「さとびごころ」が「俚志」として創刊してから
1年後に、3.11がありました。

多くの人が生き方や価値観を
根本から問い直しつつ、今日までを過ごして
きたのではないでしょうか。

編集にたずさわりながら、
同じ奈良で暮らすさまざまな人たちとの
出合いがありました。
地域が好きになり、人を信頼できれば
ほっと安心して暮らせるのではと
素朴に思います。

社会のしくみが変わり
地域のつながりも変わりました。
それでも、あたらしいかたちで
つながっていけばいいのだと思います。

自主避難も含めて
3.11がきっかけとなって
今奈良で暮らす人たちがおられます。
みなさんが「奈良に来てよかった」と
思ってもらえるようになれたらと
願っています。

3.11と奈良 (24号特集)
http://satobigokoro.org/archives/332