編集部の主催ではありませんが、雑用係として
編集部あなんが実行委員に加わっておりますのがTEtoTE project。
昨年から年一回が定例化しつつあるTEtoTE MARCHEを開催しています。
今年は2月12日(日曜日)森のねんど研究所にて11時から。

TEtoTEおもて

下記SNSで出店者さんの情報が公開されています。

インスタグラム

さとびこ編集室も紹介していただきました(Hちゃんありがとう)。


FBページ


初めての開催は2017年。3回やって終わりそうになっていたものが、昨年復活して4回、今回で5回目。
昨年からは、出店者さんのほとんどがさとびつながりのみなさん。
主としてあなんがブッキングさせていただいています。
つまり、リアルさとび祭りのようなイベントになっています!!
さとび系の方がどんなみなさんなのか、会ってただけるのが嬉しいです。
(お人柄も、作品も、素敵な方たちですよー)

TEtoTE一覧
 

今、いろんな素敵なマルシェがたくさんありますよね。
(エルインク発行になる以前)、さとびごころの編集委員としてマルシェに注目して記事を企画したことがありました。
なぜ、一般の店舗でなくて、マルシェなのか?
そのとき感じたのは、「ものを買う体験」を買うのがマルシェなのかなと。

そんな思いが残っている中、ある作家さんの〝使い手を思う作り手の思い〟を知り、
そういえば、使い手も作り手の思いを知って買うことが喜びなんじゃないかと思い、
「会ってみたいな作り手さんに
話してみたいな使い手さんと」
という言葉が浮かびました。

世の中にあるマルシェは、出店料を設定するか、売上の何%を集めることによって
運営されています。収益目的でなくても、警備の必要などが生じると
経費もかかります。
出店者側からみると、出店料を負担しても、大規模なマルシェに出ることの売上や告知力を考えて出店されるのも、うなずけます。わたしたちだったら、どうしよう?

また、人気のマルシェでは、ブースの数も入場者も多く、
店によっては行列ができて、待ち時間が発生します。
わたしたちだったら、どうしたい?

逆に、せっかくマルシェをしているのに、がらん、、、としているのは
どうしても寂しい。 

もうひとつ、当日の天気がギャンブルです。
できるだけ、確実に開催したい。


それらを見ていて、わたしたち実行委員会は、
対話が生まれやすいように小規模でいいんじゃないかと思いました。
天候に関わらず確実に開催するためには屋内がいい決めました。
 
それが「行列のできないおっとりしたマルシェ」づくりになるのではと。
実際のところ、大規模に行う力もありませんでした。



「気持ち」ひとつで出店してもらえる方を探しました。
有名かどうかよりも、企画の意図を理解してくださる方、やさしい方。 


「小さなマルシェなので大きな売上げは見込めないと思いますので、出店料は無料です。
でも、来てくださった方とおしゃべりしながら、
どんな思いでお作りなのか、仲良くなってほしいんです。
今だったら、あとからネットを介して買うなど、別の機会に買ってもらうことが
できると思います。」

 

こんなへんな声かけでも、OKしてくれる出店者さんがいました。
わたしたちも、「ときめくんだからやってみようよ」という思いで
昨年復活してみると、、、。

2022tetote


いい感じで賑わい、いい感じで会話がはずみ、
そして嬉しいことに、いろんな方から「ここの場の空気感がすごくいい。ほっとする。楽しい」
というふうにおっしゃっていただけたのですよね。
(会場となったアンジュールさんの場力と、出店者さんたちから生まれる雰囲気感のたまもの)



わたしは、年に一度くらい、こんな日があってもいいいと思いました。
そしてこれからは毎年開催したいと強く思ったのです。

そんなわけで、昨年から準備してきた2023が開催となります。実行委員長は、出店者さんの一人でもあるnomichiさん。彼女の存在なしでは、開催できません。

行き届かないところがあったらごめんなさい。
ただ、「その場の空気感が、なんだかとってもしあわせ」というこの1点だけは
守り抜きたい所存です。

実行委員会の告知力は小さいですが、各出店者さんが、情報をシェアしてくださいました。
素敵な出店者さんたちからつながったご縁が生まれそうで楽しみです。


お金と何かをあらかじめ引き換えにしない、ということにも興味があります。
できることを自分でやれば、経費を抑えられます。
さとびこ編集室のあなんが実行委員ですから、印刷物の作成などは自前でやっています。
 
今年も変わらず入場無料、出店料無料、そのうえで任意でのカンパを募ることにしてみました。
もともと大きな経費のかからない規模でやっていますが、今年の会場となるみちやすさんの拠点「森のねんど研究所」さまに多大なご協力をいただいています。みなさんからのお気持ちで少しでもお返しができたらと思います。

実行委員会には、タペストリーを作ってみたいという夢がありまして
その資金になったらいいなあ、という甘いことを考えています!!
お気持ち、カンパいただけたら嬉しいですが、あくまでも任意です。
「任意」だからこそ、嬉しいってことです。


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なんでも自動化、合理化されていく時代を受け入れつつも、
「手」の奥深さを手放したくありません。
わたしは、人の手からは、何か目に見えないものが出ていると確信しています。

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