1.17と3.11の前後には、切ないニュースが増えます。
今年もこの日を迎えました。

1.17ではボランティアについて、また3.11では
この社会の仕組み全体について根本から考えなおすようになりました。
この日を忘れないだけでなく、社会がもう変わっていくしかないことを思い、
自分もその一素粒子になれるようにと、毎年祈ります。

昨日見た報道では、仮設住宅への支援が打ち切られる町で、復興住宅(高層の集合住宅)へ引っ越し、孤独死する人がいることや、故郷へ戻ったもののまわりに人はなく、呆然と暮らす人たちが描かれていました。
どちらも高齢者です。災害がくるまでは、イキイキと地域で活躍していた人たち。
「みんなで田植えをしたんだよ。土手を作るのも協同で。家族みたいなもんだった」とおじいさんが語りました。その田圃には、もう稲はありませんでした。
行政の支援はなかなか全員にくまなく行き届きません。
そこで地域の主婦のみなさんが見回り活動をされていたのが印象的でした。

「友だち」と思える人が近くにいることの大切さと、
どんな時でも、自分たちの手で何かを作る(する)ことの大切さを感じました。




vol.37の準備が進んでいます。
今回の特集は「しあわせな老い」。80歳、90歳まで生きる人が多くなっていくこれからの時代、
老いにさしかかる人、親の介護が始まった人にとっても「しあわせな老い」を考えることが大切かなと思って企画しました。
4月の発行です。ぜひお読みになってみてください。

また、旧編集部の時代に、「3.11と奈良」というテーマでの特集が組まれました。
2016年の発行なので、今と事情が変わっている部分もありますが、こちらからお読みになれます。
3.11と奈良