日本のゴミの90%以上は産業廃棄物なのだそうです。
これは法律で厳しい規制があり、その闇の部分に不法投棄の問題があります。

わたしたちの暮らしに直接関係してくるのは家庭ごみ。
それと、飲食店、商店、施設などから出てくる事業系ごみ。
これらのごみは、焼却場へ送られますよね。
そこで消えればいいのですが灰は残ります。この灰を処理する最終処分場に限界があるのです。
今のペースだと、あと20年。ごみ減らせば減らすほど、このリミットが伸びます。

ある古紙再生業者の方から聞いたことがあります。
コストをかけてまで、なぜ古紙を再生するのか。
なにもしなければ、将来、ごみを捨てる場所がなくなるからだとのことでした。

ごみは、リサイクルや再利用より、まずは減らすこと。
ここで、しかめっ面になってしまうと面白くないですね。
そのためには、楽しむほうがいいですよね。
本当に気に入ったものを長く使うこともそのひとつ。

もしごみになるとしても、自然にやさしいごみになること。
つまり、身の回りのものを選ぶとき、できるだけ自然素材のものにすること。
今回は、執筆の北井さん自家製のへちまたわし、登場です。

前回から始まった連載です。
第1回は、こちらから読めますよ。