り組みが不可欠だ」
 


「(日本での脱ごみ焼却の動きが芽生えつつあり)この小さな芽がすくすく育って10年後には大きな花をつけ始めることを、私は固く信じているし、そのために力を尽くしていきたい」
 

と、書き記しておられました。
そして、10年が過ぎました。北井さんの信念は変わっていません。
まだまだかもしれませんが、ごみを減らすことへの意識は確かに高まったと思います。少なとも、ソーシャルな活動が各地で活性化していることは確かです。さとびごころ も、こうした動きへの追い風でありたいと思います。

イベントは、たくさんの人が集まるので、意識づけにも役に立ちそうですね。そもそもごみを出さない、リユースする、リサイクルする、この原則でライフスタイルが変化していくといいですね。 

虫の目活動として、わたくし、遅ればせながら(過去に挫折経験のある)ダンボールコンポストを始めました。今はユーチューブが何でも教えてくれますから、自分にあったやり方を研究することができます。やってみると、これが意外にも楽しくて、毎日コンポストの蓋を開けて混ぜています。これをもちまして、我が家の野菜クズは消えることになりました。楽しいエコロジー、あなたも興味のあるところから始めてみませんか。