「さとびごころ」っていうタイトル、気に入っているんですけど
いつも噛みそうになるんですよね。
それで、いつしか雑誌のことは「さとび」と呼ぶことが増え、
編集部のことを「さとびこ編集室」と名づけました。

さとびこって、ふっと浮かんできた言葉でございまして
戦略的に作ったものではないんです。
名づけてから、はたと考えました。 

さとびこって何だろ。

「こ」って、子どものこ。(人)
「 こ」って、こころのこ。
「CO」って、英語では集まりの接頭語。


いろいろ意味を込めることができそうでした。

ひらがなには一文字、一文字、意味があるといいますね。
「こ」の意味を調べてみると、「万物からめぐまれる兆し」 とか
「成」とか、「見えない世界から見える世界へ移行するスイッチのようなもの」とか
素敵な意味がたくさん見つかりました。

「こ」っていいなあ。
さとびもスイッチになれたら嬉しいなあ。


そんなたくさんの意味を包みこみながら、わたしは人を表してみたい。
「SATOBICO さとびこ」とは、自然にも人にもやさしくなりたい人のこと。

裏をかえせば、そうできない(なっていない)現実や自分を認めて、もっと良くなろうと志す人。
わたしもその一人。わたしもそんな社会を作ってきた一人。
わたしも、もっと自然に近づく文明を望む一人。

自然はいつでもありますけれど、人間との関わりの範囲では、
本来の姿からはずいぶん離れてきています。
本来が何だったのか知らない人が多いから、気づかないということもあります。

人にはやさしさが必ずありますけれど、それが発露するには
自分が満たされ余裕があることが必要です。
自分のことで精一杯、いつも先を見てばかり、いつも過去を見てばかり、いつも不安でいっぱい。
そういう中では、なかなか難しいです。
わたしこそ、そんな人でした。
でも、そこからのスタートでもいいと思うんです。 

すでにどれだけ恵まれてきたか。
すでにどれだけ失ってきたか。
両方を思い、自然に近づき(技術やノウハウ、生活スタイル、価値観)、
しあわせを手作りしたい。

今日もいい天気。窓の外からキラキラと光が注いでいます。
とても幸せです。ありがたい。
こんな気持ちを大切にして、活動していきたいと思っています。
さとびこ編集室は、一人の「さとびこ」が運営しておりまして
さとび的な(自然に近づく文化)の創造に貢献したくて
編集活動をしているささやかな機関です。
学びながら。気づきながら。
 

あなたも、さとびこさんですか。
だったら嬉しいです。いつかお会いできたら、お話しませんか。

ローズマリー
畑で育ってきたローズマリーで、ローズマリーウオーターを作りました。

**************************************************************************
ご訪問ありがとうございました。100年住み続けたい奈良のための地域づくりマガジン編集部からのお知らせや関連する雑談を投稿しています。

さとびごころ(編集:さとびこ編集室 発行:オフィスエルインク)
https://satobigokoro.org/

ご購入、お問い合わせはHPのフォームからどうぞ。

さとびをお読みになった方からの、はげましや感想をいただきますと編集部が元気になります。お待ちしています。

オンラインショップはこちら。

あなた(&法人様)の「さとび」を作りませんか。
さとびこ編集室がお手伝いします。ご相談ください。

**************************************************************************